goo blog サービス終了のお知らせ 

カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

普段渇水、安威川だ!(野々宮~相川)

2008-02-28 12:03:00 | エッこんなとこでカヌー?

(葦原をくぐりぬけ川が見える)
 2/27は父親(83歳)とスキー!の予定だったが高速道路も雪が降り渋滞。まあ無理していくこともないと中止になって急に暇になった。そういえば前日は激しい雨でかなり水かさが増えている。この機会に普段行けない所にいってみようと思い立つ。千早川か安威川で迷ったけれど早めに帰ってきたかったので安威川に決定。当然、一人で行くので新しく買ったアドレスV100をワンボックスに積み込みいざ出発!

(川の上から茨木流通センターを望む!なにもかもみな懐かしい)
 淀川新橋を越えて新幹線を過ぎると安威川沿いに出る。何度ここを曲がって茨木の流通センターに行ったことか! カヌーを置いてそこからゴールの阪急電車相川駅へ。うまくパーキングに車を停めたのでバイクでスタート地点へGo!走っていると雨が降り出してきた。うーん、こういうのはやはり私らしい。やはりプールより血が騒ぐ。(笑)
 今日は浅いこともあって折りたたみではなくリジットを使う。今回の使用艇はケンドーG3だ。まだ真新しいボディーに大阪の水が襲い掛かる。さあ行ってみよう!

(ところどころで小さな川が合流する。)
 普段は歩いて渡れる安威川だが、流石に前日の雨でかなりの流れ。葦を縫って細い水路が出来ている。川の水は泥の色で視界はゼロ、やはり浅いところが多くリジットで正解だ。突如、草むらから犬が吠えながら飛び出してきた。かなりビックリ!まあ川の真ん中漕いでたので飛び掛っては来なかったが首輪もしてないので野犬だろう。まあ向こうも大概驚いたのだろう。

(中央環状線の手前、ちょうどモノレールが通っていく)
 懐かしい流通センター(5年間ここ通ってたんですね)を越えるとすぐに中央環状線が見えてくる。相変わらず交通量が多い。ちょうどモノレールが通ったので記念撮影、でもあまり大きくは写らなかったなあ。
 この中環の手前で大正川と合流する。ここでぐっと川幅が広くなる。ちなみに私が働いていたダイエー南茨木店は大正川の近く、でも今はもう無い。

(阪急電車と吹田病院、もうすぐ神崎川と合流する)
 中環を越えると比較的広い川筋が続く。正雀、成蹊大学を越え阪急電車が見えてくる。阪急の横が相川の駅なのでゴールはもうすぐ。
 ちょうど1年前にいった神崎川沿いの大鵬薬品の工場を川の上を正露丸の匂いが漂う。また一つ、川がつながった。一旦合流までいって少し戻る。ゴール、約1時間20分、8kmほどのツーリング。やはり流れが速かったので楽チンだ。

(そしてゴール、写真ではわからないが橋の向こうに正露丸のマーク)
 安威川はずっと上流の竜仙峡からいった人がいる。但しよっぽど増水しないと無理、徐々に繋げていつか行ってみたいものだなあ。

そして史跡めぐりも荷物を背負って!

2008-01-25 18:47:00 | エッこんなとこでカヌー?

 天王寺からお隣の阿倍野区に聖徳太子ゆかりの地があるとしって連れ立ってやってきた。JR阪和線の南田辺駅の近くの桃が池が目的の場所だ。なぜか背中には大きな荷物を背負い、手にはパドルを持ったままだ。(うーん、重いのに不思議だなあ!)駅の構内に近くの地図がある。そこに目的の桃が池が載っていた。歩いて500mほどだ。

 駅から談笑しながら歩く。すぐ池のほとりに着く。池の周りを歩いていると社がある。そもそも桃が池は池でこそ果物の桃の字をあてているが、元々は太ももの腿の事。聖徳太子が悪霊を払うために力士に四股を踏ませ祈願したと伝え聞く。それが字ごろもよくないし、桃の木を植えたことにより桃が池となった。

 池の中ほどの社は桃でなく股の文字が見える。さらに由来の木札がある。こういう市内のなにげないところにこんないわれがあるところに大阪の歴史の深さを感じる。

お参りして池の一番北側の昔ボート乗り場があったところにくる。そろそろ雨も上がりだして散歩の人も見かけられる。全体をみると思いのほか広い池だ。しかもところどころつながっている様子。

 万感の思いを胸に池に浮かべる。さあこれが最後だ。本当に長いチャレンジだった。

 漕ぎ終わり同行してくれたつるきちさんとガッチリ握手、ここに大阪市内24区のすべての区を漕ぎ終わった。今まで水辺を通して大阪市内を駆けづり回ってきた。北は神崎川、中島川、左門殿川の大阪市の境界線から南は大和川まで。市内24区は漕いで回ると予想以上に広く大変だった。次は大阪府41市町村+堺市7区だ!


