鎌倉エフエム、鎌倉シーサイド・ステーション(水曜日)ブログ

鎌倉エフエム(周波数82.8MHz)で水曜10時~12時に放送されている番組のブログです。

散財ドライブ

2007年04月30日 09時47分05秒 | 雑記帖
早めに仕事が終わったので、まっすぐ帰るのも惜しいからそのまま国道1号線を下る夜間ドライブに出かけました。

国道134号線→西湘バイパス→国道1号線→箱根新道→国道1号線→東名→帰宅というコース。

夜なんでひたすら走るだけ、駒村は車を運転しているだけで楽しいのでそんなもんでいいです。欲を言えば、もう少し遠くに行きたかったですが明日仕事があるので沼津までで止めておきました。

箱根新道では今の車の220Eの非力さを感じましたが、まったり走るにはこんなもんでいいかなと、燃費いいし。でもタイヤは要交換ですね。

長距離ドライブをすると、車のあれを交換したいとかグレードアップしたいなどが出てくるので物欲を抑えたいときにはオススメできません。

写真は、東名高速道路の上り線駒門サービスエリアです。ここにはおいしい水があるのです。結構汲んでいる人います。

出かけたばかりなのに、あぁどこかへ行きたい。

ゲストが来ます

2007年04月30日 09時34分18秒 | Weblog
鎌倉エフエム放送水曜日シーサイドステーションに豪華なゲストさんがやってきます。

5月2日は毒舌系ピアノ弾き語りシンガーソングライター、シミズリエさん。

水曜日ステーションも毒舌で鳴らしておりますが、果たして駒村はシミズリエさんの毒舌に耐えられるのか!?
詳しい情報はhttp://shimirie.com/まで。
4月4日にはファーストフルアルバム「ありふれた恋のおわりに」もリリース、失恋の曲ばかりなので駒村的にはクリスマスにどれをかけようか迷うところです(笑)。

まだ決定ではありませんが、5月9日には辻香織さんがやってくる予定です。

ほんわかしたキャラクターなのにマラソンや登山などいろいろ活動しております。親しみやすいメロディーで素敵な音楽をたくさん作っています。浅草生まれのチャキチャキの江戸っ子と天然キャラの対比が面白いです。浅草の夏祭りには大活躍しているそうです。鎌倉大好きなのも嬉しいですね。
詳しい情報はhttp://www.tsujikaori.com/まで。

国立ロシア美術館展

2007年04月28日 03時17分45秒 | カルチャークルージング
東京都美術館にて開催中される国立ロシア美術館展のプレビューに出かけてきました。東京都美術館のプレビューは初めてです。

が、ちょっと企画協力相手が微妙過ぎます。

それはさておき、エルミタージュ美術館のコレクションは良く日本に来るけれど、よくよく考えればロシア人芸術家の作品はほとんど日本にきたことがない。エルミタージュの場合はコレクションの中のフランスなりイタリアなりの芸術家のものですからね。

千年前からのコレクションが所蔵されていますが、今回は18世紀から20世紀初頭までのコレクションが101点出品されています。

ロシアと海のイメージはあまり結びつきませんが、今回は海景を描いた大作が素晴らしかったです。

ヨーロッパ大陸の端で後進国というイメージがありましたが、絵画などは西ヨーロッパ諸国と比べても遜色がありません。ロシアの風土はロシアの人にしか描けません。

この展覧会を期に、続々とコレクションを日本で公開してもらいたいものです。

7月8日まで。

ブルーシール

2007年04月28日 03時06分07秒 | 雑記帖
腰越に新しいアイス屋さんがオープンするとの情報を得て出かけてきました。みんな耳が早いです。

ブルーシールという沖縄生まれのアイス屋さんだそうで、オープン初日なので駐車場大丈夫かと思いきや、あっさり入れました。お客さんは徒歩メインのようです。

濃厚な味で大満足です、アイス屋さんなのにパスタまであるよくわからないラインナップ。オーダーストップから閉店まで一時間あるというのもこれまた不思議です。

次の予定があったのでゆっくりできませんでしたが、今度はゆっくりパフェでも食べてみたいものです。

国立科学博物館「花~Flower~」展

2007年04月25日 16時14分37秒 | カルチャークルージング
今回のカルチャークルージングは、国立科学博物館で開催されている「花~Flower~太古の花から青いバラまで」展です。

