バタバタしている間にもう節分、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
去年の年末から今年の目標を決めていたので
有言実行のため、ブログにも発表!
今年は新作絵本を作ります。
文章は、手話で読み聞かせを前提としたもので
その文章にメロディをつけて
頭で考えて覚えるのでなく
歌と一緒にダンスのように体を動かすことで
自然と手話が身につくようなものにしたいと考えています。
いきなりなんで手話?
なのですが、
事の始まりは、2017年7月20日
毎週木曜日に地元、大東市にある川村義肢さんのショールームで
手話カフェが開催されるというので
ちょっと顔出しくらいの軽い気持ちで参加しました。
初めて参加した日
「お疲れ様」の手話
でも、川村義肢さんには手話の達人(先生)がいらっしゃるし
みなさんとても親切で優しく、表現の意味から教えてくださるので
新しいことを学ぶことにどんどん興味がわいてきて
毎週通うのが楽しみになっていました。
簡単な挨拶から練習
都合がつく日は所長も一緒に参加。
そして、せっかく習っているのだから何か目標を作ろうと
思いついたのが、自作の絵本
「おねえちゃんとわたし」を手話で読み聞かせできるようになる!
と、宣言し、まず自分で絵本の言葉に合わせて手話表現を調べて
それを間違っていないか、毎週2〜3ページごと
手話カフェの時間に皆さんに見ていただき
ご指導いただくということをしていました。
こゆりオリジナル絵本「おねえちゃんとわたし」
教えていただいたことは忘れないよう絵で描いて覚えました。
これも自分にしかわからない表現の一つ(笑)
そしたら、2017年12月3日に川村義肢さんで開催される
「介助犬のひろば」のイベントで
発表してみない?と言われて
そこから12月までに完成させようと
みなさんにご協力いただき
なんとか絵本を全ページ手話で読み聞かせできるようになりました。
手話カフェに通っていると、今まで知らなかったこと
考えもしなかったことを教えていただけました。
手話カフェに、koda(コーダ・ろう者の親を持つ聴者のこと)の
姉妹の方もいらっしゃって、私の手話を見てもらったり
ろうの方との会話の仕方など、今まで考えたこともなかったお話も
お聞かせいただきました。
そして、いよいよイベント当日。
結果は、
失敗で成功!
介助犬の広場 イベント会場 大東市 川村義肢ショールーム
手話でご挨拶から読み聞かせまで、
練習してきたことは全部(一応)ちゃんとできたのですが
マイクの音が届かなくて、私の声は会場に聞こえていませんでした。
でも、私の手話で読み聞かせを、
最前列で身を乗り出して見ていてくれてた「ろう」の方には
ちゃんと届いていました。
笑顔で「うんうん」とうなづきながら、見てくださいました。
司会者の方が、マイクが届かなかったのはアクシデントだったけど
「ろう」の方たちはいつも、イベントなどでも
こういう思いをしているんだとなあというのがよくわかりましたと
言ってくださいました。
本当に拙い手話表現でしたが
参加されてた皆さん、特に「ろう」の方たちが
熱心に見てくださったのが本当に嬉しかったです。
手話カフェの皆さんと「介助犬のうた」を手話で表現。
手話で絵本読み聞かせはyou tubeにも動画アップしています。
こちらもぜひ。
イベント終了後、補助犬センターの作業療法士の吉田先生と
中納音楽教室オーナー、ヴォーカリストの由嘉さんと。
絵本ご購入くださいました。ありがとうございます。
絵本を手話で表現することで
いろいろ考えたことがありました。
「ろう」の方は、耳が聞こえないけど
目は見えているから、絵本など、自分たちでも読める文章を
あえて手話で表現することに、意味はあるのだろうか?
