9月17日(月) 3連休の最終日。
天気が良さそうなので日光へ山登りに行こうかとも思いましたが、
明日から仕事なのと病みあがりなのでちょっと躊躇しやめにしました。
だけど家にいるのもつまらないので昨日JRの駅でもらった“駅からハイキング”
“多摩・武蔵野ウォーク”のパンフに載っていた新座を歩いてみることにしました。
なんたって新座は私が小学生から大学生まで過ごした町なんです。
パンフでは新座から東久留米へ歩いてますが、今日は逆コースを歩きます。
9時に東久留米駅に着き黒目川が見えたところで川沿いに右折します。
水が奇麗なのでびっくりしました。今日はとても暑いですが、川辺ではジョギング
したり、釣りをしたりする人が結構いました。繰り返しますが水が奇麗なのには
正直、いい意味で驚きました。
川に沿って歩いていると、途中にポスター見たいな張り紙があり、それによると
黒目川は鯉はもとより鮎もいるようです。このおじさんは鮎を釣っているのでしょうか?
暑くてへばって歩いていると野火止用水が本流と平林寺掘に分かれる地点にたどり
つきました。新座には長年住んでましたがこんなところは初めてです。
その先に進むと用水沿いに桜並木があり、桜の咲くころにはさぞかしすばらしいと
思います。駅からハイキングは12月ですが桜の咲くころもいいと思います。
ただし、今日は暑すぎてウォーキングには向いておりません。
野火止用水の流れているところにはこのような道標が立っております。
わかりやすく道迷いを防いでくれます。
せっかくですから平林寺にも寄ってきました。武蔵野の面影を残すよいところです。
松平信綱や武田信玄の娘の墓もありませす。
平林寺を出た後またコースに戻り平林寺に沿って流れている野火止用水の淵を歩いてきました。
武蔵野の雑木林と水のせせらぎ、それに鯉も泳いでました。私の幼少時代にはなかった
光景かも知れません。ただし、平林寺こそ雑木林は残されてますがそのほかの所は
かなり減ってしまいました。残念ですがこれも時の流れでしょうか。またコースを少し外れ
仲のよかった友達の家を探しますが見つかりません。がっかりして先に進んで今度は
自分の住んでいた社宅を見ていこうと思ってそこに行くとたしか5階建ての社宅がなく
唖然としました。自分の住んでいた家がなくなるのは寂しいものです。先に進んで通っていた
小学校は元の通り存在してました。秋になると紅葉し実を落とすイチョウも元の通り。
今回の“駅からハイキング”「雑木林とせせらぎのまち新座を歩く」を逆から歩いた理由は
高校、大学時代によく行った新座駅近くの店によりビールを飲んで帰るという予定を
たてたからでありました。その店は川越街道沿いに今も建っておりましたが「本日休業」
の看板が出てました。中を覗くと整理されておらず本当に今日だけ休業なのでしょうか?
それとは裏腹に新座駅にマンションが乱立しており変わった姿に心を乱され帰宅しました。
「故郷は遠きにありて思うもの」ですね。