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カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

和歌川?海から海の川!前編

2008-12-19 14:12:00 | エッこんなとこでカヌー?

 先日ふと店に来てくれたMELLOWさんから和歌川の事を教えてもらった。実はその時の私の反応は和歌川?・・・というものだったが調べてみると和歌川は和歌山城下を周って片男波から浜の宮へ至る川で昔はここが紀ノ川だったらしい。奈良時代に聖武天皇もここから玉津島に行幸したらしい。うーん、これは面白い。いやいやまだまだ知らない川は沢山あるものだなあ。
 そもそも私は浜の宮から雑賀崎まで漕いでるのだがそのルートから紀ノ川まで漕いでないので私の大きな一筆書きからはずれている。和歌浦湾を行った時は磯ノ浦から沖合い2-4kmほどの所を通って有田・地の島までいったので繋がらなかった。気にはなっていたのだがなんとなくそのままになっていたのがこんなルートがあるとは!よし早速和歌山へ。

(和歌川の小さな水門、実は地元ロデオパドラーの有名なスポット)
 こういうわけのわからず漕げるかわからないアーバンカヤックの時は力強い相棒がいる。一緒に中ノ島はおろか神崎川、猪名川、大和川、神戸港といったスカポンさんだ。今回は電車でいって岸和田でピックアップしてもらう事に。当日南海電車が堺駅のポイント故障で立ち往生したりしたが無事合流、和歌山について早速下見をはじめた。

 下見をしているとお城の内堀の横を通る、うーん漕ぎたい!でもあまり漕げる雰囲気がない。まっとにかく艇を組み立ててみよう。なにか言われたらすぐ移動だ。・-・-・-・-・-・-・-・-・- まあせっかく艇を組んだので記念撮影だ。どうなったかはみなさんの想像におまかせします。けっして浮いていて浅野長晟の事を考えたり大和大納言の秀長が築いたんだなあとか思ったりはしてないはず!

(和歌川大橋の下のポンプ場、斜めになった艇が模様に見える)
 そこからずっと下見をして和歌川大橋の下のポンプ場にたどりつく。ここは絶対に担ぐしかない。ポンプ場の前後を川沿いに歩く。どちらも出艇場所を確認、今回はポンプ場から浜の宮の方へ行くことにする。艇はアリュート430、さあ行くぞ!

 スタートしてすぐ和田川と合流、そしてすぐに和歌山県立医科大学付属病院の横を通過する。少し風があるが順調だ。
 しばらくすると和歌浦にでる。紀三井寺の方からくる川と合流して一気に広くなる。とはいうものの片男波海水浴場などの防波堤が延々伸びていて波は入ってこない。この辺は干潮になると浅くて漕げなくなるので一気に海まで行こう!

(海に出て前方に下津が見える。日がさしていい雰囲気でした)
 単調な片男波の横を漕いで海にでる!海だ、こうやって横から海にというのは初めてなので不思議な感じ。前方にマリーナシティ、そして有田の岬が見える。いいなあ。何度やっても川から海にでる瞬間は心が躍る。 <後半に続く>

思い出の通学路 ~宮前池~

2008-09-20 18:06:00 | エッこんなとこでカヌー?

 先月の事だが時間が空いたときに近所の池を回ってみた。まず町内の神社の上の池・・なんと干上がっている! 次に上の同志社香里高校(門まで家から50mなんです)の横の池・・・フェンスが身長より高く張られている。
 ウーン、なかなかうまくいかないもんだ。そして次に下の府道18号線の観音橋のバス停の横の池、はじめは土手の上からなんとか池までたどり着いたものの草が覆い茂ってとても水面まで出れない。これは冬まで待つのかなあと思いながら池の周りを回っていたらなんとバス停の後ろから池まで道ができている。嬉しくなってしたまで降りたらフェンスもなく普通の岸、ヨシッこれや。ただこの日はカヌーも持ってきてないしまた次にしようと楽しみにして帰還だった・・・