※ある意味もっとも私らしい大阪市内24区制覇。最後の天王寺区、阿倍野区で行き詰った時はもう終わりかと思いました。しかしよくいったものです。

怪しげな荷物を持って四天王寺参り?

2008-01-24 15:14:00 | エッこんなとこでカヌー?

 四天王寺さんの愛称で親しまれて大阪市天王寺区の四天王寺。聖徳太子が物部氏との戦いに勝って建てられた由緒あるお寺である。大阪市内とも思えない広い境内だ。
 その四天王寺といえば天王寺区!元々天王寺区は上町台地の上にある。当然、高台の上なので川がない。川がないので阿倍野区とふたつ大阪市内でまだいっていないところだ。まあせっかく行くのだから軽いダッキー、パドル、ライフジャケットぐらいは持っていくのがお参りの必需品と思う。うん、きっとそうだ。というわけであくまで四天王寺さんにいくついでにカヌー一式を担いで出発!

 今回は着替える場所もなく・・・違う、雨なので濡れてもいいようにカヌー用の装備がふさわしいはず。でも電車でいくので目立たない服装。グレーで統一したHikoのCagツーリングプラスのジャケットにPalmのバイパーパンツ。ソックスは当然ブルーエースのSCSソックス、中には化繊ウェットで冷えないようにしてるので水に入っても・・・違う、雨に濡れても平気だ。環状線の天王寺駅で偶然パドルを持った人と会う。怪しいなあ。とりあえず一緒に記念撮影して天王寺公園へ。

 偶然会った人と連れ立って公園を散歩。美術館の奥に茶臼山がある。大阪夏の陣で家康の本陣があったところだ。

 その横に偶然池を発見。河底池という名前。ということははるか昔、河川が氾濫した時にこの辺も一時川が流れたのかもしれない。この台地の上が水でつかるとしたらよっぽどの増水だったんだろうなあ。

 その人と公園内をいろいろと回る。気のせいか水の上に浮かんだような気もする。そして帰る前に通天閣がみえるところで記念撮影!うん、楽しかった!
 雨が降ってたのでひと気が少なくて・・・いや少し足元も濡れたけど楽しかった!そして連れ立ってなぜか阿倍野に行こうということになった・・・
(PS;でも誰が写真撮ってるのかなあ 笑)


やはり石川は浅かった!

2007-12-10 14:58:00 | エッこんなとこでカヌー?

(富田林駅からまっすぐ来た金剛大橋の一つ下流の橋)
 大阪の南河内を縦断する石川、実はその昔は二上山の上にあった地層が川の中にそのまま残っているという珍しい川。河内長野市の滝畑ダムから富田林市、河南町、羽曳野市ときて柏原市役所の前で大和川と合流している。実はこの水源の滝畑ダムは既に行った。できればそこから繋げてみたいが水がふえないとちょっと無理。はじめは河内長野駅からいこうと思ったが、先日いった猪名川で散々引きずった思いがよぎる。石川もけっして深くない。そこで無理せず富田林からスタート、幸い2日前にかなりの雨でちょっとは水かさ増えたかな?

(堰堤また堰堤、10回ぐらいまでは担ぐのかぞえたけど全部数えるのはちょっと無理)
 集合は柏原の大和川沿い、車を1台置いていざ富田林へ。ちょっと出艇場所探しでウロウロしたが金剛大橋の下に手ごろな河原があってそこから出艇。パッとみは普通の河川、いい雰囲気だ。

(大阪河川名物の本流ポーテージ、背中に哀愁がありますね)
 漕ぎ出してすぐ堰堤、担いでちょっといくとまた堰堤、そして再び堰堤・・・もう大変。これは目標の時速3km/hも無理だろうなあ。コース短めにしてよかった。しかも中に浅瀬がまじる。大阪名物本流ポーテージだ。水深5-10cmで歩いてもくるぶしぐらいまでしかない。もちろん漕ぐのは無理。それでも猪名川と違って日が高く時間に余裕がある。

