








それを集めて、むかご飯にしてみました。




このむかご(零余子)は花の後にできる実や種ではなく、茎が肥大して形成される肉芽です。
地面に落ちると発根して、新たな芽を出すとか。
葉っぱの根元が、ぽちっと膨らんできた時は、とても不思議な感じがしました。
塩ゆでにしたり、炒ったりしても美味しくいただけますが、我が家のリクエストは炊き込みご飯でした。

この零余子飯は秋の季語でもあります。ちょっと調べてみると・・・
うれしさの
箕(ミ)にあまりたる むかご哉 蕪村
黄葉して
隠れ現る 零余子蔓 虚子
子らの手に
ぽろりとむかご こぼれ落つ お粗末
