創る村から ~耕の会~

創る村から ~耕の会~ 己を耕し、世を耕す
21世紀平成の志士となるべく、日々修行と葛藤のスタッフブログ

松島巨大防波堤問題に光が見えた!

2013年12月04日 | 報告
本日ニュースで安部首相夫人が「堤防に何処に必要で、何処に必要無いかについて考えるべきだ」と訴えたと流れていました。

ようやく私達が言っている事が大々的に取り上げられたのです。
もう既に工事が始まってしまった所も多くあります… 創る村の近隣の方の多くももう諦めかけて居ました。
今回の安部首相夫人の訴えは私達にとって光であり大きな突破口になりそうです


改めて以前紹介させて頂いた創る村から発信する堤防の見解と、ニュースになっていた記事の文章を紹介させて頂きます。


★被災地の巨大防潮堤建設問題――安倍昭恵氏が見直し呼びかけ 週刊金曜日 11月18日(月)17時49分配信
被災地の巨大防潮堤(総事業費八〇〇〇億円。総延長距離三七〇キロメートル)を検証する集会 「東北の美しい未来を考えるフォーラム」が一〇月三一日、衆議院第一議員会館で開催され、約三八〇人が参加した。
冒頭で主催者の一人で安倍晋三首相の妻である安倍昭恵氏が挨拶、「防潮堤はどこに必要で、どこは必要でない のかをみんなで考え直したい」と趣旨を説明。巨大防潮堤による景観破壊や、海が見えなくなることによる危機感 喪失の問題点を指摘し、「『本当に防潮堤を作っていいのだろうか』『本当に美しい日本の復興なのか』という ことを考え直してほしい」と訴えた。
続いて「巨大防潮堤についての検証」と題し首都大学東京の横山勝英准教授が講演。「仙台平野とリアス式海岸の 違いが(根拠となる)法に反映されているのか。一〇〇万都市を抱える仙台平野では防潮堤建設で四〜五キロの (背後地の)浸水を防げるため、費用対効果は非常に大きい。
しかし、リアス式海岸では守る場所が非常に狭く、しかも高台移転で法律上住めない場所になっている」と費用対効果の乏しさを指摘。高台移転と巨大防潮堤が “二重投資状態”であり、人の住めない危険区域の田畑などを守るために防潮堤建設費を投じる愚行ぶりを浮彫りにした。
これを受ける形で「防潮堤を勉強する会」発起人の安藤竜司氏(宮城県気仙沼市)も、こう訴えた。「海とともに 気仙沼を再建しようとしてきたのに、国や県の役人から『中央防災会議で決まったことだから巨大防潮堤を受け入れ ないと駄目』と言われる。再建に向けて努力する気持ちを折られてしまう。“復興災害”と呼んでもいいくらいで、 今こそ政治の力で『巨大防潮堤はおかしい』と言ってほしい」。
すると、昭恵氏の紹介で集会に参加した自民党の片山さつき参議院議員は「巨大防潮堤がリアス式海岸にも必要 なのかは疑問。環境委員会など国会で取り上げるべき」と意気込んだ。


過去の堤防に関するブログ記事も併せてお読み下さい。
2012年1月16日「松島に住むという。。。」
2012年1月18日「堤防説明会に参加して」
2012年8月20日「海に寄する。。。」
2013年6月19日「松島の未来を考える」