何故だか分かりませんが目が回るように忙しい状況が相変わらず続いております。各方面に多大なご迷惑をかけておりまったく申し訳ない気持ちでいっぱいです。今朝家を出るとき妻から「突然死しないように」と真面目な顔で言われる始末。
そんな中、昨夜はダイヤモンド社の岩崎氏を初めとする強者編集チームとの飲み会があり、いろいろ刺激を受けたといいますか、ネジを巻かれた次第です・・・
その後思いついたキーワードを書き留めておこうと思います。
①「大陸級」
携帯電話が最たる例ですが、日本発の商品がどうも「ガラパゴス化」すなわち日本という島国で特殊な進化をとげて、世界での競争に勝てないという傾向が強まっているように思います。
昨年末に週刊ダイヤモンドでも書かせていただきましたが、従来の欧米企業に加えて、BRICsを本拠地とする強者を震源地とするグローバル競争の大波の到来は必至かと思います。
しかし「グローバル化」という言葉は、いまの日本の経営陣、ビジネスパーソンには手垢にまみれ、かつトラウマが伴うものとなってしまっています。もっとストレートに言いますと「グローバル化」という言葉で、悲しいかな議論が白熱しません。
そこで、言葉を変えただけで何が変わるというものでもありませんが「大陸級」という言葉をしばらく使ってみようかと思っています。「大陸級の商品アイデア」「大陸を営業してモノを滞りなく届けるには」というイメージです。
「グローバル」という横文字と比較して、何か右脳や感情が刺激される気がしないでしょうか。
②膜の組織論
「バリューチェーン」という70年代後半のポーター教授による企業活動の捉え方は、デコンストラクションによって解体され、そろそろ役割を終えようとしています。
しかし一方でコラボレーションとかネットワークとかの言葉はいまひとつピンとこない。
そんなとき、霞ヶ浦で市民、学校、官庁、企業などを巻き込んでイノベーションを起こしている社会起業家、飯島さんの次のような説明に出会いました。
<NPOは異なった組織を結び付けて、新たな機能を生み出す生体内のホルモンのような役割を果たすべきで、(縦割り組織の)「壁」から「膜」に変えるべきだ。>
まだ深く考えていませんが、面白い表現だと思いました。バリューチェーンは「壁」で区切られており、その間に契約や取引があるわけです。では「膜」を通してどのように価値が生み出されるのか。
何かうまいコンセプトにできるといいんですけどね。
そんな中、昨夜はダイヤモンド社の岩崎氏を初めとする強者編集チームとの飲み会があり、いろいろ刺激を受けたといいますか、ネジを巻かれた次第です・・・
その後思いついたキーワードを書き留めておこうと思います。
①「大陸級」
携帯電話が最たる例ですが、日本発の商品がどうも「ガラパゴス化」すなわち日本という島国で特殊な進化をとげて、世界での競争に勝てないという傾向が強まっているように思います。
昨年末に週刊ダイヤモンドでも書かせていただきましたが、従来の欧米企業に加えて、BRICsを本拠地とする強者を震源地とするグローバル競争の大波の到来は必至かと思います。
しかし「グローバル化」という言葉は、いまの日本の経営陣、ビジネスパーソンには手垢にまみれ、かつトラウマが伴うものとなってしまっています。もっとストレートに言いますと「グローバル化」という言葉で、悲しいかな議論が白熱しません。
そこで、言葉を変えただけで何が変わるというものでもありませんが「大陸級」という言葉をしばらく使ってみようかと思っています。「大陸級の商品アイデア」「大陸を営業してモノを滞りなく届けるには」というイメージです。
「グローバル」という横文字と比較して、何か右脳や感情が刺激される気がしないでしょうか。
②膜の組織論
「バリューチェーン」という70年代後半のポーター教授による企業活動の捉え方は、デコンストラクションによって解体され、そろそろ役割を終えようとしています。
しかし一方でコラボレーションとかネットワークとかの言葉はいまひとつピンとこない。
そんなとき、霞ヶ浦で市民、学校、官庁、企業などを巻き込んでイノベーションを起こしている社会起業家、飯島さんの次のような説明に出会いました。
<NPOは異なった組織を結び付けて、新たな機能を生み出す生体内のホルモンのような役割を果たすべきで、(縦割り組織の)「壁」から「膜」に変えるべきだ。>
まだ深く考えていませんが、面白い表現だと思いました。バリューチェーンは「壁」で区切られており、その間に契約や取引があるわけです。では「膜」を通してどのように価値が生み出されるのか。
何かうまいコンセプトにできるといいんですけどね。