読んだり・見たり・思ったり。

読んだ本や見たものの感想なんかを語ってます。

ピアノの森 第221話「一緒に」

2013年11月04日 | ピアノの森

さっきぼーっと髪の毛いじくっていたら、
白髪を2本発見し大慌てで抜いてしまった自分です。

こんばんわ。

白髪って抜いちゃいけないんだってね。
頭皮を傷つけるからって……
抜いてしまいました。とさ。


11月になったってことで寒くなりました。
夏の間、土日はほぼ自転車でサイクリングなんかを
楽しんでいた日々だったのですが、すっかり寒くなってしまったので
布団から出れません(××)

ここの所週末、すっきりとしない天気だったり
するのもあるんですが、この週末も晴れたり雨が降ったりですね…
「秋晴れ」って言葉はどこかに行ってしまったのでしょうかねぇ。

サムィヨ…ままん。



そんな話より「ピアノの森」よねっ!!
ってことですよ。


だのでサクサク感想なんかを書いていきたいと思います。
お付き合いいただければ。

ねー。


順調につづくカイ君のファイナルの演奏。
ついに今週、そのピアノがラストの一音を奏でました…。


表紙は満天の星空、
希望の星を捕まえるように伸ばされた左手。

「自由」という翼を手にした彼は
その星を捕まえられるのかもしれないなぁ。


なんてしみじみ思ってしまうですよ。

な表紙から。

今回の煽り文は

「森を抜けて空へ。
 カイ、最後の一音。」


です。



「すべてを解き放つ、フィナーレへ!」ってことで

審査員の皆さんが、修ちゃん親子が、誉子さんが
阿字野先生が


ついに「最後のコーダに入る!!」のを期待するのでした。



そしてここから終結部の演奏と共に語られる
カイ君目線の感情。お話。

これが

ヤヴァイです。
やばいです。


…………うん。。
きっと読んでるひとは、うんうん。とうなづいてくれてるはず…


カイ君、自分は
「“森の端”という歓楽街で生まれ育った‥娼婦の息子だ!!」


とはっきり断言します。


ピアノの森。

家のまどからつながる森はカイ君にとって自分の庭であり
そこにあったピアノはかけがえのない友達だったそうです。


画面にはまだ焼け落ちる前の美しい森の中のピアノの姿。


そしてその森のまわりで
場末って言っていいのかな、まぁあんまり環境のよくない歓楽街で
チンピラさんな人たちに脅かされ、戦い

そして自分の母親はじめ「ムチャクチャ愛された」そうです。


仲間と‥
大切な先生‥


「平坦な道じゃなかったけど気付くといつも寄りそってくれる人たちがいた」

とアリサちゃんや、バイトのピエロの仲間まで
懐かしい面々が思い描かれます。



そして
「いつだって包まれていた」


と見開きで描かれたのは
いままで関わってきたカイ君の仲間たち。


この面々を見たとき。

自分は。

もう涙で画面が一瞬歪んで見えてしまいました………。

カイ君はこんなにも沢山の人たちに愛され包まれていたんだ…と。


娼婦の息子。
さっきカイ君が言い切った言葉。

その言葉は、たとえ自分の中の気持ちだけだとしても
どこか恥じている部分を持っていれば決して自ら言葉しないはずの言葉。

その言葉を言い切ってしまえるカイ君は、
どれだけ自分に、自分の過去に、自分を育ててくれた環境に
誇りをもっているのか…そう思うおもうと、思わず胸が熱くなってしまうのでした……


環境が人格を形成するって言葉を聞いたりしますが、
劣悪な環境だとしても本人が愛されていれば、劣悪とは言わないんだな。
と、
そして他人が最強の環境だと思っていても決してそうではないかもしれない…ということ。

小学生編では、お金持ちと貧乏。修ちゃんとカイ君だったですが、
ショパンコンクール編ではそこらへんの対比は、愛情の豊富さと権力で、カイ君とパン・ウェイで
描かれていたのかもしれないですね。



「ピアノの森」

って主役誰?


ってたまに思う時があります。


アニメ映画版は修ちゃん目線だったしね。



もちろん、大きな主役はカイ君なんだけど、

修ちゃんの成長。
パン・ウェイの苦悩。

この3人を柱にたくさんのピアニストさんたちの成長っぷりを
読めるからこんなにも引きこまれるんだろうな…なんて思うのでした。。




と、ところで、
この見開きに描かれた人たち。
全部名前言えますかーのコーナー(大笑)



と、早々にピエロの人たちが駅名だったのが
うろ覚えであるところスタートだったので早々リタイアです。


まぁあとはなんとなくなんだけどさー。

と本当に大きく聴きたいのが、

ピエロの人たち、
小学生時代の友達
テン丸、アリサちゃん、修ちゃん。玲ちゃん
阿字野先生、ベンちゃん、ポン爺…………。



の隣の人だれ!!??????



