3/27.春を代表する有毒植物の一つホウチャクソウが顔を出し始めていました。
ホウチャクソウはイヌサフラン科チゴユリ属の多年草。群生する傾向もあります。
アジア大陸の東端(極東ロシアから東南アジア)全域に見られ、日本全国に分布。山地や丘陵地の雑木林などの樹間のひらけた場所に群生し、同時期に咲く所謂「チゴユリ」と一緒に見られることも多いです。因みに、チゴユリも名の知れた毒草の一つで、ホウチャクソウとチゴユリが雑交したものも稀に見かけます。
ホウチャクソウは初夏に地味ですが、白から緑へのグラデーションが美しい花を付けます。