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カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

ジャングルパーク、ココは何処?まさか猪名川!

2007-11-16 13:56:00 | エッこんなとこでカヌー?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%AA%E5%90%8D%E5%B7%9D <猪名川>
http://doboku.pref.tokushima.jp/09qa/02river/ma02.html  <一級河川>

(地元の人はよく知っている伊丹のダイヤモンドシティー)
 あわただしい絹延橋~伊丹を終えまったりと知明湖(一庫ダム)を楽しんでさあいよいよミッション2!目指すは園田競馬場のちょっと南の南国橋(ようするに橋まっすぐいくと江坂に出る所)。伊丹に戻ってきたのは午後4時でまだ日は高い。距離はたった3.5km、正直二人ともこんなん楽勝や・・と思ってはいたのだが・・・
 スタートしてすぐダイヤモンドシティの真横を通る。屋上からこちらを見ている人がいてる。珍しいやろなあ。この辺は川幅もそこそこ、水深もあって漕ぎやすい。まあ40分ぐらいかなとたかをくくって漕いでいる。漕ぐことしばし、左に小さな流れ込み。わんどかな?とおもったけど念のためとまって地図をチェク、続いてGPSもチェックして場所の確・に・ん??? あれっこれひょっとして猪名川と藻川の分岐点? 二人で頭を寄せてGPS画面をまず拡大、現在地を確認して表示エリアを広域にチェンジ。ま、間違いない。ここが川の分岐点や!!

 実に全体の90%以上が藻川、なんと猪名川は下の写真の通り。

 これが仮にも一級河川の猪名川かぁ(絶句)、当然浅くておりて引く。まさか猪名川の本流がこの幅とは思いもしなかった。今までにいろんな川いったけどこれはちょっと想像外。実際、自分で漕がずに途中だけみたら絶対信じられない。ツーさんもこの区間は藻川が猪名川と勘違いしてたみたい。
 そこからの猪名川はまさにジャングルパーク、狭いところは幅2m弱。まあ写真をご覧ください。

(狭いし・・)

(浅いし・・)

(周りなにもないし・・)

(ファルトならちょっと無理!)
 はじめは数えていたが乗り降りが30回をこえたぐらいからもう訳わからん状態。ところどころ広くなってるものの全体としてはときどき浮かぶって感じ。多分降りて引いてる方が多かったと思う。
 しばらく行くと前の橋で手をふる人が!今日一緒に湖を漕いだ池田市のKさんだ。疲れて会話もなくなってきた我々につかの間の喜びが。でも陽が沈む。あたりが段々暗くなる。そんな時、突如魚(なんかわからんかった)が水面を跳ねたかと思うと私のインベーダーにダイブ。艇のなかでピチピチピチとのたうちまわって足元で暴れている。なんとか出そうとするが片手でつかめない。仕方なく両手で挟んで川へ。ああ生臭い!しかし魚はそのまま川にもどらず、再び水面を跳ねてツーさんのインベーダーに飛び込む。もう絶対この目で見ないと信じられない漫画のような話。ツーさんも流石にあわてて魚を放り出す。ホントッうそやろ!

 そうこうするうちに千里川などが合流。これでようやく川幅がひろくなる。この千里川こそ箕面のヴィソラの横からツーさんのご近所を通って猪名川まできている。いつか下ります?
 あたりは暗くなってきたもののもう浅くて引きずることがなくなったので一気にペースアップ。ちなみに千里川合流の手前からの500mで30分ぐらいかかった。ゴールの一つ手前の橋で回送のOさんが声をかけてくる。橋のしたにテトラが入ってるので担げとの指示。その時、橋を通っていた中学生の叫び声「わあ、こんなとこでカヌー漕いでるぞ。橋の上から声かけとったから仲間やなあ!」・・思わず他人のふりをするOさん、やっぱり恥ずかしかったっすか?
 そして最後の堰堤を越えてゴール!ここでツーさん判断ミス、深みにたとうとして沈寸前。かなり疲労から判断力が低下している。そういう私も疲労困憊。でもあの細い水路は本当に猪名川だった。これで二人とも池田から大阪湾まで繋げたぞ!

(ゴールして記念撮影、時間は聞かないでください)

堰堤を越えて!猪名川を下れ!

2007-11-15 13:47:00 | エッこんなとこでカヌー?

(さあ、行くぞ!スタート地点の絹延橋にて)
 先日、一庫ダムののんびりツアーの時、ツーさんより悪のささやき。「朝、湖に行く前から漕いで猪名川を前に行った新南国橋までつなげへんけ?」うーん、これは誘惑が多い。確かにここで池田市からいっとくと淀川から北の大阪府下の市町村が終わる。まあ既にこの時点で行く気満々。そこでこの日、一緒に行く予定のOさんにTEL、回送をお願いできるか確認したら快く引き受けてくださった!よし、そうなればどこから行こうか?北伊丹の上からで池田市にはなるのだが、また今後上からいくことも考えて絹延橋に決定。ここなら能勢電鉄の駅からも近く、次行くときも便利。新南国橋までは10kmちょい。しかし一気にいくときついのでまず北伊丹か伊丹まで行きたい。そして一庫ダムいって夕方その続き・・・よし。名づけてミッション1&2。よし行くぞ!

