下町猫、山へ行く       

下町葛飾区在住です。同居している猫3匹とうさぎ1匹、趣味の山歩きを中心に発信していきます。

塔ノ岳(足を滑らせ手を負傷)

2007年05月27日 | 

5月26日(土) 
天気が回復するという予報が出たので山登りに行くことにしました。先週の日曜日には日光霧降、月曜火曜は長崎出張、金曜日は飲み会と疲れはたまっていましたが新鮮な山の空気が私を呼んでました。
どこへ行くか考える時間があまりなかったので前から行ってみたかった人気の山“塔ノ岳”に登ることにしました。

亀有発5:39の千代田線に乗り終点の代々木上原までいきます。そして小田急線の急行に乗り換えますがさすがに人気の路線です、相模大野まで座れず立ってました。
7:25 秦野駅着。 7:35のヤビツ峠行きバスに乗りますがこちらもすでに満席で座れません。やはり人気の山に行くには早めに出発する余裕が必要ですね。



8:30 バス停を降りたところにあるトイレで用を済まし出発です。最初は道路を歩きこの橋を渡ると登山口です。車で来た人たちでしょうか、あるいはタクシーで来た人たちでしょうか、準備をしています。ここの登山口の道標に「塔ノ岳6.1km」とありました。ハイキング気分で来ましたがなかなか手ごわそうであり、体調が完全ではなく、なお且つ天気もあまり良くなかったこともあり、ちょっと弱気になりました。が、さすがにここで引き返すわけにも行かず先に進みます。




登り始めは湿気が多く蒸し風呂の様でした。汗をかきつつ三の塔に到着です。ガイドブックには見晴らしが良いと書いてありましたが、三の塔からはこのような状態で何も見えません。不思議とここは風が強く座っていると寒いので休憩はそこそこにすぐ出発です。




途中、鎖場が何箇所かありそのうちの一つをちょうど通過し終わったとき振り向くと人がいました。“ちょっと急ごう”と思ったそのとき足を滑らせて思わず岩に手をつきました。左手を見るとちょっと深めの切り傷になっていて出血です。とりあえずその場で“マキロン”で消毒し絆創膏を貼って応急処置です。このまま下山しようかとも考えましたが、かなり登ってきたので大して変わらないだろうと思いこのまま先に進みます。そうするとやっと霧が少し晴れ町並みが見えるようになりました。



12:03  負傷にも負けず塔ノ岳山頂です。このころやっと霧が晴れ東海道の町並みや海も見下ろせました。さすがに人気の山だけあり数十人の人が休んでました。そして奥多摩や奥武蔵や日光の山と違い若い人もちらほらと混じってました。



頂上では鹿が数十人の人をまったく恐れず草を食べてました。こうなると奈良の鹿と大して変わりませんね。



30分ちょっと休憩したのち、帰りは大倉尾根を下ります。このような整備された階段状の道が延々と大倉まで続きます。これは10分ほど下ったところで頂上を振り返った写真です。



群落ではありませんがあちこちにツツジがいい感じに咲いてました。頂上のすぐ下ぐらいで満開です。



14:48 大倉バス停着
下りは負傷+疲れの影響でゆっくり歩いたためコースタイムより10分余計にかかりました。やはり怪我をして思いますが多少ゆっくりであろうが無事が一番です。今回の負傷もあと1本早い電車に乗る余裕が必要だったとおもいます。


27日(日)
医者に行って来ました。傷を見せると「ちゃんと良く洗わないとこんな(肘ぐらいまで)腫れちゃうよ」と言い私が「綿棒でなぞりながら洗いました」と言うと 「ダメ、ダメ、全然ダメ、まだ傷の中に残っているよ。痛いけど傷口を広げて5分ぐらい水で洗い流すこと」 と完全にダメだしを食らい、残っていた土のようなものを洗いだして消毒し、傷を縫って貰いました。これで少なくとも来週は山にいけません。