山犬候補生

我が家の犬達の散歩風景 --------------

はしゃぎ気味で出発・・・・



飼い主を、犬ぞりのように引っ張り・・・・
（リーダーウォークという言葉は我が家にはありませんッ！）



出すモノ出したら・・・・ようやく落ち着いて散策。



しかし、ひとたび帰る態勢に入るや・・・・・
「まだ帰らなァ～いッ！」と座り込みに突入ッ！
（飼い主に叱られないよう、あくまで「グズグズ」と行なうのがポイント。）



強制的に帰ろうとすると、それまで遊んでなかった親子が
急に激しく遊び出す・・・・



あくまでこれは我がままではなく、やり残しなのだッ！・・・
と言い訳するかのように・・・・



頑固で自己主張の強い小梅は、とかく幼少時より散歩では悩まされた。

今でも油断すると、こうして主張を通そうとする。
２匹になった今、娘との共謀を図るので余計にやっかいだ。

私もナマズ犬と呼ばれた犬を更生させた人間ダッ。
「ババ将軍」の名は伊達ではないッ・・・・
そんな我がままを通す訳にはいかんのであるッ！！

こんな時・・・・
私は（周囲の状況が安全と判断できた場合に限るが）駄々をこねる親子を
その場に残し、毅然とした態度で立ち去る。


日暮れの公園に座り込む、我がまま親子

しかしコレッ・・・
まだ純粋な娘には大変効果的であるが、
今や、すっかり世間ズレした母犬には効果が薄くなって来ているッ　



結局、強制連行となることが多い・・・



チクショーッ・・・・
小梅・・・昔はかわいかったのになッ・・・
お前にも慌てて追い掛けて来るかわいい時代があったッ・・・・

先日、お散歩コースの一つであるお馴染みの山へ行った。



ここでも、小梅は座り込みを開始。



この日の小梅はしつこかった。



そうか・・・・
そんなに帰りたくないなら帰らなくていいッ！

ここで山犬になるがいいですよッ！　

山犬となってキツネさんと暮らすがいいッ！！！

（この山にはキツネがいるらしい。朝の苦手な我が家は見たことないが、
　朝早く登るとエサを食べに来るキツネさんに会えるらしい。）


母と山犬になろうか思案中の娘・・・

このセリフ、以前も使ったなッ・・・・
確か小梅が山で車に乗らないと駄々をこねた時だ。

あの時小梅は、最終的には走り出した車に付いて来た。
（飼い主勝利なりッ！）
今日はどうするつもりだ・・・・？

どうしていいかわからない娘は、母と婆の間を行ったり来たり・・・・



そして、遂にその時は来たッ・・・！！！



ハッハッハ・・・・・
飼い主に勝とうなんぞ１００年早いわッ！

・・・・と勝利の美酒に喜ぶのもつかのま・・・・
毎日、こんな戦いが続けられるダメ飼い主とダメ犬親子なのであったッ・・・

　　　　　　　　　






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