国立科学博物館は駒村が子供の頃一番好きだったお出かけスポットでした。昔は中庭を囲み自然科学から技術史まで幅広い展示を見せてくれ、特に「オレンジ館」と呼ばれている日本の伝統技術を紹介するところが好きだったのですが改装されたため、日本の伝統技術を紹介するコーナーが縮小されてしまいました。

昔の国立科学博物館の雰囲気をよく残しているのが新潟県の県立自然科学館です。

さて、今回の特別展は科学博物館らしい展示です。進化の過程で植物が地上に上がりその繁栄の手段として、花という生殖器を作り出したところから、人間の観賞用と遺伝子改良技術の到達点として、従来つくることが不可能とされてきた青いバラまでもが展示されています。

巨大な花、小さい花、咲くまで80年から150年かかる花など地球上の生物の多様性がまさにここに現れています。

特に色彩と香りの成分、子孫を残すための戦略などを紹介する展示は科学博物館の本領発揮です。このような展示ですと、人間との関わりというところはついでのようにとらわれてしまいがちですが、生活の中でどのように花が使われているかなど、建物のセットなどで雰囲気よく展示されています。

花を取り扱う関係上、展示室は低めの温度で保たれているために薄着で行くときついです。

禁じられたもの以外は展示室での撮影は可能です。後日写真をアップします。

開催期間は6月17日まで。

2007年4月25日使用曲

2007年04月25日 15時59分16秒 | 使用曲
2007年4月25日番組内で使った曲です。

1、シミズリエ「ありふれた恋のおわり」
 横浜出身のシンガーソングライター。弾き語り系アーティストのライブをよく聴いていたらOLを辞めてそのままアーティストになってしまったという人です。中音部の音がとても切なげでいいです。失恋の曲ばかり集めた「ありふれた恋のおわりに」というアルバム発売中です。東戸塚WAVEで買うと直筆メッセージがもらえるそうです。

2、稲田光穂「アネモネ」
 1年の療養期間を終えて復活したアーティストさん。表参道FABのライブでステージ狭しと大暴れ。混んでいるので椅子をしまってスタンディングでやろうという結構ファン思いの方。練習中にピアノの鍵盤を壊してしまったそうな。療養期間中にたくさん曲を作っていたそうなのでリリースが楽しみです。

3、ハセガワミヤコ「愛ゆらら」
 ミヤコさんは4月21日にお誕生日を迎えられました。江古田マーキーで誕生日ライブを駒村は聴きにいきました。何度聴いてもこの人のうたは独特の暖かさがあって心がふわりとなります。

4、Sono「la la la...」
 数週前に桜ソングで紹介したCry&Feel it、そのメンバーがソロになり帰ってきました。表参道で稲田美穂が出たライブでの対バンです。どこかで聴いた声とお顔だなと思ったらまさにそうでした。ミニアルバム「心のカギ」も完成度高いです。

5、荒木ケースケ「ベランダ」
 飯田橋ラムラでのアコースティック・フライデーの主催者でありアーティスト。何気ない日常の心象風景を曲にしてくれます。ちなみに5月4日のアコースティック・フライデーには本日(4月25日)ライブを見に行くありましのさんが出演します。ケースケさん顔広いです。

6、木住野佳子「紫陽花」
 本日の飛び入りゲストさんです。きしのよしこさんと読みます。CM曲からクラシック、JAZZ,ボサノバとジャンルを問わず演奏する作曲家でありピアニストさんです。5月6日欧林洞にてライブをするそうです。気になった方はぜひ。

