
(御池大橋の横から三条を眺める)
7月の京都と言えば祇園祭り。10日から鉾建ても始まり12日からは鉾曳き初めでかなりの人で賑わう。その人出の鴨川に出るのが言わずと知れた川床・・・鴨川納涼床だ。鴨川に張り出した床で涼む京ならではの風物詩、この床の下を漕いで見たい。そう思うのも無理はないでしょう!(と思います)
幸い宇治川ツアーは4時に終わった。車の中にはたまたまダッキーが乗っている。鴨川は電車なら京阪で1本だ。ちょうど5時ぐらいには床も出始めるしまだ漕げる明るさだ。というわけで(どんなわけや)せっかくなので鴨川へ・・・

(奥に見えるのが三条大橋・・散歩の人も覗き込む)
御池に着いて川を見る。流石にいろんなところを漕いできた私も経験のない人出、しかも川原に大勢の人が涼をとっている。少し人ごみを避けてひと気のないところでダッキーの準備。みんなみていくんですね。そら珍しいわな!

(三条大橋の上からも視線を感じる・・)

(こちらは橋の下の堰堤、さらしものともいう)
この4月にも鴨川をくだったけどとにかく浅い。何度も降りて引いての繰り返し。三条大橋の下は小さな堰堤が続く。物凄い視線が感じるが横を向くと滑ってこけたりする。
今回2艇で下ったのだが1艇は三条大橋を越えて左岸側の床のないほうへ。そこで私達は右岸の床の真下へ。私とペアの葦葦さんは恥ずかしがって下を向いている。おーい、手を振ってるぞ!

やはり学生は元気に声をかけてくる。珍しいだろうなあ。多分、浅くて引いたり担いだりはいい見世物だ。まあようやるわといったところか! 堰堤を担いでいると小さな女の子が近づいてきて「なにやってるの」と可愛く聞く。カヌーですよ・・カヌーです。けっして怪しいおじさんではありません(笑)

長い長いようで漕いでたのは30分、撮影係からは川床のちょうちんがついて欲しいとの要望があったが正直きつい。暗くなると川の中の岩がみえないし歩くのが怖い。まあよしとしてください!
五条まで来て浅くなってきたので撤収。確かここからは漕ぐより担ぐほうが長くなる。

撮影隊のOTIさんも入って記念写真けっして怪しまれたらTVの撮影ですと偽装工作しようとおもったのではありません。
今回一番喜んでるのは京都在住のヒーさん。やはり普段からみてるところは思い入れも深い。ヒーさんまさか次は16日の宵山にもう一度行くんですか?今回たまたま装備があったからいっただけなのになあ・・・
最後は京阪五条駅までいって伏見港公園へ。長い一日だった!