11/3.に写したノハラアザミの一つです。
11/3.里山地区の藪の際で、一部の冬イチゴが真っ赤な実を見せていました。
中々1、11月初めに見ることは少ない冬に食べられるキイチゴの一つです。
藪の際にしては、それなりに日当たりもあって早くいろづいたのかもしれません。だだし、植物としてフユイチゴはあまり日当たりの良い場所で見かけるものでは無く、薄暗い林道沿い等で群生する植物です。
そうした微妙な環境が植物も人間も大きく影響するから、何とも言えないほど、感動するのであります。
10/31.に写したこの植物名はわかりません。
黄色い小さな野草ですが、帰化植物の一つだったような気がするのですが、どうもはっきりとはしません。
ごめんなさい。
10/31.本来は自生種のリュウノウギクが咲き始めていました。写真のこれは園芸種と思われます。
リュウノウギクは晩秋に花をつける所謂「野菊」の一つです。
和名のリュウノウギクは、茎や葉の香りが、中国から伝わった竜脳(リュウノウジュから採れる精油)という香料に似ている事に由来。実際には樟脳に近い香りで、成分としても樟脳が多いと云われます。
関東や近畿では普通種。日本固有種。日本の福島県、新潟県以南の本州・四国・九州の一部(宮崎県まで)に分布する多年草で、小さな群落を作ります。また山地や丘陵に生える多年草で、低山の森林周辺に多く、特に林縁部の日向に出ます。自然な地形では崖地に出現することでも知られています。道路脇の切り通しなどによく出現しますが、開けた草原に出るものではなく、河川の土手などで見ることはありません。また石灰岩地によく見られることも。
10/31.ケナフも開花し始めました。
ケナフはアオイ科フヨウ属の1年草。(稀に多年草になります。)
原産地はアフリカ。
別名は洋麻、アンバリ麻、ボンベイ麻。
葉はアサの葉と間違えるほどよく似ていますが、陶酔成分は一切ありません。
背が高くまで成長します。
10/31.センブリの花が一部咲き始めていました。
センブリはリンドウ科センブリ属の2年草。
センブリは和名センブリの名前の由来は、全草が非常に苦く、植物体を煎じて「千回振出してもまだ苦い」ということから、「千度振り出し」が略されて名付けられたとされています。
中国、朝鮮半島、日本に分布。日本では、本州の関東地方以西、四国、九州にかけて広く分布します。
丘陵地やマツ林などに多く、日当たりが良く、やや湿り気のある山野の草地に生育。
先駆植物(パイオニア植物)としても知られ、湿った切り通しの斜面に生えることもあります。
日本の以下の多くの都道府県で、レッドリストの指定を受けています]。多数の都道府県で、草地の開発、森林開発、生育環境の自然遷移、園芸目的の採集、薬草の採集などにより減少傾向にあります。
また別種にムラサキセンブリもあります。
所謂「リンドウ」の仲間なので、自生のリンドウとほぼ同時期に咲き始めます。