ですか????????


(・・;)


Pクラの人が隣にいるから森の端の面々だと思うのですが、
ベンちゃんと仲良くいる…

一瞬、玲ちゃんかとおもったのですが、違って、
アリサちゃんの大人だっけ?と思ったのですが、違って。

こんな仲良く腕くんでんの誰よーーーー!!!!



と大叫びです。。



だれですか??????(焦)





自分は実際の人も名前を覚えるのが大の苦手で、
もう今のお仕事先に2年半くらいいるのですが、
いまだに席以外ですれ違うと顔は解るのですが
名前まで出てこないという始末な人です。


まぁ覚える気がないんだけどね(笑)


そんな自分ですが、結構顔は覚えてる方なんだよね。


そうなんだけどさーーーー。
この女子。

誰だよ。



ムッシュの隣のヤンの隣にいるオケのメンバーの
人とか誉子さんの隣の人とかはもう諦めました。
誰だかわかりません。

でもこのポジションにいる女子。


これが解らないことにはすっきりできねぇぜっ!!!
ってことで

どなたかわかった方…回答をお願いします………(切実)



涙で画面が見れないぜ…な感動をした次の瞬間
疑問の嵐に襲われてるので助けてください。
なお願いです(大笑)




と、余談はどうでもいいんだけど…。
そんな愛情と仲間に包まれたからこそ、

「だから‥だから今の俺がいる!」



と自分自身を自身をもって肯定する演奏。

ああ、

私はこんなに自分に自身が持てているでしょうか……


何かにつけて、親の所為にしたり環境の所為にしたり…
言い訳することで自分を肯定し、人を批判することで
自分を保ってたりすることが多いです。

まぁ、多かれ少なかれみんなそうだと思うのですが…
思いたいのですが………。


カイ君の様にいつか自分の過去を振り返って
この過去があったからこそ「今の自分」なんだよ。
って堂々言える瞬間が来たらいいな~~

なんて思ってしまうのでした。
まぁ、今の自分も十分幸せなんだけどね。
なんて思うのは

カイ君のこのキラキラとした自信がとっても眩しいからかも
しれません。



そしてカイ君は「今の俺」に問いかけます。


「俺は何がしたい!?」

「ピアノが弾きたい!!」

「ピアノを弾いて‥」



ここで玲ちゃんが
「カイは何がしたいの?」と出した質問に、


カイ君は気持ちのこもった笑顔で

「俺は世界中に‥‥」



「俺の音を届けたい!!」





といま、このステージで、このファイナルの場面で
自分の音を、カイ君にしか出せない音を響き渡らせるのでした。


その音は、世界の空を超え、カイ君の家に設置された巨大
モニターから玲ちゃんの元へと伝わります。


そしてモニターの前で涙しながら、


「届いてるよ」



「だってそこいら中に‥あんなの匂いがしてるもの‥」


とカイ君の家を、ピアノの森に塗り替えてカイ君の音を
玲ちゃんたちの元まで届けています。


世界中まで…………。





しっかり届いているよ。。



ああ、涙が………。





しょして曲はどんどんクライマックスへ向い
指揮者のコルトさんが思うのは


「かつて
 ここまで人を巻き込むピアノがあっただろうか!?」


と、
観客席では多くの人が涙をし、胸を熱くしながら
聴いております。

玉梶先生も、向井っちも、ツインズも……中尾も発見!!!
その他他のコンテスタントさんたちも、
佐賀先生も

思いは同じで


「すべてを忘れて‥この刻にただ‥‥
 浸っていたい!!
 時を止めたい!!」


と。



でも、曲はそろそろピアノパートが終わるらしく
修ちゃんが「ラストの一音」を逃さず聴こうと身構え

「弾き終わった!!」と思ったのですが、
そこで大ビックリ。


「え!!??  っ‥」



となんと、カイ君。
ピアノパートは終わっているはずなのに、
これからオケのみで締めるはずなのに、
そのままなんと続けてピアノを弾いています。


これには修ちゃんだけでなく審査員もビックリ。
「オケのだけのはず‥!?」と。

我々のショーパーンのおじさんや
アンジェイさん、修ちゃん、ムッシュがビックリ仰天
してるなか、


カイ君はオケの後奏といっしょに、和音を弾いて


「曲のラストを‥オケと一緒に‥」



演奏しききるのでした!!!!


