山楽ぶらり探訪

国のまほろば大和の山野、寺社をぶらっと訪ね歩きます。
山川草木。日々是好日。

黄檗山萬福寺 01

2007-07-03 19:24:33 | Weblog
黄檗山萬福寺 01

 京都宇治にある黄檗山萬福寺は、1654年(江戸時代)中国福建省から渡来した隠元禅師が徳川4代将軍家綱公の尊崇を得て、1661年に開創された寺院で、日本三大禅宗(臨済・曹洞・黄檗)の一つ、黄檗宗の大本山です。
 黄檗宗では、儀式作法は明代に制定された仏教儀礼で行われ、毎日誦まれるお経は黄檗唐音で発音し、中国明代そのままの法式梵唄を継承しています。

 建造物は、中国の明朝様式を取り入れた伽藍配置で、創建当初の姿そのままを今日に伝える寺院は、日本では他に例がなく、代表的な禅宗伽藍建築群として、主要建物23棟、回廊、額、聨などが国の重要文化財に指定されています。(同寺パンフより)

黄檗山萬福寺 02

2007-07-03 19:04:50 | Weblog
黄檗山萬福寺 02

 寺の玄関として天王殿が設けられています。中国では一般的な建て方で、日本最古都七福神「布袋尊」(弥陀菩薩の化身)が祀られています。

黄檗山萬福寺 03

2007-07-03 18:58:10 | Weblog
黄檗山萬福寺 03

開版(魚梛)(かいばん)
 斎堂前にある魚板で木魚の原形となっているもので、時を報ずるものとして今も使われているそうです。どんな音が鳴るのか興味津々です。