見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

ハレの街の楽しみ

2006-11-04 23:01:44 | 生き方・生活
この街は、四季折々、毎月のように実に数多くの「ハレ」の場が野外イベントとして開催される。この連休も、市民祭と称する大掛かりな催しが中心街で繰り広げられ、多くの観光客や市民で秋の一日が華やいだ。

季節ごとの神社大祭、商店街祭、環境市民団体の啓発催し、TV局冠の催し、若手の音楽イベント、時代祭り、食の祭典、風物詩…

宮司が常駐する神社が多く、街中にしめ縄を張り巡らすハレの祭りが日常的に繰り広げられる。ここに来る前に住んでいた街の神社が閑散としていたことに比べると、祭りの土壌が大きく違う。

交通安全協会員のボランティアのおかげで歩行者天国が実施され、様々な露天や音楽隊の行進がイベントを盛り上げる。

イベントづくりは大変な労力を伴う。準備や調整で奔走するスタッフ・関係者の苦労には頭が下がる。もちろん行政の補助金・負担金も少なくない。
何を優先するかという議論になると、頭の痛い優先順位の問題になる。


それでも、やはりハレの場は人々の血をわき立て気分を高揚させる。こういう人々を陽気にする街の楽しさは、何気ない日常のエッセンスになる。
この街にずっと住みたいと思うのは、こんな晴れた日のイベントを盛り上げる人々の一生懸命さに触れたときだ。



↓こちらのブログもお奨め
にほんブログ村 その他生活ブログへ にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへ
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 田中元長野県知事の功罪 | トップ | ビルの壁から湧き出る水 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

生き方・生活」カテゴリの最新記事