審査員さんたちはビックリでしたが、
指揮者のコルトさんもオケの人たちは、このカイ君の
最後の和音の演奏に誰一人渋い顔や驚いた様子を
する人はいなく、
最後まで、最後の一音まで

共に‥一緒に‥引き終わることを
受け入れているようです。


この短い時間でまるでずっと前から演奏してきたような
仲間意識があるかのように…
互いが互いを認め合ってるかのような…



そんな指揮者+オケの人たち+そしてピアニストのカイ君


ケミストリー。

化学反応。



そんな舞台は一言では言い表せない沢山の想いと
沢山の過去と沢山の感動を与えてくれて終わるのでした………。




そして演奏しきったところで、カイ君とコルトさんの
あっつい、あっつい、抱擁。


演奏しおわり、コルトさんを見たときのカイ君と
表情が
なんていっていいんだろう。

もう感極まってるんだろうね。。。


とってもすごく魅力的です。。。。。





そしてコルトさんも涙しながらカイ君の肩を抱きしめます。



親子…かよっていうほど。




もちろん観客席からは怒涛の歓声。

オケの人たち堪えず零れた涙喜びながら
互いを、カイ君を讃えます。


この姿に思わず、なんと阿字野先生が…………



はーい。
注目!!!!!



阿字野先生が涙してるよ!!!!!!!!!!


鼻を押さえ……て顔を伏せる阿字野先生!!!!!!!




阿字野先生ファン必見!!!!!!




今回はね、もちろん見開きの絵もさることながら
一つ一つの表情がとってもとっても……………。



阿字野先生にかかったはくしゅの手邪魔っ!!!

とか思いながらも、全部見えてないからこれがいいんだよ。
とか思ったり、もう画面構成にしてやられっぱなしです(笑)




んでもってステージではコンマスのおばさん(失礼)と熱く握手。



審査員席では、クリスティナさんが、
「口がずっとあいてるよ!」と言われて初めて自分が
聞き惚れてボーっとしていたことに気づきます。


というかクリスティナさんだけじゃなく、ほぼすべての審査員さん
達が、唖然としてしまっていますが……。
「お互い審査どころじゃないね」
と言っていますがそれだけの感動を運んだようです。


そして、大きな歓声がつつまれるなか
アンジェイさんが思うのは

「評価など今はどうでもいいではないか」
「ただ我々は審査することも忘れて‥‥」
「確認したのだ」




「ここに
 一ノ瀬 海というピアニストの新生が‥‥」




「見事に世界デビューを果たしたことを!!」





ってことで、
大きな歓声と後ろからコルトさんの拍手で見守られ
ステージに立つカイ君。




今回はここまでです!!!!




はぁぁぁーーーーーー

ついに、カイ君のショパンコンクールファイナルの演奏が終わりましたよ。。。


長かったね。

暑かったね。


涙したね。


成長したね。。。。。





ああああああぁぁぁ。




でも、これでカイ君の優勝はなくなったんだなぁ。って
……


カイ君、最後オケ部にまで演奏を続けてしまったことは
ピアニスト的には良いのかもですが、
コンクール的にはマイナス要因になるんじゃないのかなぁーーーって


審査員さんたちもビックリしてるくらいだものねぇぇぇ。


どうなの?

曲のアレンジってどこくらいまでが
許されるんですかね?

N響の時はピアノ線が切れてアレンジせざる得なくなった
という状況でも「不運」で片付けられていましたものね…………。


このアレンジは許されるのか否か。。

過去にはどういう人たちがいたんでしょうね。


んーーーーーーーでも
今は感動しきってる審査員さんたちも、
時間をおいていざ審査となったら、興奮は収まっているだろうから、
「我々のショパーン」のおっさんなんか
これをネタにすること間違いなしですしねぇ。



このアレンジが感極まってやってしまったか
計算づくかはカイ君にしかわかりませんが、
ここまでの演奏をして、カイ君が優勝できなかったときは
このアレンジが…ってことにならないのかなぁ。。って
思ってしまうのでした。。。。

はぁ……。


優勝しなきゃいけないんじゃなかったのかよ!!!!!!!!!!!




