
内定取り消しや派遣社員を含めた期間労働者の中途解雇、正社員に対する強制解雇のニュースがかなり増えてきて、(今のところ)他人ごとではあるがとても胸を痛めている。
コンプライアンス(法令遵守)を謳いながら、罰則がないのをいいことにいくつもの大企業が横暴を極めている。内定取り消しや派遣社員の中途解雇などは重大なコンプライアンス違反であることを思い起こすべきだ。契約を更新しないというタイプの派遣切りは法律違反ではないが、最近の状況を見ると目を覆いたくなる。法律改正してなんとか救ってほしいものだ。
特に内定取り消しは悪質だ。夢を抱きながら船出しようとする若者の人生を踏みにじるものであり、就職活動をしているすべての学生に不安を与えるものだ。内定を取り消された学生の中から自殺者が出たとしても不思議はない。法律で裁かれないのなら自らの手で。。。と思う学生が出てきたとしても僕は驚かない。
大人がこんな悪いことをしていて、どうして若者に夢を持てとか頑張れとか言えるだろうか?
食品の表示偽装、安全性の問題のときなど、その会社はバッシングや風評被害を受けて倒産する。
法律違反の不当解雇を行った企業に対して風評被害やバッシングの嵐が吹き荒れるのもそう遠くはないような気がしている。少なくとも僕は最近ニュースにあがった内定取り消しや派遣切りを行った企業の製品は買わないことで、自らの意志を示したい。今度買おうと思っていた製品を作った企業もあるが、他の会社のを買うことにする。(もしくは買わない。)
会社の経営者や人事権を持つ大人の方々に言いたい。労働法規についてのコンプライアンスを守らないのなら、コンプライアンスについて語る資格はない。
そして良識ある経営者、会社で影響力のあるポストにいらっしゃる皆さんにお願いしたい。違法な解雇をしている企業との取引を中止してそうした悪い企業に圧力をかけ、私たちの国の若者の将来を救ってほしいのだ。将来に夢の持てる社会でのみ経済は発展し、めぐりめぐって御社の発展にも結びつくはずなのだから。
注意:一般的な意味での(法律に沿った)解雇について反対しているわけではない。今日の記事は違法なものについての意見だ。企業の側にしても自らの身を守る権利はもちろんある。この記事で主張しているのは「企業は雇用についてもコンプライアンス(法令順守)せよ。」の一言に尽きる。
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トップの掲載画像は「派遣社員と正社員の辞典」というページから拝借しました。画像の著作権はそのサイトにあります。
コンプライアンス(法令遵守)を謳いながら、罰則がないのをいいことにいくつもの大企業が横暴を極めている。内定取り消しや派遣社員の中途解雇などは重大なコンプライアンス違反であることを思い起こすべきだ。契約を更新しないというタイプの派遣切りは法律違反ではないが、最近の状況を見ると目を覆いたくなる。法律改正してなんとか救ってほしいものだ。
特に内定取り消しは悪質だ。夢を抱きながら船出しようとする若者の人生を踏みにじるものであり、就職活動をしているすべての学生に不安を与えるものだ。内定を取り消された学生の中から自殺者が出たとしても不思議はない。法律で裁かれないのなら自らの手で。。。と思う学生が出てきたとしても僕は驚かない。
大人がこんな悪いことをしていて、どうして若者に夢を持てとか頑張れとか言えるだろうか?
