鬼の霍乱

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～“鬼の霍乱”～
　　＝ ふだん非常に元気な人が病気にかかること
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先週末から急に、小梅がひどい下痢になった -------------
ゲージの外からも聞こえる位、お腹がキュルキュルと鳴っている。

　

普段病気をしない犬だけに、慌てて病院に連れて行く。

検便とX線検査の結果は異常なし。
胃と腸の薬を飲んで様子を見ることになった。

幸い快方に向い、このまま全快となりそうだ。
もう薬を飲み始めて１週間・・・・・・

　

最初の頃は、飲む方も飲ます方も不慣れで大騒ぎだったが、
今や２人とも（実際は一人と一匹）
すっかり薬飲みのプロフェッショナルとなった（はずだ・・・）

しかし・・・・・・・・
今だ薬の袋を見ると、旅立っていかれる犬が一匹・・・・　


逃亡を図ったプロフェッショナル

おいおいッ・・・・・・
気持ちは、透明犬にでもなりたい気分なのだろうが、
あいにくお前は８キロ犬だッ・・・・・（今回の病気で７.７キロまで減量！）

その巨大な体は隠しようがないッ・・・・


一心不乱に存在を無にしようと試みる８キロ犬

・・・・で、あえなく確保・・・・・・



いいかい・・・お前は母さんだ・・・・・
春ちゃんの手本となるべく、りっぱに薬を飲んでみせるんダッ・・・・・

さて皆さん、正しい薬の飲ませ方ってご存知でした？

1）まず上顎を保定し、少し上に持ち上げるようにして口を開きます。


観念した犬

2）口の中の、なるべく奥の方へ錠剤を入れます。

　

3）口を閉じさせ鼻先を上に向け、喉をさすります。

　

4）「ゴクンッ」と飲み込んだらOKです。


参照「ドクターズアドバイス　PEPPY」より

・・・ホ～～ラッ、出来たじゃないかッ・・・・・・
　　　　　　たまに喉の奥に残っているけど・・・・・・


小梅は飼い主に歯向うことはありませんが、頑固なので
「飲まない！」と決めたら絶対飲みません・・・・・

頑固な犬だなぁ～・・・・
持久戦になろうが、どうせ飲まされるんだから・・・・・

・・・・だが小梅、いい知らせがあるッ・・・・・・・

「いよいよ明日でお薬は終わりダッ・・・・！！！」


解放を喜ぶ犬

・・・・・よかったナッ・・・・・・・！！

しかし小春は元気だったのに、いったい原因は何だったのだろう？
お前・・・変な物、拾い食いしたんじゃねえのッ・・・・？！

意地汚い犬をもった飼い主は、日々厳重な注意が必要・・・・・
　　・・・と改めて心に誓う飼い主なのであった・・・・




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