(正面、秦公民館と右手は加茂神社 いわれは下記URL)
http://www12.plala.or.jp/HOUJI/shiseki/newpage418.htm
 そして次の週の日曜日、木津川ツアーがあったので早朝に池にいっていさんでいざ出艇、しゅってい?? なんと狭い岸辺に近所の人が3人釣糸たらしている。この中をカヌーもって押し入る勇気はナイッス。残念、すごすごと引き下がりました。 

(下から見た京阪バスの観音橋バス停)
 しかしそれで諦めるような私ではない。昨日は台風もそれたものの小雨気味、こんな日ならきっと誰もいてないだろう。いさんでいったもののバス停に人が3人いて話している。エエイままよ、カヤックを担いで堂々と歩く。お願い、顔知ってる人いないでください。流石に近所は緊張するなあ。
 池のほとりまで降りればそこは誰もいない自分だけの世界、嗚呼池や。最近思うけど池こそカヌーに残された最後の秘境・・っておおげさかな(笑)

(このフェンスの向こうの道を通って学校にいっていた)
 実はこの池、西側を通っている道は私の小中学校の時の通学路。なんか万感胸にせまる思いでちょっと感動。やはり小さい頃の思い出があるところは格別ですねえ。
 あとで帰って調べるとこの池は宮前池というらしい。公民館の横の加茂神社の前だからだろうか?この加茂神社も聖徳太子の補佐をした秦河勝のゆかりといわれているし、この地の住所の秦町からして秦氏からきているのだろう。

 漕いでたのは5分ぐらいか? でも満足度は大きかった。次は母校寝屋川1中の横の五藤ヶ池や今はなくなった南寝屋川高校の横の弁天池もチャレンジしたい。これで大阪府内の池も14ヶ目かな? 結構いってるなあ!

やっぱ七夕は天の川でしょう!

2008-07-07 08:11:00 | エッこんなとこでカヌー?

(交野市駅の近くの逢合橋、七夕まつりの真っ最中!)
 七月七日は七夕まつり、そこで七夕にちなんだカヌーといえばご近所を流れる交野市の天の川。私市から交野、枚方を経て淀川に注いでいる川だ。この天の川を七夕の日に下ろう、仕事の日だから出勤前に。 ああなんて馬鹿らしい。(一応、自覚はある)これぞ大阪人の心意気・・・(すいません、みんながみんなこうではないのです。一部の大阪人だけです) こんな奇特なツアーにご近所の大東市のキリンさんがご一緒してくれることに。キリンさんとは謎のM池や淀川花火など数々の地元カヌーをやった仲。さあいくぞ!

(うーん、これぞ正しい通勤ウェア、まあヘルメットが・・・笑)
 今回、車だと止めるとこもないし動きがとれない。そこで2人ともスクーターで来ることになった。久々のスクーターカヌーの私はパッキングをミスり、パドルがはみ出してすり抜けができない。あわてて積みなおしたりして2分の遅刻、きりんさんゴメンナサイ。

(スタートの逢合橋の下で、時々上から痛い視線が・・)
 そしてそこから二人乗りで(小型二輪です)スタートの逢合橋へ。まあ流石に出勤前で時間もあまりないので今日のコースはなんと900m、新天の川橋のすぐ下までだ。
 まあ無事逢合橋の下に着きポンプアップ、なぜか時々上から見られてるような気がする。上はちょうど通勤時間、学生さんもいっぱい通っている。 我々はけっして怪しいものではありません。ただのカヌー愛好家です・・・っていってもやっぱり怪しいよなあ。

 スタートして30mぐらいでいきなり堰が、そして堰堤。しかも浅い。これぞオオサカリバーや。担いで乗って降ろしての繰り返し。大体、半分ぐらいは歩いている。でも水は意外にきれい。流石は早くから下水を完備した交野市の行政、たいしたものだ。
 あと50cmクラスのコイに30cmぐらいのアカミミガメ、そしてウスバカゲロウが。

(川の中に怪しい人が・・・あっ相棒のキリンさんだった。)
 総行程900mなのでスタートしたらすぐにゴールがみえている。ゴールのすぐ手前の新天の川橋は私が毎日通っているところ。今日も車がいっぱい。嗚呼、これから毎回ここを通るたびに今日の事を思い出すんだろうなあ。地元で漕ぐ一番の楽しみはこの感覚、それまでただの川がMYフィールドになっていくんだ。
 ゴール、さあ着替えて出勤だ。朝から漕いだから一日得した気分。

(今度は橋の上から、さっきまであそこに浮いてたんだよなあ)
 しかしまだ淀川までつながってないもののこれで大阪府43市町村、大阪市24区、堺市7区をすべて漕いだことになる。今日は最後を飾るのにふさわしい体験だった。今度は淀川まで行こう。さっお仕事、お仕事。

堺市七区制覇!

