「Newton (ニュートン) 2011年 12月号」
いま書店に並んでいる今月のNewtonは「光速c」の特集号。
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アインシュタインが定めた宇宙の最高速度
光速 c
相対性理論の基本原理
緊急検証
ニュートリノは本当に'超光速'なのか?
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今年は「光速よりも早いニュートリノを検出したかも?」というニュースが物理学界のみならず世間を関心をひいた。再検証のための実験も始まっていることだろう。
今月号では今回の実験(観測)のあらましや、どうしてこんなに騒がれているのかを理解するために必要な最低限の知識がわかりやすく紹介されている。月刊誌なので売り切れないうちにどうぞ!
「Newton (ニュートン) 2011年 12月号」
この雑誌の「相対性理論」の解説ページを読んでいて、半年ほど前のことを思い出した。
5月のはじめ頃、母親の友人の紹介で、とある女性に短期間でフランス語のレッスンをすることになった。
彼女は筑波大学の院生なのだが、3月の震災で部屋がぐちゃぐちゃになり精神的にも参ってしまったので、一時的に東京に避難していたのだった。
朝永振一郎先生で有名な大学だから、会うまでは理数系専攻かと思っていたが、彼女は英語学専攻だということがわかった。基礎フランス語は文法がとても大事だから僕としては助かる。目のぱっちりした背の高いお嬢さんだ。
僕のブログに少し関心を示したようだったので、彼女は理数系の話も少しは理解できる人なのかな?と思った。2回目か3回目のレッスン日のときに聞いてみた。
僕:「あの、時間とか空間の話って興味ある?」
彼女:「はい、すごく興味あります!」
(おっ、これはいけるかもしれない。)
僕:「何でもそうなんだけど、モノにはそれぞれ質量があるでしょ?太陽や地球とか天体もそうだけど。」
彼女:「はい。」
僕:「空間って目に見えないけど、感覚的にはまっすぐに座標が伸びている感じだよね?だけど、質量がある物体の周りでは空間はゆがんでいることがわかったのがおよそ100年前のことで。。。」
一般相対性理論についての話だ。
すると彼女は急に目を輝かせてこう言った。
彼女:「とね先生!そうですよね!空間ってやっぱり曲るんですよね!!」
うれしくなった。彼女は物理の話をしてもちゃんと通じる人かもしれない。
僕:「そうそう!何かの本で読んだの?」
彼女:「だってワタシ見えますよ!空間って曲って見えるときってありますよね?」
(なにそれ??)
僕:「....いや、そういうことじゃなくて。。。アインシュタインが。。。」
彼女:「とね先生もワタシと同じで、そういうのが見える方だったんですね。よかった~。」
僕:「....」
その後、彼女には何度かフランス語を教えたのだが、物理の話はいっさいしなかったことは言うまでもない。
筑波では放射線をたくさん感じたので、耐え切れずに東京に避難してきたのだという。彼女の説明によれば放射線のせいで空気は「よどんで」見え、頭痛がしたのだそうだ。
注意:放射線はよほど強いものでない限り、感じたり頭痛がしたりすることはありませんので念のためにおことわりしておきます。まして「見える」ことは絶対にありません。
以下は「それでも心配だ」という方のためのリンクです。
Yahoo!知恵袋
放射線と頭痛の関係についての質問です。専門的な知識のある方のみお答えください...
放射線治療(線量)
http://homepage3.nifty.com/u_tmame/tabako/housya/housya1.htm
ブラウザで動く放射線・放射能の単位換算ツール
http://hp.vector.co.jp/authors/VA047235/radiation.html
放射線量と人体への影響
http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_soc_jishin-higashinihon20110315j-12-w440
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いま書店に並んでいる今月のNewtonは「光速c」の特集号。
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アインシュタインが定めた宇宙の最高速度
光速 c
相対性理論の基本原理
緊急検証
ニュートリノは本当に'超光速'なのか?
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今年は「光速よりも早いニュートリノを検出したかも?」というニュースが物理学界のみならず世間を関心をひいた。再検証のための実験も始まっていることだろう。
今月号では今回の実験(観測)のあらましや、どうしてこんなに騒がれているのかを理解するために必要な最低限の知識がわかりやすく紹介されている。月刊誌なので売り切れないうちにどうぞ!
