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カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

京の川旅その2 鴨川

2009-07-13 12:26:00 | エッこんなとこでカヌー?

(御池大橋の横から三条を眺める)
 7月の京都と言えば祇園祭り。10日から鉾建ても始まり12日からは鉾曳き初めでかなりの人で賑わう。その人出の鴨川に出るのが言わずと知れた川床・・・鴨川納涼床だ。鴨川に張り出した床で涼む京ならではの風物詩、この床の下を漕いで見たい。そう思うのも無理はないでしょう!(と思います)
 幸い宇治川ツアーは4時に終わった。車の中にはたまたまダッキーが乗っている。鴨川は電車なら京阪で1本だ。ちょうど5時ぐらいには床も出始めるしまだ漕げる明るさだ。というわけで(どんなわけや)せっかくなので鴨川へ・・・

(奥に見えるのが三条大橋・・散歩の人も覗き込む)
 御池に着いて川を見る。流石にいろんなところを漕いできた私も経験のない人出、しかも川原に大勢の人が涼をとっている。少し人ごみを避けてひと気のないところでダッキーの準備。みんなみていくんですね。そら珍しいわな!

(三条大橋の上からも視線を感じる・・)

(こちらは橋の下の堰堤、さらしものともいう)
 この4月にも鴨川をくだったけどとにかく浅い。何度も降りて引いての繰り返し。三条大橋の下は小さな堰堤が続く。物凄い視線が感じるが横を向くと滑ってこけたりする。
 今回2艇で下ったのだが1艇は三条大橋を越えて左岸側の床のないほうへ。そこで私達は右岸の床の真下へ。私とペアの葦葦さんは恥ずかしがって下を向いている。おーい、手を振ってるぞ!

 やはり学生は元気に声をかけてくる。珍しいだろうなあ。多分、浅くて引いたり担いだりはいい見世物だ。まあようやるわといったところか! 堰堤を担いでいると小さな女の子が近づいてきて「なにやってるの」と可愛く聞く。カヌーですよ・・カヌーです。けっして怪しいおじさんではありません(笑)

 長い長いようで漕いでたのは30分、撮影係からは川床のちょうちんがついて欲しいとの要望があったが正直きつい。暗くなると川の中の岩がみえないし歩くのが怖い。まあよしとしてください!
 五条まで来て浅くなってきたので撤収。確かここからは漕ぐより担ぐほうが長くなる。

 撮影隊のOTIさんも入って記念写真けっして怪しまれたらTVの撮影ですと偽装工作しようとおもったのではありません。
 今回一番喜んでるのは京都在住のヒーさん。やはり普段からみてるところは思い入れも深い。ヒーさんまさか次は16日の宵山にもう一度行くんですか?今回たまたま装備があったからいっただけなのになあ・・・
 最後は京阪五条駅までいって伏見港公園へ。長い一日だった!

千年の時の池!

2009-05-02 15:28:00 | エッこんなとこでカヌー?

(この看板が歴史への思いをかきたてる!)
 枚方の津田にとある看板がある。その側にある影見池の説明ではこの池が実に1100年以上前に平安貴族に親しまれたようだ。池自体は周囲が40mほどのよくもまあここだけ残っていたもんだと思わされる大きさでひっそりと住宅地の中にある。もうその姿をみたら漕ぎたくて漕ぎたくてたまらない。(どうも漕ぎたくなるのは私だけみたいだが・・・)

(住宅地の中のひっそりとした池)
 ちょっと明るいときは周りの目が気になるがそこは数々の池を制覇して鍛えた心がある。堂々と柵からカヤックを下ろし乗り込む。当然ライフジャケットはつけなくては!
 浮いてみて凄くいい感じだ。本当によくぞ埋められないで残っていてくれたもんだ。

 瞬く間に1周してVサイン、うんいいカヌーだ!この日に乗ったのはジャクソンカヤックの4FUN、まさかEJも自分の作ったカヤックがこんな池で浮かぶとは夢にも思わなかったに違いない。やっぱり池はいいですねえ。

椎の木の下の池<堂池>

2009-03-15 18:37:00 | エッこんなとこでカヌー?