2008-05-09 12:16:00 | エッこんなとこでカヌー?

(こわいおっちゃんが苛めに来る~いえいえやさしい案内人さん!)
 大阪府41市町村制覇に向け着々と進んでいる私に思わぬ難関。それは一昨年の堺市と美原町合併に伴う区割りである。それまで堺市は行っていたのがこれで一気に中途半端になってしまった。それでも北区堺区(大和川)、北区西区(堺港)、美原区南区(某池)といったものの東区中区はまだいってない。ここらで行っておきたいのだが・・・

(うーん、池や・・まさに池や)
 8日はGW明けのお休み、午前中用事があって昼前から時間があったので堺市で働いているO氏に連絡(この人は一緒に南区、北区、堺区を漕いでいる)車にとりあえずカヤックを積んで東区に集合。そこに強い助っ人、美原区を案内してくれたMさんが来てくれた。まあよく急に行くって決めたのに人が集まったもんだ。早速Mさんの案内で東区へGo!

(無事東区を制覇、素直にうれしい)
 出艇場所を見て思いっきり引きモードのOさん、しかしめげずにいざ池の上に。あたりにいっぱい尖った菱が落ちていて靴に突き刺さる。まあ普通人が入ってくるところではないわなあ。
 満足げに漕いで遂に東区制覇、そしてそのまま一気に中区を目指そう!

(住宅街の中で着替える。良い子はちゃんとライフジャケット)
 走ること5分、今度は住宅地のど真ん中。流石に私とOさんは唖然。まさかここでと思う私らにMさんがにこやかに人気(ヒトケ)がなくていいでしょとやさしい呟き。まあここまできたら行くしかない。意を決して道路でライフジャケットを着て準備OK。

 家を出るときはまさかこんな環境で漕ぐとは思ってなかった。しかしこの意外性がアーバン池シリーズの面白いところ。でもみんな真似しないでくださいね。

そして遂に中区も制覇。思えばばかばかしく長い道のりだった。しかし終わってみればあっという間だ。私が堺に住んでいたのはもう25年前(泉北の三原台です)まさかこうやってカヌーで堺をアチコチ漕ぐとは夢にも思わなかった。でも楽しかった、ヤッタネ。

黒添・・・

2008-04-29 17:34:00 | エッこんなとこでカヌー?

 大阪府交野市と奈良県生駒市、京都府京田辺市の境に黒添池(くろんど池)という池がある。(ちなみに生駒市です)私市のハイキングコースの一番上にあり大阪の北河内地域では割としられたところ。この黒添池は割りと枚方から近い。試合も近くなったのでちょっと練習できないかなあと朝、出勤前にちょっと寄ってみた。

 朝の6:34についたら私有地の看板、そういえばここは入ったら駐車料金がいるんだった。まあそういう所は無理して漕がずにさっさとUターン、まあちょっと後ろ髪はひかれたんですが・・・
 とはいうもののどこかないかと思ってたら池があったので漕いでみることに。一応立ち入り禁止などの看板はなかった・・・
 さくっとおろしてダッシュ、うーんよくない。もう試合まで1ヶ月ないのに最近乗ってないから身体が忘れている。これはちょっと時間みつけて乗らないといけないなあ。それにちょっとフィッティングし直さないといけない。

(ちなみにこのカヤックで釣りはできません)
 時間があるので割とすぐ終わって撤収、そして車でちょっと移動したら釣り禁止と立ち入り禁止の看板。すいません、すいません、たまたま私が乗ったところだけなかったんですね。もうしません。ゴメンナサイ。今度は前みたいに淀川で乗ります。