食品の表示偽装、安全性の問題のときなど、その会社はバッシングや風評被害を受けて倒産する。
法律違反の不当解雇を行った企業に対して風評被害やバッシングの嵐が吹き荒れるのもそう遠くはないような気がしている。少なくとも僕は最近ニュースにあがった内定取り消しや派遣切りを行った企業の製品は買わないことで、自らの意志を示したい。今度買おうと思っていた製品を作った企業もあるが、他の会社のを買うことにする。(もしくは買わない。)
会社の経営者や人事権を持つ大人の方々に言いたい。労働法規についてのコンプライアンスを守らないのなら、コンプライアンスについて語る資格はない。
そして良識ある経営者、会社で影響力のあるポストにいらっしゃる皆さんにお願いしたい。違法な解雇をしている企業との取引を中止してそうした悪い企業に圧力をかけ、私たちの国の若者の将来を救ってほしいのだ。将来に夢の持てる社会でのみ経済は発展し、めぐりめぐって御社の発展にも結びつくはずなのだから。
注意:一般的な意味での(法律に沿った)解雇について反対しているわけではない。今日の記事は違法なものについての意見だ。企業の側にしても自らの身を守る権利はもちろんある。この記事で主張しているのは「企業は雇用についてもコンプライアンス(法令順守)せよ。」の一言に尽きる。
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トップの掲載画像は「派遣社員と正社員の辞典」というページから拝借しました。画像の著作権はそのサイトにあります。
まずそっちから減らせばいいのに、と思います。
彼らなら、ちょっとぐらい減っても路頭に迷うことないけど、
低所得者にとっては死活問題です。
他にも経費削減のためのあらゆる対策を講じた上で…
もうどうしても仕方ないっていう話になって、ようやくスタートラインと思います。
結局、
大量に解雇したら、その人たちの潜在的な購買力も奪うことになって、益々モノ買わなくなるだろう…って思わないんでしょうかね。
> まずそっちから減らせばいいのに、と思います。
> 他にも経費削減のためのあらゆる対策を講じた上で…
全く同感です。
> 大量に解雇したら、その人たちの
> 潜在的な購買力も奪うことになって、
> 益々モノ買わなくなるだろう…って
> 思わないんでしょうかね。
1企業だけだったら影響も少ないでしょうが、多くの会社が同じことをしたら、国民全体の消費は落ち込むでしょうね。デフレのスパイラル(悪循環)です。
お互いお仕事がんばりましょう!
ひとごとではない
※きょうびの解雇はこの手のものですね↓
http://www.haken-sigoto.com/haken-kaisya/2006/03/post_51.html
コメントありがとうございます。
派遣社員や期間契約の社員の場合は、違法解雇かそうでないかの線引きははっきりしていると思います。「契約を更新しない。」というのは合法的です。合法ではありますが、このような解雇に伴い短期間のうちに寮などの住居からの立ち退きを迫るなどの行為は社会通念上問題になります。
契約の満了以前に解雇するのは正当な理由がない限り違法です。
正社員の解雇については合法と違法の間の線引きはあいまいなのでグレーゾーンがありケースバイケースです。しかし、明らかに違法な場合としては次のようなものがあると思います。
- その社員が重大な就業規則違反などせず普通に働いている場合
- 会社の経営状態が悪化していて赤字状態や倒産の危機に面していない場合
- 他部門への配置転換など、その社員の雇用継続に会社が努力していない場合
- 退職を強制している場合、極端に短い期間に退職の判断を迫る場合。
- 実質的に会社都合の解雇であるのに、自主退職を迫る場合。
学生に対して内定や内々定を取り消す行為は明らかに違法です。
> ※きょうびの解雇はこの手のものですね↓
> http://www.haken-sigoto.com/haken-kaisya/2006/03/post_51.html
合法であるなしにかかわらず、働く者に不安や恐怖を与えるような方法で行う解雇権の濫用は、解雇されない従業員に不安を与え、その会社での労働意欲の低下をもたらすので結果的にはその会社にとってマイナスになると僕は思っています。
まさにそのとおりだと思います。
一ヶ月前ぐらいの話なのに知らなかったです。
感想は「あらら」って感じ??(-_-;)
世界不況の波は、ここにも来てたんですね…
って当然っていえば当然かもしれないですが。
この国でも、
あれだけめちゃめちゃ儲けてたのに関わらず、
インドとか他の国からの出稼ぎ労働者が、その国の景気からするとタダ同然で働かせられていたと聞きます。
恐らくあっという間に切られて、放逐されたんでしょうね。世知辛いです。
ドバイのバブルは必ずはじけると前から思っていました。やっぱり!という感じですね。
ニュース見てると雇用不安のニュースばかりで、急にとんでもない事態になってきました。少しずつ地方自治体や民間で救済の動きがでてきたのが救いです。募金活動とかがはじまればよいのにと思います。けれど、派遣労働者救済募金を語った詐欺とかも出てきそうだから要注意ですね。
地方自治体が窓口になればよいと思います。