●ミニ散策
宿に戻る前にパチリ。
手前のボロいバンが凄く気にいった。
まず日本では見られないものである。ギリシャは基本車が汚い、それは洗車をしてないからであり、修理もしてないだろうという車もある。
なので、燃費は絶対に悪いだろう。燃費がいい国って、日本以外ないと思うけど(笑)
そして宿へ戻った。
●夕食へ
部屋でゆっくりしていると、ワタナベさんが帰ってきた。
汗だくの様子であったのだが、レンタバイクは借りられず、自転車で行ったようだ。
しかしアップダウンと修道院の閉館時間のこともあり、外見を見て終わったそうだ。
アドバイスとしては、
「レンタバイクかレンタカーをしたほうがいい」とのこと。明日参考にする。
ゆっくりした後、ちょっと街を散策することに。
本当の理由はスーパーへ行くためであった。昼間はシエスタで全部閉まっていたからだ。
駅へ向かう道にあるデカいスーパーへ。
結局買うことはなかったのだが、どれもデカい。そして安い。肉が滅茶苦茶安かった。
飲み物も安い。けど冷えてなかったので、回避。
カランバカ駅へ行き、鉄道のチケットを買うことにした。
ワタナベさんはテッサロニキへ、僕はアテネまでの切符を買った。
けど、なぜか学割が適用されなかった。「アテネでは使えたんだけど」みたいなことを言っても、「ダメだ」と一点張り。
その差別的な対応にイラっときてしまった。EU諸国では「EU圏学生は割引ok」でそれ以外はダメということがよくある。
実際差別だ。こういうなら、他諸国は「EU以外割引ok」にしてやろうかと思うけど、それはない。
まず日本は「全てに平等」であるので、そんなことはないのだ。
結局“乗り継ぎ”なのに24ユーロもかかった。直行が11で乗り継ぎが24なのは意味わからない。
一応チケットは買えたので、タベルナへ戻る。
途中にケバブ屋があった。おねえちゃんが頑張って切り盛りしている。
このカランバカはあまり大きな街ではなく、こじんまりとしている。なんかまったりした空気が流れているので、過ごしやすい。
今回もスブラキ、だったと思う。
しかし動いていなかったからか、全くフォークが進まない。「残すんじゃないか」と思うほど、進まなかったのだ。
何とか食べきったが、お腹はいっぱいだ。第一、量が多いのもあるのだが。
でもデザートのスイカは別腹です!
日が暮れてから地元の人がどんどんやってきた。
そして視線はテレビのほうに。「何だ?」と思ってたら、サッカーの試合をやるようだ。
ワタナベさんの解説によると、ギリシャのクラブチーム対トルコのクラブチームの対戦みたいだ。
隣国ということで交流試合。
実はトルコリーグ、八百長か何かでリーグ開始が遅れているため、選手の調整目的だそうである。
この試合、ピレウスで行われているのだが、ピレウスから地下鉄で1駅のところにサッカー場があった。おそらくここでやってるのだろう。
地元民はゆっくり見ている。そこまで白熱はしていなかったけど、地元民に混じって見るのは面白い。野球なら一番盛り上がるだろうが。
会計するとき、店の人が来なかったので、店の中に入る。
そこでマダムにお金を払ったのだが、その時「ちょっと待って」と言われ、待っているとメテオラのポストカードを2枚くれた。
こんな嬉しいサービスはない。デザートの上にポストカードまで。たった2ユーロぐらいだろうけど、それでもこういうのはお金以上の価値がある。
「エフファリストー」とギリシャ語で「ありがとう」と言い、店を出た。
ちなみにこの「ありがとう」、ギリシャ語で言うのは最初で最後であった。
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