(堰堤を延々担ぐ、後ろに見えるは阪神高速)
 朝、6:30にOさんの家に集合。途中ツーさんをピックアップしてやってきました猪名川は絹延橋。今回は回送つきなので艇はなつかしのPrijonインベーダー!これならこすろうが引きずろうが大丈夫。そこそこ長さもあるのでスピードもある。そういえばツーさんと一緒にH12/3/4(PS2の発売日だった)に私はインベーダー、ツーさんはスラ艇で琵琶湖の竹生島に渡ったっけなあ・・・

(テトラの下を水が流れている。一体何回担いだろう?)
 カヤックを降ろしていると周りが不思議そうな視線。まあ猪名川であまり見かけないかもしれないが、二人とも既にこういう視線には慣れっこになっている。
 スタートしてすぐ浅瀬で担ぐ。乗って今度は堰堤を担ぐ。またまた堰堤うを担ぐ。いったい漕いでる距離と担いでる距離のどっちが多いのだろう?しかしようやく見えてきた軍行橋。この軍行橋は辛い思い出が! 前の会社の時、尼崎の本社にいくときはこの橋の上を通る。既にカヌーには乗っていたので漠然とこの川漕げないかなあと思いながら車にのっていた。大体、本社に行くときは会議が多くあまり元気がない。その時のことがまざまざと思い出す。こういった思い出の場所を漕ぐのが地元カヌーの一つの楽しみだ。

 実はこの時は9:08、ここであがっていたら良かったのだがここでつい欲がでる。あと2kmぐらいやし伊丹まで行っときません?-・-・-この2kmも浅かった。

(軍行橋の南側、どうやって漕げようか)
 橋の下は下がむき出し。とても漕げる状態ではない。そんなタイムロスがあったのに飛び立つ飛行機をバックにカヤックの写真を撮ろうとあがく二人・・・結論、デジカメは見てからとっても飛行機速すぎて撮られへん。
 刻々と過ぎる時間にあせる二人。せめて9:30には上がろうと思ってたのにとても無理。もう浅瀬もすばやく降りて引きながらダッシュ!そしてようやく見えた伊丹のダイヤモンドシティ!すでにOさんからはダイヤモンドシティの橋の手前でピックアップの連絡あり。

(ああ、ダイヤモンドシティだ!)
 ゴール9:42、積み込んで出発9:46、もちろん着替えなしの濡れたまま。ツーさんなどライフジャケットも脱がずにシートベルトが止められない。そして道路も草刈車線規制にも追い討ちされ痛恨の15分の遅刻。北伊丹であがっとけば良かったと後悔後をたたず。
まあなにはともあれミッション1終了。さあ夕方はミッション2だ。

大阪北部の旅 Part1(箕面編)

2007-10-25 09:12:00 | エッこんなとこでカヌー?

(箕面の山より北摂の街を望む!)
 ここんとこちょっと漕ぎすぎで腰が重い毎日。そういえば10月のカヌーも今日で10日目。本当は高見川にいこうとおもってたけどちょっと身体を休めよう・・・といっても漕ぎには行きたい。そこでかねてより気になっていた大阪北部にチャレンジだ。例によっていったいどこを漕ぐのか自分でもわからない。でもこれがドキドキするんだよね。

(山また山、なんだかんだいって大阪も広い)
 今回は箕面のツーさんに車に乗って案内をお願いした。ツーさんは先週琵琶湖で根性入れて漕ぎすぎて肘が痛くて漕げない。まあ一緒にウロウロしましょうね。
 さて箕面といえばなんといっても滝!まず滝の方へと車を走らせる。途中の山並みは普段見る泉州の海とはまったく違う景色。残暑の影響で紅葉が色づいてないが、もう少ししたらきれいなところ。やはり紅葉は北の方がきれいだ。とりあえず滝までいって記念撮影。
 まさか滝の下を漕ぐわけにもいかず山上のダムを目指してGo!

(ご存知、箕面の滝!さすがにここは漕げません)

(滝のすぐ下で魚が泳いでいる。水がきれいだ)
 ダムはきれいに周りがフェンスで囲まれてちょっと近寄れない。ツーさん、前はこんなことなかったのになあといってるけどいったい何年前?
 しかたなく山中をウロウロ。山道から車を止めて探すことしばしついに池発見!もう箕面にウン十年住んでいるツーさんも初めてみる池。藻だらけで本当にこんなところ漕げるの?しかし案ずるより生むが易し、とにかく行ってみよう!

