鉱石ラジオ

艦これ二次創作小説同人
C103 土曜日 東地区 ヨ-09a

C97 落ち穂拾い・その3

2020-01-03 21:12:29 | 同人活動
実はもう一つ思い出したことがあった。ただし、これは微妙なニュアンスを伴った話であり、敢えて誤解を恐れずに書くことにする。

あれは一日目の、エントランスホールから西1~2ホールに向かう通路のことである。TVアニメ『キルラキル』の纏流子のコスプレをした女性が目の前を歩いていた。神衣「鮮血」と人衣一体する前のセーラー服バージョンに見えたが、上にパーカーを羽織っていたので、実はよく分からない。
それはきちんとわきまえたレイヤーさんだった。ベージュの着圧ストッキングを着用して、肌の露出を抑えていたのだから。
纏流子の超ミニスカートのセーラー服の裾からは、彼女のヒップが露出していた。もちろん、ヒップはストッキングで覆われているのだから素肌は見えていない。ハイレグの下着を着用している、そういう設定のようだった(してみると「鮮血」バージョンだったのかも知れない)。若々しさ、美しさ、健康さ、その他ありとあらゆる美徳を兼ね備えたようなヒップラインだったので思わずガン見してしまったことを、ここに告白しておく。
彼女は最高に格好良かった。

コミックマーケットのコスプレというと、最近では大喜利風一発芸(初めは面白がっていたが、元ネタがアニメや漫画から離れるほどだんだんついて行けなくなってきている)か、不埒なカメ小による超ローアングル接写が話題に上るが、正直言ってそういうのばかりではいい気持ちがしない。
特に最近では、フェミニズム方面からの価値観の転倒(西洋美術の女性ヌードだって所詮男性目線のエロ目的とどう違うの?みたいな判断を突きつけられている)が甚だしく、実を言うと私自身もこれまで培ってきた価値観が揺らぐのを感じている。
「女性の裸は美しい=単にエロい」だけではないと主張するのであれば、それにはどういう根拠があるだろうか。これは今年の課題である(つーか、だからこそ成人向けの五月雨本を書いてみているのである)。

大それた話はともかくとして、若々しい肉体の誇示も含め、レイヤーさんの役作りを正当に評価する基準点としてこれからの時代なにが一番相応しいのだろうか、などということも考えた2020年の正月三が日でした。

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