Going a Traveling ~一人旅~

野球・旅好きの学生がおくるブログ

【ギリシャ No.9】8/17 カランバカでの夜

2011-08-17 19:00:00 | ギリシャ

●ミニ散策


宿に戻る前にパチリ。






手前のボロいバンが凄く気にいった。


まず日本では見られないものである。ギリシャは基本車が汚い、それは洗車をしてないからであり、修理もしてないだろうという車もある。


なので、燃費は絶対に悪いだろう。燃費がいい国って、日本以外ないと思うけど(笑)



そして宿へ戻った。



●夕食へ


部屋でゆっくりしていると、ワタナベさんが帰ってきた。

汗だくの様子であったのだが、レンタバイクは借りられず、自転車で行ったようだ。


しかしアップダウンと修道院の閉館時間のこともあり、外見を見て終わったそうだ。



アドバイスとしては、

「レンタバイクかレンタカーをしたほうがいい」とのこと。明日参考にする。



ゆっくりした後、ちょっと街を散策することに。


本当の理由はスーパーへ行くためであった。昼間はシエスタで全部閉まっていたからだ。



駅へ向かう道にあるデカいスーパーへ。


結局買うことはなかったのだが、どれもデカい。そして安い。肉が滅茶苦茶安かった。

飲み物も安い。けど冷えてなかったので、回避。



カランバカ駅へ行き、鉄道のチケットを買うことにした。







ワタナベさんはテッサロニキへ、僕はアテネまでの切符を買った。



けど、なぜか学割が適用されなかった。「アテネでは使えたんだけど」みたいなことを言っても、「ダメだ」と一点張り。


その差別的な対応にイラっときてしまった。EU諸国では「EU圏学生は割引ok」でそれ以外はダメということがよくある。


実際差別だ。こういうなら、他諸国は「EU以外割引ok」にしてやろうかと思うけど、それはない。
まず日本は「全てに平等」であるので、そんなことはないのだ。



結局“乗り継ぎ”なのに24ユーロもかかった。直行が11で乗り継ぎが24なのは意味わからない。



一応チケットは買えたので、タベルナへ戻る。







途中にケバブ屋があった。おねえちゃんが頑張って切り盛りしている。


このカランバカはあまり大きな街ではなく、こじんまりとしている。なんかまったりした空気が流れているので、過ごしやすい。







今回もスブラキ、だったと思う。


しかし動いていなかったからか、全くフォークが進まない。「残すんじゃないか」と思うほど、進まなかったのだ。


何とか食べきったが、お腹はいっぱいだ。第一、量が多いのもあるのだが。


でもデザートのスイカは別腹です!



日が暮れてから地元の人がどんどんやってきた。


そして視線はテレビのほうに。「何だ?」と思ってたら、サッカーの試合をやるようだ。



ワタナベさんの解説によると、ギリシャのクラブチーム対トルコのクラブチームの対戦みたいだ。

隣国ということで交流試合。


実はトルコリーグ、八百長か何かでリーグ開始が遅れているため、選手の調整目的だそうである。



この試合、ピレウスで行われているのだが、ピレウスから地下鉄で1駅のところにサッカー場があった。おそらくここでやってるのだろう。



地元民はゆっくり見ている。そこまで白熱はしていなかったけど、地元民に混じって見るのは面白い。野球なら一番盛り上がるだろうが。







会計するとき、店の人が来なかったので、店の中に入る。


そこでマダムにお金を払ったのだが、その時「ちょっと待って」と言われ、待っているとメテオラのポストカードを2枚くれた。


こんな嬉しいサービスはない。デザートの上にポストカードまで。たった2ユーロぐらいだろうけど、それでもこういうのはお金以上の価値がある。



「エフファリストー」とギリシャ語で「ありがとう」と言い、店を出た。


ちなみにこの「ありがとう」、ギリシャ語で言うのは最初で最後であった。



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