 今回、カヌーはESKIMOのサルトとエアーヘッドTK-2を持ってきている。ツーさんのアドバイスでダッキーではなくリジットのサルトで出艇。おお!箕面だ、ついに箕面を漕ぐんだ。相変わらず池でもテンションが高い私。そしてまだ自分でも箕面で漕いだことないのにと残念そうなツーさん。

(山の中を歩く!怪しい、とにかく怪しい//まあ気のせいってことで)
 さあ箕面もついに足跡を残した。これで今日の目的は達成!しかし・・・しかしまだ日は高い。そこで知り合いにHさんに電話。Hさんも私の奇特な趣味は知っておられる。もしもし、どこか豊能で漕げるとこないでしょうか?・・・・よし、いってみよう!<続く>

花火再び!今度は十三だ。

2007-08-06 19:36:00 | エッこんなとこでカヌー?

(姫島を歩く怪しい一団、さあ淀川へ向かおう!ライフジャケットを着て歩く人とは少し距離をとる)
 岸和田の花火も終わり次は十三の淀川花火大会だ!しかし車を止めるところはあるのか?43号線ぐらいまでいけばどうだろう?まあとりあえずいって駄目なら車から花火をみようということでいざ淀川へ。
 当日、西淀川で昼間から駐車場の空き状態をチェックしてくれたK2さんの誘導にしたがいなんとか車を止める。西淀川が職場のTさんも合流していざ淀川へ。

(もう日が沈む。さあいよいよ出発だ!)
 河原までは歩いて10分、駐車監視員が不法駐車を取り締まっているがまあ堤防の近くの不法駐車の多いこと。また自転車も凄い台数。やはりみんな花火は楽しみなんだなあ。
 河原でカヌーを組もうと思うとなんとダッキー(エアーヘッド)のバルブ忘れた!しくしく泣きながら一人車まで取りに戻る私。なんとか日暮れ前に組み立てが終わりさあ出艇だ~

 十三に近づくべく川を漕ぎ上る我々。その前をまさに砲弾のように飛び交うボラ。ちょっとびっくりするぐらいの数が顔の前を飛んでいく。
 国道2号線を越えるともう橋の上は車でビッシリ。パトカーのサイレンが鳴り響きなんか凄い状況。そんなことをものともせず川の上をカヌーは進む。JR神戸線と阪神高速池田線の手前でカヌーをとめまつことしばしさあ花火の始まりだ!
 まるで我々だけのために上げてるような気分。打ち上げる筒の火花まで見えるし、音が凄い。

 しばしの至福の時間を楽しむと河原の波打ち際の人に警官が危ないから下がるように注意してまわってた。ご苦労様です。しかし心なし私たちは目をそらされたような・・・
 そして最後の花火が終わりいざ帰還。淀川は川幅が広いので岸沿いを通って帰る。しかしまあどこに居てたのかというぐらいのモーターボートの群れ。もの凄い引き波のなかサーフィンサーフィンと喜ぶ私とタンデムのつるきちさん!さらに暗闇の中ボラがカヌーに飛び込んできて叫ぶK2ファミリー。
 無事、ロックペイント前に戻り撤収。みんな大満足。これは来年もこずにはいられない!
(でも帰り渋滞にひっかかりました。でも楽しかったからよしとしよう)

(よく見ると左にカヌーが写っている)

第55回岸和田港まつり花火大会

2007-07-29 20:22:00 | エッこんなとこでカヌー?

7/28は毎年恒例の岸和田の花火大会。前にもいったことがあるが、今年もカヌーで海上からの観覧と洒落込んだ。今回の参加はパムリコ145にタンデムで私と穏やかな海が好きなYさん、そしてこの日が新艇ターポン120の進水式というNさんだ!
 20時の開始に合わせて19時45分ぐらいに出艇。装備はもちろんヘッドライトとストロボライト。コースとしては二色の浜から二色大橋をくぐり、パークタウンの水路を通って貝塚大橋まで。そこから先は船舶も多いので貝塚大橋で観覧というもの。
 昼間の猛暑もすっかり収まり快適な温度。出艇してすぐに前方に花火があがりだす。貝塚大橋の上も観覧の人でいっぱい。でも海上は誰もいないし暗いので良く見える。
 ちょうど打ち上げ場所までさえぎるものがなく花火をたっぷり堪能した。

しかし花火を携帯電話のデジカメで撮るのは大変。時間差があるのでなかなかうまく写らない。まあ時間はたっぷりあったので何枚かは撮れたけどいかがですか?
 終了の20分ほど前に戻り始める。カヌー観覧でのコツだが、海上は漁船やモーターボートの人もいっぱいいてる。花火が終わると一斉に帰ってくるのでかなり怖い。岸によってやり過ごしてもかえし波もきつく、早めに帰るかみんなが帰るまで待つかだ。
 帰ってる途中、二色大橋の手前で水が光りだす。「夜光虫だ!」行きは花火に気をとられて気がつかなかったのかなあ。どっちにしても思わぬおまけでみんなご満悦。
 二色の浜まで戻ってきたら後ろをモーターボートなどの群れが通過。ああ、早めに戻ってよかった!次は8/1のPLは無理として8/4の十三か?どうしようかな・・

(海に反射した光がまたきれい、海上ならではの景色です)