とね日記

理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。
量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています!

超難問!

2011年07月03日 22時28分50秒 | 日記

近所に嫁いだ妹から相談を受けた。今年中学生になったばかりの娘が、はじめての定期試験で悪い点をとったので、参考書を選んでほしいとのこと。

聞いたところ成績はなんと学年全体で下から10位だったそうだ。。。本人もショックを受けているらしい。

我が家に来た時は普通に受け答えできた娘なので、僕はちょっと驚いた。たとえ家で全く勉強していなくても、ちゃんと授業聞いていればそんな成績とるわけない。

妹:「どうも授業聞いていないみたい。。。だから参考書で勉強させたいんだけど、どれ選んでいいかわからないから。どの教科も全くダメみたい。」

僕:「それって、参考書がどうのこうのっていうレベルの話じゃないよ。買ってもきっと読まないと思う。」

妹も中学、高校時代はいつも平均点くらいで、特に自分で勉強していたわけではないから娘に教えることができない。妹の亭主も無理。夫婦そろって勉強とは縁がないタイプだから。第一、その娘はいま反抗期なのだそうで。。。

妹:「それじゃ、お兄ちゃんが勉強みてくれないかなぁ。教えるの上手いし。」

僕:「いいんだけど、全教科教えるわけ?週に1回か2回ならできるけど、その回数じゃ全教科は無理だよ。」

自分で勉強する習慣がついていない子に週1か週2で教えたとしても「焼け石に水」だと思った。本人にやる気があれば、なんとかいけるかもしれないが。

妹:「なんとかヤル気を引っ張り出してくれないかなぁ。」

僕:「・・・」

本人が自らすすんで教えてほしいというのならばいくらでも救いようがあるのだが、しぶしぶ教えてもらいにくるのだったら効果は期待できないし。

僕にとって学ぶことへの好奇心を引き出せる可能性があるのは理数系の教科と英語くらいだし。いや、反抗期で思春期の娘はきっと手ごわいに違いない。

僕:「それじゃ、とりあえず僕に教えてもらいたいかどうか聞いといて。」

妹:「わかった。」

このようなやり取りがあったのが3日前。

その後なにも連絡がないが、はっきり言って僕には自信がない。自分が物理や数学の勉強したりブログを書いたりする時間がますます減ってしまうしなぁ。。。かといって放っておくのも可哀想だし、それならと勉強を押し付けるのも逆効果だ。

「勉強だけが人生じゃないんだからさ!」と開き直るには早過ぎな気がする。本人にとっては長い3年間になるだろうけど、僕にすればうかうかしているうちに彼女の中学生活はあっという間に過ぎてしまう。

英会話やフランス語の個人レッスンを僕はしているが、それは生徒から頼まれてのことなので「学ぶ意欲」があるのが前提になっている。だから教えやすいし、生徒に合わせて教え方の工夫ができている。僕にとっても楽しい時間だ。

だからどうやって彼女にヤル気をおこさせるか?問題はそれに尽きる。

もしかすると「リーマン予想」並みに難問なのかもしれない。

困ったなぁ。。。どうしようなぁ。。。


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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (hirota)
2011-07-05 14:15:06
「勉強だけが人生じゃない」は「学校の勉強だけが・・」の意味なら正しいけど、人生で何かやりたい事ができたときは必ず勉強が必要になるから、「勉強なしの人生はない」が正しい。
あとは本人の興味・目標を探り出して必要な勉強に気付くように誘導するくらいかな。
それから、参考書の前にまず教科書を読むべき。
意外と教科書をまともに読むことが無いけど、馬鹿にできないですよ。
受験に特化した参考書でへたに技巧や裏業を知ると後で有害だったりする。
返信する
hirotaさんへ (とね)
2011-07-05 17:30:14
アドバイスありがとうございます。

> 「勉強なしの人生はない」が正しい。

本当はそうありたいのですけどもね。それでも一生勉強とは縁がなく人生を終わりまでいってしまう人も数多くいることも知っています。

参考書よりまず教科書ですよね。僕もそう思います。

本人の興味や関心が、どのあたりにあるのか探る機会を作れるよう働きかけてみます。
返信する

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