 うちの家から寝屋川市駅の方へいく道で狭い神社の上を通る道がある。小学校の頃は上の道(他に中の道、下の道がある)と呼んでいた道で小中学と毎日通った道。
 さてその神社は春日神社というのだが立派な椎の木がある。椎の木は神社から道を越えて横の池にかかっており小学校の頃は歩きながらジャンプしてタッチしたもんです。

(今なら手を伸ばせば届きます)
 でもこの道は車が通れなくて奥に住宅ができた時に横の池を埋めて道を掘り下げて造った。まあなんとか木を切らずにというのは嬉しかったがそれでも高さ2.4mだから大きい車は通れない。でもこの時の工事やなんやかんやで横にあったゴイサギの巣もなくなり魚はいなくなった。

 この写真の右上の枝がもう一つ上の写真の椎の木の先になります。(写真が反対方向から撮ってるのでちょっとわかり辛い) で、その左の池もその後の写真奥のゲートボール場を作ることで更に狭くもう池というより湿地というぐらい水もなくなった。普段はほとんど水面も見えないのだがちょっと雨が降ったので今朝見に行ってみた。

 まあせっかくだからカヌーを浮かべてみたけれど流石に無理。密生した枝の上に乗ってるだけで浮かびもしない。それに流石に同じ町内だと人目が・・・でも一度浮かべたかったので結構満足。椎の木もまだまだ元気でね。



山あり谷あり木津川?ツアー

2009-02-16 14:42:00 | エッこんなとこでカヌー?

(集合場所の中央公会堂前・・・)
 関西では木津川というと普通は京都の笠置から木津あたりを指す。しかしその木津川をずっとくだって淀川に入り、毛馬から大川、土佐堀川と行くと再び木津川という川が現れる。まあ木材運搬が多い川は割りと木津川という名前になるところが多い。今回はこの大阪の木津川を端から端まで漕いで見よう!

(左奥に中央公会堂が見える。2月というのにかなり暑い)
 いつものように川沿いで艇を組み立て。前日が各地で2月の最高温度を記録、なんと静岡で26.8度の夏日!! 今日もかなり暑くなりそうだ。まあ水上なので多少は冷えるだろうがもってきたセミドライは直してウインドブレーカーを着る。今回はアルピナ2が2艇、シーショア2艇、エルズミア4801艇、クレッパータンデム1艇そしてパフィンスウィフト1艇という構成。さすがに回送も面倒なので全員ファルトだ。
 しかしここで艇が1艇足りない。単純な打ち合わせミスで持ってくるのを忘れた。やむなく急いで取りに行って途中で合流という事に・・

 残り6艇は予定通り10:28出発だ。
 土佐堀川をくだってまずは川口を目指す。潮が引き出してるのでかなり速いペース。あんまり早いとうまく合流できないのでゆっくりくだる。
 川口のところで左に川筋、さあここからが木津川だ。中央大通りを越えてすぐに大阪ドームが見えてくる。この大阪ドームの前が道頓堀川と尻無川の分岐点、ここで探すと川沿いで艇を組み立ててる怪しい二人組。ちゃんと間に合いましたねえ。さぞ急いだことでしょう!ご苦労様。

(大阪環状線、誰が落書きしたんだろう・・凄いな)
 みんな合流して改めて出発。津守を越えた辺から周りの雰囲気が変わってくる。木津川の大阪市がやってる渡し船を通過、川沿いが徐々に工場群に囲まれ停泊してる船舶も増えてくる。そして段々川幅が広くなってくる。正直ここを漕いでいいのかと不安になってくる。(ハイ、行かないほうがいいです) 平林大橋を越えて天保山水路と合流するところで木津川も終わり、あとは急いで南港から出るだけだ!

