明日がはじまるとき

事業仕分け 議論の向こうに明日がある

節電のため水曜午後閉庁!

2011-05-24 | 猫な日々

 沖縄は入梅いり、こちらも蒸し暑くなってきました。
これからの暑い夏を乗り切るために、節電ビズのニーズもうなぎのぼりですね。
 我が家でも、朝顔を植え、扇風機を出し、クールな下着というのも購入し、夏に備えてます。

 さて、うちの市役所でも節電対策会議が開かれ、あれこれ対策を考えています。
そんなときに飛び込んできたのが、神奈川県海老名市のニュース!

 海老名市は、節電のため7~9月の水曜日の午後を閉庁とし、窓口業務も行わないことを決めたそうです。なんと思い切った判断!!

 内野優市長は「市としてできることはやるという姿勢が大事だ」と、その背景を説明されたそうです。

市は4月から、夏の節電に向けて検討を進めてきたそうですが、電力需要がピークとなる平日午後の使用量をいかに抑えるかがポイントであることは、「誰でも分かる」ことです。問題はその具体策をどうするか。庁内では、フレックスタイムの導入や、昼休みを正午から午後3時までとし、その間は閉庁する案などが検討された。しかし、予想される節電効果は限定的だったということです。

 そこで、民間のように平日を休みにすることも半日なら可能ではないか、とのアイデアが浮上。平常時の平日に閉庁する役所は、国、地方を通じて例がないといわれているのですが、決断を求められた内野市長は、「固定観念にさえ縛られなければ、決して難しい判断ではなかった」といっているそうです。

 市関係者の間には、計画停電の悲惨な実感・・・病院業務に支障を来し、信号も消えて、市民生活が事実上まひ・・・が、まざまざと残っているため、「市民生活に決定的なダメージを与える計画停電を避けることが最も重要」(内野市長)ということだそうです。
 水曜日が選ばれたのは、来庁者が少ない上、もともと「ノー残業デー」で、影響が最も少なかったため。こうして本庁舎に限り、水曜午後の業務を土曜日午前に振り替えることを決定。これだけで、「平日ベースで見て、前年比約1割の節電が可能」(政策経営課)になったそうです。業務の振り替えのため人件費の増加はなく、閉庁する水曜午後も住民票や印鑑証明などは発行機で対応できるそうです。

 また、家庭に対しては、「えびな発・5万世帯の節電キャンペーン」、15%の節電を実現した家庭に対し、1カ月につき500円相当の賞品を贈り、その賞品は姉妹都市である宮城県白石市の物産で、被災地の支援も図るとのこと。


ん~、なかなか思い切った決断。
官公庁が、平日より週末に開いていたら良いのに、と一度は思った事があるのでは。家庭の節電も、きっと市民は賛同し、積極的に参加してくれるのではないでしょうか。


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1 コメント

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節電対策 (福岡シトリン)
2011-05-29 09:51:51
節電対策、大変ですね。
私は、メダカの水辺セットで暑さしのぎを考えていますよ。
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