7、植村花菜「プカプカ」
 進行が悪かったため、この曲の紹介をせずに番組が終わってしまいました。α波ヴォイスが特徴の花菜さんの2枚目のアルバムの曲。この人のMCは下手な芸人より面白いです。子供の頃本気で吉本新喜劇いくかなやんでいたそうな。

ぐだぐだ

2007年04月25日 15時25分34秒 | 雑記帖
10時台のミキサー兼パーソナリティとなって数回目。まだ時間のとり方がヘタクソです。終わりの時間を気にしてあせって、時間を余らせてしまうパターンが多いです。

お聴きの方から見れば、そんなの知ったことではないし、放送局なのだからいつも100点の放送を届けないといけないのは当然のお話。

もう少しいろいろ練習いたしますので、生暖かく見守ってください。

あっ、こんな話をした後ですが、鎌倉エフエムでは番組を一緒に制作する仲間を募集しております。我こそはという方はご連絡待っております。

国立西洋美術館「イタリア・ルネサンスの版画」展

2007年04月18日 22時56分28秒 | カルチャークルージング
2007年4月18日のカルチャークルージングは、東京上野公園内にある「考える人」でおなじみの国立西洋美術館で開催されている「チューリヒ工科大学版画素描間コレクションによるイタリア・ルネサンスの版画展~ルネサンス美術を広げたニュー・メディア~」展です。

21世紀の人間から見ると、版画とニュー・メディアってなかなか結びつかない。テレビやネットで世界中の情報を居ながらにして手に入れられる時代に生きていると16世紀の人たちのことは想像することも難しい。

持ち運びできる油彩や版画はルネサンス時代に完成されたばかりの技術です。油彩は同じものを大量に製作するのがほぼ不可能であるけれど、版画は版が摩滅しない限り大量に生産することができるために、比較的手軽に入手することができる美術品であったそうな。研究家の手にかかると、版の摩滅具合から刷られた順番なども分かるそうです。

そのために、イタリアの最新の流行であるルネサンス美術を基にした版画が出回り比較的に短い時間でヨーロッパ中に広がったのです。時代の変化を敏感に感じる芸術家たちが自分たちの創作のヒントを版画に描かれた最新の流行に求めたのも無理が無いでしょう。実際にイタリアに行きたくてもルネサンス期のイタリアは戦乱で物騒ですし、旅自体が命がけですから。今も昔も新しいものに寄せる好奇心は変わらないのかもしれません。

面白いのはラッファエロが教皇庁よりタペストリーの原画としてブリュッセルに送った絵が、現地にてタペストリーの完成より早く版画にされ流布したことでしょうか。今から考えると完璧に著作権侵害なのですが(当時でも)、おおらかな時代だったのかうやむやになったようです。

西洋美術館はこうした渋い美術館側が見せたい展示を見せてくれるのが嬉しいです。集客力を誇る展示が悪いとは言いませんが、あまり見る側の好みにばかり合わせていると偏りがちになってしまいます。

チューリッヒ工科大学の版画素描コレクションなどは、西洋美術館の心意気があって始めて日本に紹介されたコレクションではないでしょうか。

会期は2007年5月6日まで。

2007年4月18日使用曲

2007年04月18日 22時23分23秒 | 使用曲
2007年4月18日にかけた曲の一覧です

1、拝郷メイコ「やさしいちから」
  先週のゲストさんの2枚目のシングル。悠々としたメロディーと大切に歌い上げた言葉が魅力の曲です。永遠に上昇し続けるようなメロディが聞いていて気持ちが高揚してきます。

2、千宝美「カナリア」
  ピアノのにぎやかな前奏で始まるこの曲。七色入りのアルバム「虹始見(にじはじめてあらわる)」の中では黄色でしょうか。カナリアというと鉄道ヲタクの私は鳥ではなく違うものを想像してしまいます。