(奥に見えるのが港大橋)
 平林大橋から左にかもめ埠頭の方へ進む。基本ルールが右側通行なので対岸に渡ってすぐ前がガントリークレーン。いつも阪神高速から見えるのだが下から見ると迫力だ。そしてそこから水路伝いに行くと左の方からフェリーターミナルが見えてくる。ここだけは一気に横切るしかない。

(奥にみえるのがCITYLINEだ)
 まず前方みて続いて後方確認、みんなで固まって一気にダッシュ。あと200mほどというときに左9時から10時の方向に白とグレーの船、あっ水上警察だ。すいません、すぐ出ます。間違ってもこんなとこでゆっくりしてません。こっちへkないでください・・・・祈るように願いつつ必死でダッシュ、その願いが届いたか、はたまたほとんどフェリーターミナルを通過し終えたからか途中でUターン。よかったあ。

(大和川との境界線かもめ大橋)
 そこから大和川はすぐ、もう大きな航路は終わり。ここにはつい2日前にきたばかりであの時は岸の上からみてました。なんと面白いなあ。さあここからがしんどい。このコースでいって電車で帰ろうと思うと大和川を遡るか浜寺公園まで行くかになる。どちらも行ったことはあるが正直おすすめしない。
 で、今回は大和川。出た瞬間怪しい浮遊物・・・近寄るなあとの思いもむなしく○○○だと教えてくれる親切なクレッパーペア。ううっ見たくない。そしてあらかじめみんなには言ってたのだが、大和川も河口付近は水深30cmぐらいしかない。当然なんどもパドルが底をする。その途端巻き上がる黒い泥を独特の臭い。さすが伊達に日本一になっていない。正直、ここと比べれば中ノ島がどれだけ綺麗か!

(ゴールの阪神高速湾岸線の下ははるかに遠い)
 段々みな口数も少なくなり淡々と漕ぐ。実に川を遡ること3kmちょい。ようやくゴールだ。正直大潮の干潮ならひきずっと歩かなければいけないところ、なんとか漕いでこれてよかった。大和川も上からみてる分にはそんなひどいように見えないんだがなあ。 総行程21.2km 移動平均6.2km/h 全体平均5.4km/h 当然途中であがるところもないので休憩も浮いたまま。まっ今回もいろいろあったけど・・終わりよければすべてよしですね。

寝屋川池めぐり その壱

2009-01-31 12:45:00 | エッこんなとこでカヌー?
 私は寝屋川の東小学校、寝屋川1中の卒業生。寝屋川の東小学校といえば私が在校中に100周年を迎えた古い学校、もう今では135?136?・・・その東小学校、1中の卒業生のNMさんと一緒に東小学校の近くの池を見に行く事となった。待ち合わせは朝7時、なぜこんなに早いのかなあ(笑)

(フェンスの中にボールが入ってしまった!どうしよう・・)
 実はこの池・・大谷池といいます・・の横で小学校の時に学研の科学と学習の出張販売をしていた。のちに校門の横になったけどなぜ初めはこの池の横でやっていたんだろう!
 NMさんと待ち合わせの場所で会い池の周りを回る。その時何故か偽装の為・・・もとい・・遊ぶためもってきていたNMさんのボールが池の方に(ということにしよう)、たまたま背中のザックにダッキーが入っている!よし、すばやく取りに行こう!

(木陰に隠れるように辺りを伺う)
 たとえボールを取りに行くだけとしてもちゃんとライフジャケットは着けなくては!思ったより遠くにいった(ことにした)ボールを追いかけてぐるっと1周する。でも人目を気にして何故か木陰に隠れるように・・・

 無事回収?も終わり素早く撤収。やはり冬の朝で雨はひと気が少ない・・・いや違う、たまたまダッキーがあってボールを拾えてよかったpeace
 まだ時間は早いので出勤までに間がある。その時、NMさんが近くの遺跡にいってみようかといってくれた。う-ん、なにがあるんだろう?ドキドキするなあ!