「しあわせ」~すべてのマーケットトレーダーへ~

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時間軸と値段軸の関係

2012-07-13 21:48:25 | 投資

こんばんは。

 

いつもお世話になります。

なんだか、もう梅雨はあけそうではないか?と思う けんちゃん です。

蒸し暑い日本の夏、もうすぐ、宵山。

 

今宵もお越しいただきありがとうございます。

きのう、96.5でユーロ円を買ったが、3連休前ということで小動きでみていると、ついつい、余計なことをやってしまう。

こういうときは、「不貞寝」に限ります。

起きて、玉がなければ。

縁がなかったと考えればいいんだ。と、思うだけ。

 

でも、また買うけどね。

 

なんで、きのう、96.5近辺のユーロ円が、底値近辺になるなんて書いたか?と言えば。

簡単なんですよね。

 

きのうも、散々、東京から、大阪に向かうとき、人はいくらかかるか?

ということに最も重点を置くか?と言えば。

答えは「NO」ということになります。

野田さんにNOだ!というのと訳が違います。

つまんない、オヤジギャグと我ながら、思います。

 

人は大阪に何日の何時につくのか?それに焦点を当てる。

交通手段は問わない。

歩いて大阪に行こうが、自転車だろうが、新幹線なんて、手段は関係ないのです。

いつ?つくか?が一番重要な訳です。

 

着く、時間がわかれば、所要は果すことができます。

 

投資をやっている人にとって。

ユーロで増やそうが、日本国債で増やそうが、商品相場で増やそうが、

結局、「資産が増えれば、いいわけ」であって、その手段は問わない訳です。

 

大事なのは、いつ増えることが現実になるか?ということです。

マーケットで言う、時間軸が一番大事な、ファクターなのに

強調されるのは、値段軸のことばかり、世の中の投資顧問や、コーチング業の方は値段軸のことばかり教えているような気がします。

 

値段軸の代表例が。

みなさんの大好きな、フィボナッチなんですよね。

これ、時間軸は一切無視なんですよね。

値段軸の計算しかやっていない。

だから、このオシレーターは、欠陥商品なのに、愛用者が多いのです。

つまり、これは結構、当たるから、愛用者が多いのですけど。

所詮、昔も書いたように、これは、「流行り、廃りの類のもの」と私は判断をしています。

つまり、当たらなくなったときは、トコトン当たらなくなるというものだと思っています。

そのうち、フィボ狙いのファンドなんかでてきますよ。

マーケットがこれだけ亀の歩みだと。

 

だから、簡単なことは。

みなさんが心得ておかなくてはいけないのは。

「今から、マーケットが上がるか?下がるか?」

そして、そのトレンドは。

「いつ、終わるか?」

ということさえ、わかれば、全員儲かるんですよね。

 

それだけのことなのに。

シグナル配信とかは、どこで、買って、どこで売るなんてことを平気で書くんですよね。

そんなもん、目安はわかるが、具体的な場所など個人によって違うんだからわかるわけあるまい、と私は思うのですが。

 

さらに、それを、デイトレやスキャルなどやると。

一日に何度も重要な決断を下さなければいけない。

ストレスを感じない人でも、その判断は蓄積疲労となっていくと思います。

その結果、デイトレーダーの寿命は長くて、3年という結論になるし。

実際、それ以上やっている方をお目にかけたことは殆ど、99%みかけたことがない。

まれにいらっしゃるが、大きく儲けたという話は聞いたことがない。

デイやスキャルは、このマーケットからの引退を早めるだけだと思いますよ。

 

このユーロ円は時間軸と値段軸が到達するのが、きのうは96.5な訳であって。

今、現在、その値段に殆ど、変化がないということは。

あんまり喜ばしい現状ではない、ということですなんだけどね。

 

 

だから、結局、人間はアナログなものであって、決してデジタルではない。と思います。

値段の約定はデジタルなんですけど。。。。(その典型がティックチャートなんですけど)。

どうしても、音楽のリズムを刻む音が心地よいように、約定というデジタルもリズムのように見えて人間には心地がよい。

しかし、人間は、自分の人生の中での流れで生きているものであって。

過去にどういう経歴をたどるかによって、将来の座標軸が決まっていくのです。

つまり、マーケットのチャートの右はじが見えてくるものなんです。

 

値段というものは、時間軸によって決定されるもんであり。

その支配下は値段よりも時間軸に依るところが多いのに、世間で強調されるのは、値段ばかり。

だから、メンタルを鍛えるなんてことまで流行ってくる。

メンタルを鍛えなければいけないと感じるのは値段軸ばかりを気にしているから鍛えなくてはいけないと感じること。

要するに値頃買い、値頃売りをやる方は、結局、時間の概念がないからそういうことをやるだけの話なんだよね。

 

古今東西の故事成語。

「上がったものは必ず、下がる」という、モノの道理を考えれば、飛びつき買いなどしない。

ところが、その概念が、マーケットを前にすると緊張とプレッシャーでなくなる。

ましてや、値段しか意識をしてないと、完全に飛びつき買い、売りを間違いなくする。

 

天井買いの底値売りをやる人。私を含めてそうですが。

結局、緊張で視野が狭くなっているだけなんですよ。

冷静に考えれば、値段だけでなく、時間も考えれば、まともな判断が働くものです。

 

こういうことを言う。

マーケットを教える人で過去にいましたか?

時間軸の本、ないしは時間軸について語れる人はいるのですかね?

殆ど、いらっしゃらないでしょうね。

 

ありがとうございます。

 

 

竹井 健二

 

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是非とも夏の勉強の友に!

 

明日も、みなさんにいいことがいっぱい、いっぱーーーーーいありますように。

感謝をこめて。

 

竹井 健二