まぁ最後までオケと共に…ってところは感動しましたが……



むにゅう。。



審査方法もさ、
もー、ステージの拍手の大きさとか、
審査員の聴いているときの心拍数の激しさとか、
そういう数値的なものも加味されればいいのにね。


って思ってしまうのでした。


人間ってさ、どんなに感動したものでも
一晩寝れば、落ち着いちゃうじゃないですか。


とくに芸術性が高いものは、個々にとって
判断基準が違うからねぇ。。


全てを数値化してしまうのも間違ってるとは
思いますが、
ん~~~どうにかならんものかなーとも
おもってしまうのでした。



まぁ、これからレフ君のピアノがあるから
どうなるのかわかりませんが…………。



ところで、フィギュアスケートとかだと
上位の人たちにエキシビ的なものがあったりしますが、

ピアノのコンクールはどうなんでしょうね。
N響の時にはソリスト賞で演奏があったけど………。


優勝の人だけなのかしら………。


ショパンコンクール。


ファイナルでしたが、
もう一曲くらい、カイ君のピアノを聴かせて欲しい。
聴かせてあげたい。なんて思ってしまうのでした。。





と、次回は
「白熱のファイナルもあとはレフを残すのみ!
 次号の掲載は11月中頃を予定。お楽しみに!」


ってことらしいので、
裏でこの演奏を聴いているレフくんが黒レフくんになっていない
ことをいのりつつ、次回は、カイ君の演奏の余韻になるんじゃないかなー

なんて思うのでまだレフくんはでてこないかなーなんて
思うのでした。


ああ、梨本……お前はどこへ行った………(笑)





ってことで今回はここまで。
次回は11月中ごろってことなので、とりあえず次号のモーニングの
予告をチェックしたいと思います。

予告がのったら書きますね。



ということで、そろそろ
モーニングがたまってきたのでお正月を前に
ちょっと整理すべきかなぁ………

なんておもいつつ。
そろそろ連休も終わりなので、また伸ばし伸ばしに
なるんだろうなーーって思って諦めます(笑)


さて、また1週間が始まりましたね。

11月は23日の祭日が土曜日なのでもう連休はありませんね。
とはいえ、すぐ年末だからそんなうかうかもできないんだけどさ。


ってことで、また一週間頑張ります。



では、長々お付き合いありがとうございました。
お疲れ様でした。


女の子の正体が解ったら教えてください。

ってことで。

おつかれさまでしたーーーーー!!!!!
おやすみなさいませ~~~~♪







追伸。
コメント有難うございます!!!!
海外アクセスっ!!!!
ドキドキですねっ!!!


モーニングって海外で買えないのか………。

そんな時にはDモーニングがおススメですっ!!!!
って営業はともかく、自分のブログを始めた目的が
単行本が出なくて待ちきれなくて読まなくなってしまったよ。

な経験が多い自分は、どうにかネタバレでも…
単行本を待つ間の繋ぎにでも…な目的で始めたので
そういってもらえるととても嬉しいです。


とはいえ「漫画での表現力」の圧倒さに
是非画面を見て!!!!と言わざる得ない状況ばっかりなんですけどね。

漫画は、絵があっての作品なので、繋ぎ程度に読んでいただけると嬉しいです。
また新刊をワクワクしながら待ちましょう!!!!ふふ~~~。

皆様、コメント有難うございました!!!♪。





モーニング48号に「ピアノの森」掲載されとります!!!

2013年11月01日 | ピアノの森
こんばんわです。

寒いんだか暑いんだかの日々が続きますね。
先週末、油断して風邪をひいてしまい、
熱は下がったのですが、なぜか声がでない日々が
続いております…。

他の人には迷惑かからないようにしてるつもりなんだけど、
それでもちょっと具合悪そうな人をみると
「ごめんよ~~~」なんて思ってしまうのは
小心者だからかもしれないですね。


ってことで、今週は風邪にやられた週でしたが
今週のモーニングには予告どおり

「ピアノの森」掲載されとりますよ!!!!!


ってことでとりあえず感想は週末に
タラタラ書くとして掲載されてます報告です!!!




ってか、


真面目に。

今週は見逃し厳禁だと思います……………。

明日朝一でいいので、とりあえずコンビニでいいので
ぱら見でもいいので…


みて!!!


みてっ!!!!!


みてほしいです!!!!!


たぶん、見たらレジにそのまま
向かってしまいそうだけど…
(買わなくてもいいけど)

ってくらい本当に今回は見逃さないでほしいよーーー


と切実に思ってしまう回でした。



むふー。
単行本の情報もまだ見えてこなさそうですしねぇ。
是非とも一読していただきたいなぁぁぁ

とおもうのでした。



ってことでモーニングのCMでした(笑)



さてとあと1日で今週も終わりです。
週末は3連休なんですね。
もう早くも11月になってしまいました。

年末です。


いやーねぇー。

ってことで。
とりま、掲載の報告とCMでした(笑)


感想週末(月曜日かも…)にとろとろ書く予定なので
休み明けにでも、読みに来ていただけたら嬉しいです(^^)

宜しくお願いします。


ってことで。
おやすみなさいませ。