3、樽木栄一郎「音の出ない月の下で」
  すばらしいギター演奏を4月17日の横浜サムズアップで見せてくれました、格好いいです。ベースの高井氏とともに去年のフラワーボイススペシャルにて長谷川都さんのサポートをしていたことをすっかり忘れていました。ミュージシャン界って広いのか狭いのか分かりません。

4、キッサコ「平行線」
  彼らもサムズアップにて歌っておりました、京都出身イケメン三人組。去年の夏湘南の夏をイメージした「ラムネ」というミニアルバムにて曲は拝聴しておりましたがナマで見るのは始めて。全員リードヴォーカルを取れそうな美声で、オッサンながら聞きほれてしまいました。

5、vIO「水滴」
  丁度vIOさんの曲に出会って1年経つころです。今は新曲を作っているところだそうです。全国発売して半年でCDが売り切れました。この曲何度も掛けたのですが、大好きなんです。雨の日の憂鬱な心情描写がすばらしいです。公式ブログのvIOさんの言葉も面白いです。

6、I-lulu「太陽のカサ」
  飯田橋ラムラでのイベントでお目にかかった二人組みのデビュー曲。曲の疾走感と、元気なヴォーカルが好きです。アルバム「ROPS」はいい曲がたくさんなのでおいおい紹介していきたいです。

7、松浦ひろみ「にちようび」
  懐かしい香りのする王道ポップス。駒村はあまり王道ポップスの時代に音楽を聴いていなかったので、このような曲は新鮮に聞こえます。ライブ会場でアンケートに答えたら直筆のお手紙をいただきました。ファンサービスが充実しているのも魅力です。

8、Vocco「言葉にできなくて」
  松浦さんとおなじ事務所の人です、切ない恋心をうたったこの曲はデビューシングルの曲です。声質も声量もある実力派。持ち歌がかなりあるようなので、続きをぜひ聞いてみたいです。

9、千宝美「からくれないあい」
  今週のエンディングの曲です、たおやかな千宝美さんの声はこうしたバラードでさらに輝きを増します。名前が名前なので演歌歌手と間違えられてしまったというエピソードがありました。

よく泣きます

2007年04月15日 03時12分20秒 | 雑記帖
「男は泣くもんじゃない」とは言うが、長い日本の歴史から見るとそんなこと言っているのはごく最近のことらしい。

オッサンになると涙脆くなるのか少しのことで泣いてしまう。映画で泣くのはしょっちゅうだし、本を読んでいても涙が出てくる。

しかし絵を見るときはあまり涙が出ないと思いきや、見ると必ず涙が出る絵を見つけてしまった。

それは東京国立博物館にある小林古径の『踏絵(異端)』である。江戸時代に行われていた踏み絵の絵で、女性が三人踏み絵に向かっている。女性の一人が着物の胸のところを軽くつかんでいる、その下にキリスト教徒であるしるしを持っているのであろう。三人とも穏やかな顔をしている、その穏やかな顔がさらに涙を誘う。

踏み絵を踏めば命は助かるのである。しかしキリスト教徒である限り磔刑図を踏むことはできない。絵に描かれた三人の女性はその場面で自分の命より大切なものを見つけそれを守るために、信仰のために命を捨てることを選んだのです。

こうした弾圧を乗り越えて、人間の文明ってだんだん良くなってきた(と思う)。人間の歴史を紐解けばいくらでも例が出てくる。そして押しなべて弾圧が成功した試しは無いのも分かる。

死ぬことがいいとは言わないけれど、自分は命を懸けるほどのことを今までやってきたのかなと思ってしまう。でも命を懸けなくても生きていけるような世の中にしてくれたのも多くの人の犠牲に成り立っているのでしょう。

夜遅くまで起きているとこんなことを考えてしまう。禅問答はめぐる。