千鳥足こと博多のおいしゃんの独り言

古事記に思うおいしゃん的心・・・・・7

大きなふくろを かたにかけ♪
  大黒さまが 来かかると
  ここにいなばの 白うさぎ
  皮をむかれて あかはだか♪

なんでこげな歌・我ながら知っとっちゃろうか?

大黒様(オオナムチ)には異母兄弟がおりました。
※日本も昔は「一夫多妻制」ば容認しとったと見え
神様たちも奥さんの複数おります。
大黒様もそれにもれず・・いやむしろ好色家やったごたりますよ

兄貴たちは皆、国ば治めるより、因幡の国の「ヤカミヒメ」に
入れ込んでおりましたげな。



「大きなふくろを かたにかけ♪」・・

あの大黒様が担いどう袋は
兄貴たちが求婚旅行に行くとい
兄貴たちの荷物ば持たされとうとです。

その旅の途中で「因幡の白兎物語」がおきます。



この因幡の白兎も要領の悪かですね
最後まで嘘ば突き通しとったら鰐鮫に
皮剥がれることも無かったろうに・・

しかし隠岐の島から鮫の背中渡ってこうちゃ・・

そういえば「出雲旅行」さい行ったとき
日御碕で鮫の干物が売りよったばってん
昔から鮫の採れよったとでっしょうな。

蒲の穂でウサギの傷ば癒した大黒様に
「ヤカミヒメば妻にするとは貴方以外におりません」て
予言します。

これ以降大黒様にゃあウサギはつきもんですね。

ウサギの言うごとヤカミヒメはオオナムチば選びます。

ところが面白うないとが兄ちゃんたち
神様のクセにオオナムチば嫉妬で殺そうとしますとバイ

何回か殺されるばってん生き返ります。
スサノオが治める「根の堅洲国」に逃げ込んだ
オオナムチはスサノオの娘「スセリヒメ」と
恋に落ちます。

こいつは見込みのあるけん「ちょっと鍛えちゃろう」て
スサノオがオオナムチに色々な試練ば与えますばってん
スセリヒメの助力で切り抜けます。

二人が「根の堅洲国」から逃げ出した時
スサノオは二人の仲ば認め結婚して出雲の大神(大国主命)となって
この国ば治めれ・・となったとです・・


あのヤカミヒメはどげんなったとかいな?

因幡の実家に帰ったげな・・

アシハラシコオ(葦原色許男)の名前も持つ
大黒さんとしては、越の国のヌナカワヒメとも
宜しゅうやっとったばってん、スセリヒメは
気性も激しゅうてやきもち焼き・・・

スセリヒメにゃあ頭があがらんかったげなです。

二人は出雲の国ば治め国は発展していったばってん
天上界からそればうらやましく見よったとが
「アマテラスオオミカミ」

この国ば取り上げろうとかっさくするとです。
これが有名な「出雲の国譲り」につながります。


この辺り全く人間っぽい神様の行動であります。

次々と「出雲乗っ取り」の使者が天上界から
送り込まれることになります。

続く・・・・

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