



上野松坂屋で行われたこの華展は、毎年この時期に行われているそうです。
10月18日からの秋のハーブフェスティバルで、ガーデンオブジェを展示してくださる方々も
参加されていました。

まずは、大きなブースいっぱいに活けられた迫力ある作品




そして、古典的な型を伝える「立華」の作品


この龍生派の特徴である、自由花の作品の数々。












もっと前衛的なアート作品もありましたが、花に限らない素材の自由さ、
デザインの面白さは、とても参考になりました。

なた豆の作品では、その重さを支えるために、鉄骨を加工して使っています。
好きな角度に曲げ、溶接し、できたものを雨ざらしにして、錆を加えて
そのテクスチャーをイメージ通りにしてから、使っているとか。

それぞれの作品の中に、アイデアと仕掛けが隠されているそうです。

できれば、5~60%くらいの概要を決めて、残りは実際に活けこむ、その時に決めていく。
100%計画通りに進めようとすると、その事にとらわれて、その時に生まれるべき
本当の良さが見つからなくなる。そんなお話でした。
計画や準備は重要ですが、変化する現実に対応できるフレキシブルな感性も、
とっても大事なんだと、帰る道すがら、みんなで話し合いました。



作品から学ぶ事だけでなく、それを生み出すみなさんとの出会いは、
かけがえのない刺激とエネルギーを与えてくれるものだと実感しました。

今日16日は、ガーデンオブジェの設置が行われます。
どんな作品が飾られるのか、みなさんもどうぞお楽しみに。

