上坂研究室のできごと

岐阜大学 上坂研究室の(HPから漏れた?)活動を紹介します。

応用物理学会第13回プラズマエレクトロニクスインキュベーションホール@国立中央青少年交流の家 (9/8-10)

2019-09-17 16:05:04 | 日記

静岡県御殿場市の国立中央青少年交流の家にてプラズマの勉強会である,9/8-10の三日間にわたり応用物理学会が主催の
プラズマエレクトロニクスインキュベーションホールが開催されました.
私たちの研究室からは上坂グループのM1(清藤,川村)が参加いたしました.
講習会を通してプラズマの基礎から応用開発を学ぶことができ,懇親会で参加した若手の研究者,学生の方々との交流を深めることができました.

開催会場


講義室の様子.3日間を通して6名ものプラズマのスペシャリストの方々による講義が行われました.先生方の講義から,プラズマの基礎から応用までの理解を深めることができました.


1日目の夜は参加者によるポスターセッションを行いました.


二日目は天気にも恵まれ,雄大な富士山の姿を拝むことが出来ました.

参加者の感想

清藤
今回の講習会を通して,外部のプラズマを研究する学生の方々や先生方と交流することができ,今後の研究へのモチベーションが高まりました.

講師の方々の講義はどれも今後の研究に生かすことの出来るとてもすばらしい内容でした.私は現在プラズマシミュレーションの研究を行って

いるため,特に東京農工大学の西田先生によるプラズマシミュレーションに関する講義は,プラズマシミュレーションの基礎をしっかりと学ぶ

ことができ,非常に興味深い内容でした.プラズマのモデリング手法で流体近似,粒子の運動理論におけるそれぞれのメリットデメリットを知

ることが出来ました.ポスターセッションでは,岩手大学の方のプラズマを用いた果物の早熟の防止など,プラズマを用いた様々な研究を知る

ことが出来ました.

川村

今回の講習会は様々な方のお話を聞くことができ,非常に勉強になりました。自分はプラズマでの表面加工技術についての研究ですが、

プラズマを医療や農業、ナノ領域への応用と、普段自分が関わることのない分野のお話を聞くことでより新しい観点からプラズマを

考えることができました。東北大学の金子先生の気液界面プラズマの講義では、プラズマを液体に照射することで液体の成分が変化が

起こるという化学的な要素も含まれたお話で興味深い内容でした.

 


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