悪魔が哀れむ詩 １５

はたと　思い出した事が有る。実は　ワシ　漫画家に成りたくて上京したんだった。
しかし　東京に出る為に　就職も選んで　割と真剣なはず　だったのに　一ページも
書いた事が無い！初任給で　未成年から　酒を覚えその頃は　溺れるには至らなかった
けど　いつの間にか　すっかり　漫画の事　忘れてしまっていた。もちろん
他人よりか　は　頻繁に購読してたけど　以前も書いたけど『少年ジャンプ』が創刊された頃
から　まず　少年誌から離れ　『ビッグコミック』の　本編、オリジナル『漫画アクション』
『漫画ゴラク』と　青年誌に流れて　行ったっけ。もちろん『ジャンプ』でも（鳥山あきら）とか
（寺沢武一）とかの画力（千葉あきお）の　ほのぼの感は　認めてたけど　『作品』は誰の
物なのか？なんだか編集者の　存在が　おかしく思える傾向が顕著に成って来て
『ジャンプ』読まなくなった。初期の　『ルパン三世』大友克弘の『気分はもう戦争』
立原あゆみ　の『本気』を　孤児院とか　女がらみのページを削除して読むと割と
面白い。当時は　漫画喫茶とか　無かったから　結構　購入費使ってたっけ。
でも　一度も　画材屋に　行くことも無く　一度もペンを握る事も　無かった。

女流漫画家でも　『水野英子』や『西谷祥子』は　好きだったけど『松本零士　嫁の牧美也子』は
好かんかったなあ。
やがて　毎晩　酒に溺れだし　漫画を　読む事すら　忘れ去り　ひたすら　酔う事にトリップし
高校時代　みたく　ストーリー考えたり　妄想、冥想に浸る事も無く　記憶を失念する程
アルコールの世界に逃避して過ごして来た。
高校の後　（東京デザイナー学院）へ進むという選択肢も　親が提案してくれたけど
親父に　面倒見てもらう事が嫌だったし　授業で面白い漫画は描けんと思ったし
早く　親元　離れたかったので　高校ー就職の道を　選んで　上京　結果こんなん成っちゃった
志は何処に？　最近は　流行の　漫画家の名前も判らんしアニメも嫌いに成っている。
でも　ドラマ化とか映画化されてる　原作　漫画からという　パターン　どれひとつ
原作　読んでみたいって思える作品　皆無！
こんなんじゃあ　邦画に未来は無いね。ドラマでも　脚本家のレベル低過ぎ。
何一つ　書き上げて無い　自分の言える　立場では無い事　承知した上で
作品の批評、批判は　自由だからけなしても良いっしょ。
悲しい事に　同じ土俵には　上がれて無いんだから。
とにかく　いきなり　思い出しちまった我が夢、ルーツ。なんでかな
今更　遅すぎるじゃん。ちと　後悔気味。
別に　雑誌に載らなくても　今なら　同人誌でも　ネット上でも発表の方法は有る
ただ　何等完成させたストーリーも無く　落ちぶれ果ててる画力！手の打ちようも無いぞ
アルコールに侵された　ここ数十年　忘れていた事だったのに　突然　思い出した
この事は　何を暗示するものか？しらふになった脳みそったら　とんでもない事
思い出させおったばい。百円ショップでも行って　スケッチブックでも　購入してこようかしら
指が細かくは動かせんから　ギターは弾けんからMTRでREC作業は出来んけど
鉛筆で　デッサンくらいは出来るかも知れん
何かしら　残さねば　又　アルコールに溺れ死んじゃう　その　前に。


☆AKBの『篠田』が　ツイッター休息宣言　してた。（ッイッター界が　平和に成ったら戻って来ます）
　やと。　どういう意味なのかしら。

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