と、最初思ったこともありました。
でも、絵本は短い言葉で、その奥にいろんな意味を含ませていることがあるので
そのニュアンスを伝えるのに
単語としての手話をそのまま表現しても通じない、
意図した思いをちゃんと伝えるためにも、いろんな手話表現の中から
一番ふさわしい表現で伝えることが必要だというのがわかりました。
これは英語訳と同じで、単語を直訳しても意味が通じないもどかしさと似ています。
あと、絵本の手話を習いながら、一番私が危惧したことは
一方的な会話になっていないか?ということです。
私は手話の基本もろくに理解していなくて
自己紹介や指文字など、自分のことを伝える手話しかできなくて
相手の手話を読み取ることはできません。
つまり、一方的な会話しかできないのです。
普通の人との会話でも、人の話は聞かなくて
自分のことだけ一方的に話して理解してもらおうとすることは
とても失礼なことです。
だから、ちょっと自己紹介ができたくらいで
ちょっと自分の習ったことだけを手話で表現できたからって
ちっともえらいことなんかじゃないのに
ちょっと出来ただけでも
皆さんがとても褒めてくれて
ちやほやしてくださるのに、
浮かれていてはいけないということです。
でも、こんな思いも、
手話を習うきっかけがないと考えもしなかったことなので
わからなくても理解し合いたいと言う気持ちが持てたことは
よかったと思えるようにもなりました。
私はこれから、もっともっと手話を極めて
手話で会話ができるようにまでなれるかというと
正直、そこまでは難しいと思います。
でも、私は絵描きで、デザインをお仕事にしているので
手話をわかりやすく表現して
広めるお手伝いはできると思いました。
見た目かわいくて、楽しそうなモノ
簡単そうなモノは、手に取ってもらいやすく
入りやすい入り口になります。
そんなツールとしての絵本を作るのが
今年の目標です。
まだ絵も言葉もできていませんが
私の絵本に、ゆっくり柔らかい
やさしいメロディをつけてくださる方
大募集です!
はあ〜、言っちゃった!頑張ろう!
手話カフェは毎週木曜日、18:00〜 1時間
川村義肢さんのショールームで開催です。
参加費100円
溜まったお金でクリスマスに皆さんでケーキを頂きました。
楽しくてためになります。
1回だけのひやかし参加もOK!
まずは手話のこと知ってもらうきっかけ作りから
大東市近隣の皆様、是非ご参加くださいね。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
去年の年末から今年の目標を決めていたので
有言実行のため、ブログにも発表!
今年は新作絵本を作ります。
文章は、手話で読み聞かせを前提としたもので
その文章にメロディをつけて
頭で考えて覚えるのでなく
歌と一緒にダンスのように体を動かすことで
自然と手話が身につくようなものにしたいと考えています。
いきなりなんで手話?
なのですが、
事の始まりは、2017年7月20日
毎週木曜日に地元、大東市にある川村義肢さんのショールームで
手話カフェが開催されるというので
ちょっと顔出しくらいの軽い気持ちで参加しました。
初めて参加した日
「お疲れ様」の手話
でも、川村義肢さんには手話の達人(先生)がいらっしゃるし
みなさんとても親切で優しく、表現の意味から教えてくださるので
新しいことを学ぶことにどんどん興味がわいてきて
毎週通うのが楽しみになっていました。
簡単な挨拶から練習
都合がつく日は所長も一緒に参加。
そして、せっかく習っているのだから何か目標を作ろうと
思いついたのが、自作の絵本
「おねえちゃんとわたし」を手話で読み聞かせできるようになる!
と、宣言し、まず自分で絵本の言葉に合わせて手話表現を調べて
それを間違っていないか、毎週2〜3ページごと
手話カフェの時間に皆さんに見ていただき
ご指導いただくということをしていました。
こゆりオリジナル絵本「おねえちゃんとわたし」
教えていただいたことは忘れないよう絵で描いて覚えました。
これも自分にしかわからない表現の一つ(笑)
そしたら、2017年12月3日に川村義肢さんで開催される
「介助犬のひろば」のイベントで
発表してみない?と言われて
そこから12月までに完成させようと
みなさんにご協力いただき
なんとか絵本を全ページ手話で読み聞かせできるようになりました。
手話カフェに通っていると、今まで知らなかったこと
考えもしなかったことを教えていただけました。
手話カフェに、koda(コーダ・ろう者の親を持つ聴者のこと)の
姉妹の方もいらっしゃって、私の手話を見てもらったり
ろうの方との会話の仕方など、今まで考えたこともなかったお話も
お聞かせいただきました。
そして、いよいよイベント当日。
結果は、
失敗で成功!
