読書物語335

もどりました

なぜ?

2008-10-19 22:38:17 | 家族

今朝、朝食を用意して食べようとした時、突然母親が

「ショックで立ち直れない

と、はちみつパンをムシャムシャ。

 

どうしたのかと思えば

「昨日天気がよかったから、ひとつ先の停留所まで

歩いてバスに乗ったのよ。

結構混んでて空いてなかったから、真ん中辺に立ってたら、

お座りください!だって

 

思わず小さく『なんで?』って言っちゃったわよ。

そのおじさん、ハゲチャビンで私より絶対上よ。」

「ハゲチャビンでも、上かはわかんないよ」と私

 

まだ母のぼやきは続く

「しかも、その近くのおばさんが、私が変わりましょうって。

仕方ないから座ったけど、そんなに年取ってる?

背中曲がってる?白髪がすごい?」

 

「うーん、そんなでもないと思うけど・・・(一応)

きっと、そのオジサン、気があったんだよ(ほんとか?

ほら、この間白髪染めのモニターにも応募しておいた

からやってみればいいよ」

 

ちなみに母親は64です。

父親も今でこそ、譲られたら嬉しそうに座るけど、

その頃は、「年寄り扱いするな!」って立ってた。

自分の認識と世間の目にギャップが出てきて

しまうんでしょうね。

 

でも、ジムで鍛えてるし、まだまだ若いよ

 

 

 


青い鳥

2008-10-19 16:19:57 | ほろりの本

泣けます。

号泣というよりシミジミ心の奥底が、泣けます。

 

「カ行」「タ行」で激しくどもる中学の国語教師、村内先生。

彼は、色々な学校をまわり、「ひとりぼっち」の生徒に

寄り添い救う先生。

 

中学・高校のときって、若さ故かみんな他人に対する

許容量が少なかったと思う。

ちょっと違う子は、いじめはしないものの何か

輪からはずれている感じがしていた。

 

そういうちょっと違うとしてはずされちゃった子や、

はずす行為に反発を感じて苦しんでいる子達に

村内先生は

「ぼっぼぼくは、たたたたったいせつな こここっとしか

言わない」って

人間にとって「大切なこと」に気づかせてくれる。

人間は本質孤独だけど、それを一緒に感じることができるんだ

って気付かせてくれる。

 

だけど、わたしは村内先生が一番孤独だろうなあって

思ってしまいました。

彼自身は、いつも色々な学校に行き、人間関係ができると

すぐまた別のところへ。

だからこそ、子供たちの「ひとりぼっち」を救えるのかも・・・。

       

この週末は、近所で安いお買いもの。

流行りのムートンもどきブーツとユニクロで

スキニーコーデュロイパンツetc

土日のジム用。といいつつ今週は一ヶ月ぶりの

ジムでした。こちらもさぼり気味で反省

 


容疑者Xの献身

2008-10-19 15:52:48 | ほろりの本

切ない!

男女の恋愛はいい人だけじゃ、成り立たない。

何か一滴のトキメキエッセンスがないと・・・。

 

今ではすっかり有名な物理学者 湯川学、通称ガリレオの

でてくる推理小説。

謎解きは、著者により意図的に隠されているとか

問題になったらしいけど、面白いし、とにかくみんな

いい人で切ない

推理小説なので、あらすじは知らないほうがいいかな

ということで省略

 

 

これは、映画にもなっているので観にいくことにしました。

大好きな福山もでてるしね

でも、石黒のキャスティングが堤真一?

ちょっと格好良すぎるでしょう。

柔道家 山下(古い?)っぽい人を想像しながら

読んでいたんだけどな。

        

最近、あるプロジェクトで委託している会社の人との

打ち合わせが多い。

M社もN社も、私くらいの年次の人と、20代の人のペア。

20代男性は我が部にはいないからかわいい

 

わたしはM社の方が好みだな

N社は頭はよさそうだけど、ちょっとぽっちゃりなのよねえ。

 

でも、彼らからすると大事なお客で、立派なおばさん・・・。

すっごい気を遣っているのがわかる

 

 

 

 


償い

2008-10-19 15:28:45 | 普通の本

新聞の広告欄で、感動!やら衝撃!といつもあり、

気になっていた一冊。

でも、評判倒れの感がありました。

 

まず、まどろっこしくて話がなかなか進まない。

最後はあっと驚くっていうより、人物描写の筋が

通ってないので、違和感のある犯人・・・。

やはり、「幻冬舎」の感動ってキャッチフレーズは

信じちゃいけないんだ・・・。

 

ストーリーは、一般名詞の「男」というホームレスの述懐から

始まる。

彼は、もとは日高という名をもつ医者であったが、

すべてに絶望してホームレスになり、昔命を救った

男の子のいる街に流れ着く。

少年との出会い、そこで異常におこる殺人事件を絡めながら、

彼の「償い」が少しずつ進む。

 

なんか無理があるものを長編にしてるので、面白くないのか・・・

この矢口という著者の「証し」もいまいちかも

 

           

すっかり週末にまとめて日記になっています。

昔から、日記なのにまとめて思い出して書いてました。

やっぱり、小さい頃からの習性は変わらないんだなあ