
(サンダーバードと並んで北陸への足、雷鳥)
5/12今津から塩津22km・・・5/27敦賀半島33km・・・そして残るはその間の塩津から敦賀の道18km、これを行けば家から念願の日本海まで繋がることになる。この間、実は半分ぐらいは川があるにはあるがとても漕げるような水深ではない。そこでやはりここは歩いて行こう!さあ日本海への最後の道筋に出発だ。

(ICOCAが使えない場所での証明)
まず電車で京都へ行こうと朝寝屋川市駅へ向かう。しかしバスが渋滞で遅れ予定していた急行に乗り遅れる。そこで急遽大阪へ。(うちから大阪駅も京都駅もあまりかわらない、ただ大阪行きの方が本数が多いです。)
大阪駅について特急雷鳥に乗ろうと特急券を買いに行く。実は大阪駅にはICOCAで入ったのだが駅員さんに敦賀駅にはICOCAの機械がないからでれません。この証明書を次に入るときにみせてくださいと言われる。そうか!ICOCAはまだ敦賀にはいってないのか・・・ まあこういう思っても見ない経験があるから面白い。(実は本当は塩津から敦賀へ歩こうと思っていた。塩津から歩いたら登り7km下り13km・・でも雷鳥は塩津停まらないんです・・泣)

(佐渡酒造大先生のモニュメント・・懐かしい)
まあ一旦電車に乗れば順調で大阪から敦賀まで約1時間半、まったく便利なもんだ。
敦賀駅前には実は宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999のモニュメントが並ぶ。実は敦賀駅の100周年の時に市のイメージの科学都市・駅・港に重ね合わせて建てたようす。中2の時にヤマトをみた世代には嬉しい歓迎だ。

(歩道がない国道と沢山通る大型トラック)
市街地を抜けいよいよ8号線をひたひたと歩いていく。山間部に入ると歩道がないところが多くトラックが怖い。大型の牽引車が来たときはできるだけ端に寄って必死に避ける。
しかしこの歩くというのは案外楽しい。いろんなことを考えながらゆっくりと過ぎる時間の感覚。いままでの道のりや昔ここを柴田勝家や上杉謙信がとおったのか、イヤイヤ栃の木峠の北国街道か・・とかとりとめもないことを考える。

(国道8号線と161号線の分岐点のすぐ横の道の奥まったところになにやら石碑がある。戦国武将の碑とかいてある。これなど歩いてないとちょっと見つからない。
そうこうするうちに道路工事で片側通行、ちょっと怖いが今更戻れない。交互通行なのでトラックもまとまって通る。できるだけ広いところでかわすように走ったりとまったり。工事現場の人がトランシーバーで歩行者(私の事)大丈夫やろ・と話してる。ハイ、多分大丈夫です。

そうして歩くこと2時間半、距離にして約13km 遂に県境に到着。かなり琵琶湖によってるがこれが尾根筋の分水嶺。ここまでの川は日本海、ここからは琵琶湖に注ぐ。
下り坂にはいり気持ちもあらたに歩きだす。もうあと5kmほどだ。
しばらくいくと道沿いにせせらぎの音、なんと大川の源流だ。とても漕ぐどころか歩くのさい困難な狭さ、しかしここから塩津駅の横を通り先日漕いだところから琵琶湖にそそいでいる。

(ほとんど川は見えない。草のしたのせせらぎだ)
ここまでくるともう少し、山が少しずつ低くなり前方に大きな切れ目が見える。まだ水面がみえないもののそkが琵琶湖の最北端。じっさい湖岸から敦賀の浜辺までは約22km、遠いといえば遠いし近いといえば近い。まあ昔は鯖街道、周山街道などと並んで物流の主要な街道として栄えたのか!いつか全部いってみよう。

(渋い看板の近江塩津駅・・・遂に到着だ)
15:30到着。18.6km 移動平均5.0km/h 休憩時間10分20秒 なんと電車が5分後に湖西線の快速が出る。さっそく駅でICOCAともらった証明書を見せる。しかしここは切符もうってないしカード処理ができないとの事、仕方がないので乗車の証明を出してもらって京都で処理してもらいました。ちなみに帰りは京都から近鉄丹波橋経由で寝屋川です。ともかく遂に日本海まで繋がった。あと2回で小浜までいけそうなので安曇川-寒風川-北川ルートでもう1本繋げよう!楽しみだなあ。