(昼食ポイント、河原が広くてキモチイイ)
 千早川や梅川と合流してどんどん進む。南阪和道を越えたところで大きな堰堤、とりあえずここで昼食。おにぎりを食べていると前の方で背広を着たサラリーマン風の人が黙々と川に向かって1人で石を投げている。うーん、ちょっと声かけにくい雰囲気。。
 ここからまたぐっと浅くなる。漕いで歩いてでとにかく近鉄電車の下までやってきた。この近くの応神天皇陵や誉田八幡宮には中学生のときにきたことがある。またヤマトタケルの陵もすぐそばだ。ほんと、南河内は古代史の宝庫だなあ。

(近鉄線の下で、うまくすれ違っていい感じ)
 ここからは比較的堰堤はすくない。かなり傾斜もゆるくなったのだろう。ただ本流ポーテージは多くなった。実際漕いでみて思うのは広いという事。自然の河原も多く残っている。こういうのが減ってきてるのでいいもんだ。

 しばらくいくといい感じの橋、車は通れないようで橋脚はレンガか?しかしかろうじて漕げるのが端っこのところだけであとは全部浅い。
 ところで石川はかなりコイが多かった。50cm以上のもけっこういてて釣り師も多い。なかなかうまく写真が撮れないので苦労したけどとにかくなんとか1枚、いかがですか?

 さあもう前方に大和川が見えてきた。国道25号線が見える。この川が合流していくのは何度見てもいいものだ。しかし合流手前は浅い。まあがんばって引いて歩こう。  そして遂に合流、ゴールはもう大和川を渡るだけだ。

 この写真は大和川です。大和川もこの辺は浅いですね。前来たときも延々あるいた。そしてゴール、3時間半で10kmかあ。休憩引いても時速3km/h、河内長野から行ってたら日が暮れてるなあ。まあ次の楽しみということで。さあ市町村制覇まであと2つ!


池、再び・・・(美原、狭山)

2007-11-29 15:57:00 | エッこんなとこでカヌー?

 堺市美原区に美原B&G海洋センターという団体がある。カヌーやウインド、ヨットなど幅広く活動?しており堺市在住・在職で加入できる・・(はず)。また他市の人でもインストラクタースタッフも何人かやっておられる。今年の9月に奈良吉野川ツアーを行って私もインストラクターとしてご一緒させていただいた。その艇庫の前に笠田池がある。前々から一度漕いで見たいといっていて11/28の仕事前にお邪魔させてもらうことになった。

(相変わらず嬉しそうな顔、このために5時おきだ)
 おお!美原だ。ついこの前に堺市と合併したがもちろんまだ漕いでいない!これは嬉しい。集合は黒山警察前。実は学校でてすぐに入った会社のとき、泉北のヤングタウンに住み藤井寺まで通っていた。そのとき亀の甲越えてこの黒山警察の横を通り高鷲駅まで抜けてかよっていた。懐かしいなあ!これがあるから地元はやめられないんだなあ。
 当日は五時おき。混むと大変なので六時前には出発。順調に外環を進み、あえて藤井寺から高鷲へ。しかし美原区にはいると道がわからない。高速ができてまったく変わってしまっている。うわあどうしよう。・・・結局グルグルまわって電話で誘導してもらった。3分の遅刻。最近遅刻が多いなあ。大反省。

(本当は全部池です。かなり大きいんですが・・)
 さあいざ漕がんとおもってきたらなんと笠田池は水が抜かれてペチョペチョ。しかしこんなことではくじけない。要は美原区を漕ぐというのが意味がある。そこで少し大きめな水溜りに向かう。足がドロにぬぴょっぬぴょっと沈みながら歩く。そしてついに浮くところまできて乗り込む。もちろんパドルの先はドロにつかえている。

(パドルが底につかえている。でもとっても嬉しい!)
 うーん、大満足。夏はもっと水が多くて普通にカヌーに乗れます。堺市民の方、在職の方いかがですか?
 さてここまできたのでせっかくだからお隣の狭山市。狭山市には狭山池という日本最古のダム式のため池がある。もちろんカヌーは禁止だ。
 この狭山市(当時は南河内郡狭山町)で釣り船が浮かんでいる池があったという。早速美原から移動。所々に覚えている道筋があり嬉しい。でももう25年前かあ。すっかり変わったなあ。 

 今度は水はたっぷりありました。詳しい場所はきかないでください。

 帰りカヌーを積んだ軽トラについていってて踏み切りで電車の通過をみる。南海高野線の狭山駅のすぐ横です。さあこれで市町村制覇はあと5つ、交野市、羽曳野市、富田林市、河南町、千早赤阪村だ。がんばれば年内にいけるかな??