時は変われど・・・ 進歩は見れず。

今度の５日は、小姉の小学校の運動会なんです。

毎日水筒に氷水を入れて、運動会の練習に精を出しています。

そして、今年からマーチングバンドに入った小姉は、さらに放課後毎日５時半までマーチングの練習をしています。

昨日、少し早めに迎えに行ったら、グランドで入場行進曲の練習をしていました。

３年前までは大姉の練習を見てきた小姉が、今年は自分が演奏する立場になりました。

小姉、幼稚園のころからハハに連れまわされて、練習や大会を見てきたんですよ。

いつの間にか、その小姉が楽器を持って衣装を着て大会に出るようになってきたんですね～

時の流れの速さにしみじみとしてしまうハハです。




そして、時の流れで思い出したのですが・・・


先日、鼓太郎と散歩をしていると畑のわきの道路に何やら緑の物体が・・・？

近づいてみると、まだ青々しいラフランスではありませんか


クンクン臭いをかいで、鼓太郎君おもむろに咥えました。

すると、畑の中から

「なにすったんだぁー」　　（訳：　　何をしているんだ？）

「なに、くうなが？　　けでやっぞ！」　　（訳：　　そんなの食べるのか？　　あげるぞ！）

との声が・・・　　






「はぁ　はぁ　はぁ～　　　　あ、ありがとうございますぅ～」

まさか、畑に人がいるとは思わなかったので、びっくりして焦りまくってしまったハハをしり目に、大きなラフランスを咥えて得意げの鼓太郎です。





咥えた途端、鼓太郎は脇目も振らずに一途家路を急ぎます。

マーキングもそこそこに、クンクンやワンワンもせず、ひたすら急ぎ足で家路を急ぎます。


そして、家について玄関前にラフランスを置くと、クンクン丁寧に臭いを嗅いで・・・




それだけなんです。

別に、食べるわけでも遊ぶわけでもないんです。


大事そうに玄関前に置いて、満足そうに玄関の中に入っていきます。

？？？





思えば、鼓太郎がまだ１歳のころ、こんな風にして、花梨をよく咥えてきました。


同じように花梨の畑があり、そこにはよぼよぼの大型犬とおじいさんがいました。


道路まで転がっている花梨を見つけては、今回のように拾って来ていたんです。

一度、道に転がってなくてがっかりしていたら、おじいさんが

「ほらよっ」

と、花梨を投げてくれたことがありました。

庭には、拾ってきた花梨が１０個近く並んだこともあります。


道を歩く人たちが、面白がって、「何咥えてんのぉ？」

と声をかけてきました。



でも、花梨の実が無くなり、いつの間にかそこのわんこさんの姿が見えなくなり、犬小屋が段々ぼろぼろになっていって・・・


時折見かけたおじいさんも、いつの間にか見かけなくなってしまいました。


今では、花梨の木も切られてしまって、犬小屋も無くなりました。


決して吠えない、穏やかなワンコさんだったと思います。


あれから、２年・・・　　　１歳のころと同じことをしている鼓太郎がいます。

嬉しそうにラフランスを咥えて、尻尾をぴんと立てて家路を急ぐ鼓太郎がいます。

「鼓太郎ぉー　　ちっとも大人になってないなぁ～～～

でも、なんか嬉しくなったハハでした。


来年も、１０歳になっても、偉そうに尻尾立てて、何か拾って歩くんだろうなぁ～





投稿して、振り返れば・・・掃除機がかかっていない部屋が・・・

そう言えば、掃除の途中でした・・・　

でも、時間は３時！　　コーヒー飲まなきゃ～

皆さんのやさしいコメントで復帰してきたハハです～　　

っていうか、出来ることしか出来ないということで。