「Newton (ニュートン) 2011年 12月号」
この雑誌の「相対性理論」の解説ページを読んでいて、半年ほど前のことを思い出した。
5月のはじめ頃、母親の友人の紹介で、とある女性に短期間でフランス語のレッスンをすることになった。
彼女は筑波大学の院生なのだが、3月の震災で部屋がぐちゃぐちゃになり精神的にも参ってしまったので、一時的に東京に避難していたのだった。
朝永振一郎先生で有名な大学だから、会うまでは理数系専攻かと思っていたが、彼女は英語学専攻だということがわかった。基礎フランス語は文法がとても大事だから僕としては助かる。目のぱっちりした背の高いお嬢さんだ。
僕のブログに少し関心を示したようだったので、彼女は理数系の話も少しは理解できる人なのかな?と思った。2回目か3回目のレッスン日のときに聞いてみた。
僕:「あの、時間とか空間の話って興味ある?」
彼女:「はい、すごく興味あります!」
(おっ、これはいけるかもしれない。)
僕:「何でもそうなんだけど、モノにはそれぞれ質量があるでしょ?太陽や地球とか天体もそうだけど。」
彼女:「はい。」
僕:「空間って目に見えないけど、感覚的にはまっすぐに座標が伸びている感じだよね?だけど、質量がある物体の周りでは空間はゆがんでいることがわかったのがおよそ100年前のことで。。。」
一般相対性理論についての話だ。
すると彼女は急に目を輝かせてこう言った。
彼女:「とね先生!そうですよね!空間ってやっぱり曲るんですよね!!」
うれしくなった。彼女は物理の話をしてもちゃんと通じる人かもしれない。
僕:「そうそう!何かの本で読んだの?」
彼女:「だってワタシ見えますよ!空間って曲って見えるときってありますよね?」
(なにそれ??)
僕:「....いや、そういうことじゃなくて。。。アインシュタインが。。。」
彼女:「とね先生もワタシと同じで、そういうのが見える方だったんですね。よかった~。」
僕:「....」
その後、彼女には何度かフランス語を教えたのだが、物理の話はいっさいしなかったことは言うまでもない。
筑波では放射線をたくさん感じたので、耐え切れずに東京に避難してきたのだという。彼女の説明によれば放射線のせいで空気は「よどんで」見え、頭痛がしたのだそうだ。
注意:放射線はよほど強いものでない限り、感じたり頭痛がしたりすることはありませんので念のためにおことわりしておきます。まして「見える」ことは絶対にありません。
以下は「それでも心配だ」という方のためのリンクです。
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放射線と頭痛の関係についての質問です。専門的な知識のある方のみお答えください...
放射線治療(線量)
http://homepage3.nifty.com/u_tmame/tabako/housya/housya1.htm
ブラウザで動く放射線・放射能の単位換算ツール
http://hp.vector.co.jp/authors/VA047235/radiation.html
放射線量と人体への影響
http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_soc_jishin-higashinihon20110315j-12-w440
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コメントありがとうございます。
お若い頃はきっとストレスたまる生活をなさっていたのですね。「知らないおばあさんに首を絞められる。」というのは恐怖そのものでしょうねぇ。。
空間が曲って見えるのはどういう感じ?と彼女に聞いてはいませんでしたが、きっと目尻を軽く指で押すと風景がゆがんで見えるのと同じ感じじゃないでしょうか。。。
ほとんどは襲われたりしないけど、数回黒い霧のようなものに絡みつかれて背中を齧られたことがありますが、頭に来て逆に噛んでやったらスーっと消えて金縛りが解けました。
> 頭に来て逆に噛んでやったらスーっと消えて金縛りが解けました。
恐怖ではなく「頭に来て」しまったわけですね。(笑)もし同じ体験をしたらきっと僕は怯えているだけでしょう。
やたらと周りが鮮明に見えたり、異世界に行った幻覚を見たり、神かしら?とも思える白光に助けられたり。
金縛りも楽しんでいらっしゃるわけですか。そのように感じられれば、ワクワクしてきますね。