創る村から ~耕の会~

創る村から ~耕の会~ 己を耕し、世を耕す
21世紀平成の志士となるべく、日々修行と葛藤のスタッフブログ

野蒜地区の集団移転先造成。。。

2013年02月17日 | 日記
創る村の地元・野蒜で集団移転先地の造成が始まりました。



当初、仮設住宅は三年を目処に作られました。
しかし、移転先の着工はなかなか始まらず、仮設に住む方々はいつまで今の生活が続くのか、先が見えない状態でした。
その移転先がこうして見える形で進み出すと、ようやく仮設の方達の家が建ち、新しい町が出来るのだという安心感があります。

その一方で・・・
一週間やそこらで山が二つも丸はげになるのを目のあたりにすると、被災者の方達の生活の為に仕方が無いこと…と思いながらも、正直な所、納得しきれない気持ちがあります。
私は人間があまりにもおごってしまっているように思うのです。
自然と対立するように山を数日で丸はげに出来るようになっても、何十メートルの堤防をコンクリートで作っても、自然の猛威に襲われれば一溜まりもないのに。。。
今回の津波で、コンクリートで作った堤防や土手などはガタガタになりました。
むしろ工事をしなかった、何百も前に作られた石垣や土手なんかは今でもその姿を留めています。
私は、昔の人達が自然に敬意をはらい、また感謝して自然と共に生きていたからだと思うのです。
自然の有り難みと共に恐ろしさとも向き合い、その土地土地に伝わって来た文化を大切にし、その土地にある木や土を使い、自然と共存して建てたからこそ、何百年も残る物が作れたのではないでしょうか。
テレビで「百年住宅~♫」と言うCMを見たことがありますが、それが昔は当たり前のことだったのです。
今の世の中は、物はもちろん考え方までインスタントになっているように思います。
このままでは末恐ろしくありませんか…?

だからこそ、今回の震災で私達人間はいろいろな事に気付き学んで、本当の意味での復興をしていかなければならないと思うのです。


善太



。*゜ギャラリー 夢゜*。

2013年02月17日 | 日記
3月11日にオープンする、飴屋先生の作品が並び、創る村の発信基地となる一番町の店舗の写真です!!
是非楽しみにしていて下さい。




本日は、現在東京本社勤務の毎日新聞元仙台支局長の三岡さんが被災地の取材で宮城に来られ、創る村に寄って下さいました。
堤防かさ上げの話の件で取材して下さったり、四月のコンサートの話や、飴屋先生の著書出版、一番町でのお店の話などで盛り上がりました。
飴屋先生も大変喜ばれていて、今日も素敵な一日となりました。
三岡さん、ありがとうございました!