千鳥足こと博多のおいしゃんの独り言

怡土国徘徊・・

月曜までごりょんが出張で留守・・

義母もショートステイでお泊まりやけん
週末はひとりです。

いや一人だけこいつがおります。



博多におっても良かっちゃあばてんが
こいつに餌やらないけません。
普段はあいそもこそも無か「寧々」

だれもおらんかったら結構ひっつきまっつきしてきます。
寝とう間も片目開けておいしゃんの動向みよります。

日曜の朝は冷蔵庫に「餅」の残っとったけん雑煮作りました。
テレビで見とった餅の湯がきかた・・・

沸騰したお湯に餅入れて蓋して9分放置・・・



見事つきたての餅の柔らかさになりました。
てかり加減も良かですね。



出汁だけはアゴ、シイタケ、昆布でとって
ブリやら里芋、かまぼこやら雑煮の材料は無かけん
今日は、鶏肉、小松菜、冷凍ホタテの貝柱

鶏肉入れて強火で煮込んだけん水炊きのごと白濁してしまいました。



ばってんこれはこれで美味しかったです。
先日の定期検査で先生から「正月餅いっぱい食べたでしょう?血糖値が上がっとう」て
言われたばっかりのとぃまた餅食ってしもうた

ごりょンは歴史にあんまり興味の無かけん
今日は一人ゆっくり那国のお隣「伊都国」ば散策してきました。

「魏志倭人伝」で邪馬台国に行くには伊都国ば経て・・て出てくるくらい
当時は倭国では邪馬台国に次ぐ大きなクニやったとです。

瑞梅寺川と川原川にはさまれた地域に三雲・井原鑓王墓があって
そののちちょっと離れたとこで「平原遺跡」が見つかります。
平原から出土した銅鏡は日本一の大きさ・がこの地域の目玉です。

それだけ国力ば持ったクニやったとですね。

最初に「伊都国歴史博物館」へ・・入場料210円です。



たまたま今日は「高祖神社の歴史と文化展」がありより儲かりました。



館内のエスカレータはえらい雑音のする時代もんの代もんやねえて思いよったら
実は海の潮の満ち引きの音ば流しよんしゃるとが後でわかりました。



こちら自慢の「日本一の銅鏡」のビデオ



暮らし展が飾っちゃあ旧館にわたったら誰?このおっさん



なんやこれも展示物やった。



旧館には加布里山笠のミニチュアがあるけん今回それも目的の一つです。



人形師は「田中大造」さんて書いてあります。



弾き山ですね。二引きもちゃんと靡いとります。





こちら隣のお宅の居間じゃぁありっまっせん。

昭和の暮らしば再現した昔の懐かしか品々です。









この地域には高祖神社がありその昔ここは・・・

白村江の戦いに敗れた日本は「国内に攻めてこられる」て唐からの襲撃にそなえ防御施設である堤ば作りました。
それが今に残る「水城堤」で、その後方に防御のため「大野城」ば作ったとばってん
大宰府の西の守りの拠点として古代山城としての「怡土城」ば
ここに建設しました。

その後この地に入った大蔵系の原田氏がこの城ば拠点とし
その後に高祖神社ば作ったらしい。

怡土群の守り神として黒田の時代にも手厚く保護されてきました。
昔は「社家(神職)」により行われとった神楽が今でも氏子の手によって
「筑前里神楽」の一つとして今も伝えられとります



正面がその神社がある「高祖山」です。



こちらは古墳群がある地域・・

古墳巡りしよったらこげなとがありました。



「暇爺窯」て書いてあります。
その辺の爺さんが隠居して焼き物しよんしゃるとでしょう。

おいしゃんも晩年はこげな土いじりばして暮らしたいておもいますばってんが

筑前国・・まだまだ面白か歴史の宝庫です。

さて夜はいっぱい飲みながらオリンピックでも楽しむことにします。

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コメント一覧

ちどりあし
伊都国バスツアー・・
なかなか良いかもしれませんよ。
伊都国歴史博物館はふだん良く通りかかるとこばってん
今回初めて思い立って行ってみました。
福岡市博物館に比べたら小じんまりとはしとりますが歴史は感じられます。
フジワラ
歴史的土地
伊都国歴史博物館と糸島の牡蠣を食べるバスツアー4500円なりが気になる今日この頃です。
なかなか、思いつかないと伊都国歴史博物館は行かないですもんねえ。
前原あたりからこっちまで、いわゆる昔の広義の「博多」の歴史、知ってるようで知らない。謎だらけ日本。言葉ひとつとっても博多弁は万葉集に出てくるような古い単語や動詞が残ってますしねえ・・・。
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