介助犬の広場 イベント会場 大東市 川村義肢ショールーム
手話でご挨拶から読み聞かせまで、
練習してきたことは全部(一応)ちゃんとできたのですが
マイクの音が届かなくて、私の声は会場に聞こえていませんでした。
でも、私の手話で読み聞かせを、
最前列で身を乗り出して見ていてくれてた「ろう」の方には
ちゃんと届いていました。
笑顔で「うんうん」とうなづきながら、見てくださいました。
司会者の方が、マイクが届かなかったのはアクシデントだったけど
「ろう」の方たちはいつも、イベントなどでも
こういう思いをしているんだとなあというのがよくわかりましたと
言ってくださいました。
本当に拙い手話表現でしたが
参加されてた皆さん、特に「ろう」の方たちが
熱心に見てくださったのが本当に嬉しかったです。
手話カフェの皆さんと「介助犬のうた」を手話で表現。
手話で絵本読み聞かせはyou tubeにも動画アップしています。
こちらもぜひ。
イベント終了後、補助犬センターの作業療法士の吉田先生と
中納音楽教室オーナー、ヴォーカリストの由嘉さんと。
絵本ご購入くださいました。ありがとうございます。
絵本を手話で表現することで
いろいろ考えたことがありました。
「ろう」の方は、耳が聞こえないけど
目は見えているから、絵本など、自分たちでも読める文章を
あえて手話で表現することに、意味はあるのだろうか?
と、最初思ったこともありました。
でも、絵本は短い言葉で、その奥にいろんな意味を含ませていることがあるので
そのニュアンスを伝えるのに
単語としての手話をそのまま表現しても通じない、
意図した思いをちゃんと伝えるためにも、いろんな手話表現の中から
一番ふさわしい表現で伝えることが必要だというのがわかりました。
これは英語訳と同じで、単語を直訳しても意味が通じないもどかしさと似ています。
あと、絵本の手話を習いながら、一番私が危惧したことは
一方的な会話になっていないか?ということです。
私は手話の基本もろくに理解していなくて
自己紹介や指文字など、自分のことを伝える手話しかできなくて
相手の手話を読み取ることはできません。
つまり、一方的な会話しかできないのです。
普通の人との会話でも、人の話は聞かなくて
自分のことだけ一方的に話して理解してもらおうとすることは
とても失礼なことです。
だから、ちょっと自己紹介ができたくらいで
ちょっと自分の習ったことだけを手話で表現できたからって
ちっともえらいことなんかじゃないのに
ちょっと出来ただけでも
皆さんがとても褒めてくれて
ちやほやしてくださるのに、
浮かれていてはいけないということです。
でも、こんな思いも、
手話を習うきっかけがないと考えもしなかったことなので
わからなくても理解し合いたいと言う気持ちが持てたことは
よかったと思えるようにもなりました。
私はこれから、もっともっと手話を極めて
手話で会話ができるようにまでなれるかというと
正直、そこまでは難しいと思います。
でも、私は絵描きで、デザインをお仕事にしているので
手話をわかりやすく表現して
広めるお手伝いはできると思いました。
見た目かわいくて、楽しそうなモノ
簡単そうなモノは、手に取ってもらいやすく
入りやすい入り口になります。
そんなツールとしての絵本を作るのが
今年の目標です。
まだ絵も言葉もできていませんが
私の絵本に、ゆっくり柔らかい
やさしいメロディをつけてくださる方
大募集です!
はあ〜、言っちゃった!頑張ろう!
手話カフェは毎週木曜日、18:00〜 1時間
川村義肢さんのショールームで開催です。
参加費100円
溜まったお金でクリスマスに皆さんでケーキを頂きました。
楽しくてためになります。
1回だけのひやかし参加もOK!
まずは手話のこと知ってもらうきっかけ作りから
大東市近隣の皆様、是非ご参加くださいね。