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カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

里海公園内ツーリング 午後の部

2009-01-13 12:02:00 | シーカヤックでカヌー

さて里海鍋も食べていよいよ昼からはツーリング。始めは淡輪から深日までいく予定だったが流石に波がきつい。そこで里海公園の中をグルっとまわることにした。たかが公園の中と思うなかれ、この公園は岬町から阪南市に渡って幅2.5kmもある。危なかったらいつでも上陸できるし風を避ける防波堤も随所にある。ツアーは総勢8名でいざ出発!

(謎の円柱地帯、本日最年長の念力Mさん六十云才)
まず行きは防波堤を出たり入ったりしながら阪南市側へ進む。そこそこ波もあるのだがみんなものともせず漕いで行く。実は海が始めての人やリバーカヤックでの参加もあったがまったく問題ない。
 公園のちょうど中ごろにコンクリートの橋があり謎の円柱がいっぱいたっているポイントがある。周りも岩を積み上げてちょっといい感じ。ただかなり浅いところが多いのでカヤックでしか入れない。

(左右に並んだ不思議なトンネル、ちょうどカヤックで潜れる)
 謎の円柱地帯を越え再び先へ進む。今度はピチピチビーチの横に謎のトンネルがでてくる。これは上にある細い川につながっておりちょうどカヤックで潜れる100mほどの細長いトンネルだ。当然嬉しがって潜る。人工ではあるがこういうギミックがあるとツーリングも楽しいもんだ。

 実はこのトンネル左右並んで2本あるのだがそれをつかって競争もできる。そこで元気な二人が勝負、横の壁はコンクリートなので隣の状況がわからず面白い。勝負は若い葦葦さんが若干速かったか?ご苦労様!
 そこから今度は岬町の方へ戻っていく。少し沖合いを一気にヨットハーバーへ。みんなかなり慣れたのでもう大丈夫? 多少の波はあるものの適度なうねりがとっても楽しい。
 この里海公園は一番南側は大阪府の海洋センターやヨットハーバーとも接している。車でいくと結構まわるのだが海の上なら目の前だ。こういう陸の距離と海の距離の違いもわかってることだけど実際漕いでみると改めて実感して面白い。

(後ろの赤いのがヨットハーバーの入り口)
 そこから海洋センターのほうも回って再び公園へ。もう少し漕ぎたかったので沖合いのブイまで出て回ってゴール。この公園の中のコースは割りと変化もあるし逃げるところもあるので初心者にもおすすめコース。まあこれで5kmぐらいは漕ぎましたね。
 艇を洗って片付けてると再び強風が!早めに終わってよかった。ちょっと沖合いなら怖いところだ。
 片付けも終わって帰る途中に貝塚で脇浜戎があるのを思い出す。ちょうどどこかでえべっさん行こうと思っていたので寄ってお参り。

 皆さんにも福がありますように!

東播磨港、そして長かった兵庫県の海岸線も!

2008-12-30 11:54:00 | シーカヤックでカヌー
 12/29、いよいよ今年のカヌーの漕ぎ納めだ。今年最後の締めくくりに選んだのは加古川市の沿岸、東播磨港を越えるコースだ。ここをいくと大阪から岡山の牛窓までが繋がる。既に東は愛知県に到達してるので東西で近畿圏を越える事になる。
 今回一緒に行くのはナマズ小僧さん、今年の秋からシーカヤックで本格的に漕ぎはじめわずか3ヶ月で和歌山県の加太から淡路島経由で神戸市、また舞子から小豆島経由で岡山の宇野までつないでいる。今回の予定は大蔵谷から姫路の的形まで、さあいってみよう!

(明石大橋を眺めて。いざ出発!)
朝、守口で合流して一路明石へ。車を置いて出発だ。出るときにアクシデント、実は知らなかったのだが大蔵谷はボートや船舶の出艇禁止だった。警備員さんに怒られる。本当に知りませんでした、ゴメンナサイ。
 さて気を取り直し出艇、この日は大潮で追い潮に乗って一気に距離を稼ぐ計画。しかし三角波が半端じゃない。とてもまともに漕げない。しかし時速は8-9km/h、うーん凄い。まあきついのもほんの2kmほど、明石港を越えたあたりからベタ凪です。

(網の下を漁船がくぐっている、海苔の取り込みだろうか?)
 その後は江井ヶ島、魚住と順調に通過、いよいよ前方に大きな水路が見えてくる。東二見だ、ここから加古川の河口を入れて実に17kmにわたって東播磨港が続く。まずは三菱重工の岸壁を越えるべく沖に針路をかえる。
 ちょうどその辺りが海苔の養殖地になっている様子、一帯に張られた網がある。そして前にアームのようなものをのばした漁船がその網の下を次々とくぐっていく。まるで障害物競走のようだ。どうもその下でなにかしているようだがよくわからない。辺りにはネットを被って止まっている船が多く不思議な光景、今までかなり漁船を見てきたがこういうのは初めてだ。

(見える限り工場群が続く、まあ私的にはこれもまた面白いのだが)
 海苔の養殖地も抜けていよいよ岸壁にとりつく。見渡す限り工場群が続く。電車に乗っている時にはこの風景は見えないので実感がないが実際みると凄いもんだ。ちょうど大阪では堺-高石の辺りがこんな感じ。ただもう少し距離が短い。とにかくここは抜けるしかないので黙々と漕いでいく。

(年末でも工場は稼働している。青い空との対比が印象的だった)
 それでも所々水路があり工場からクレーン、煙突へと景色もかわる。まあ岸壁沿いなので船舶もこないので気が楽だ。ただ時々渡る水路は出入りがあるので一気に漕ぎ抜く。
 途中加古川の手前に上陸できるポイントを発見。正直今回は食事も浮いたままと思っていたのだがあがれるのなら上がった方が楽、食べながら来た方向を見ると巨大船が出ていく途中、やはりかなりの大型船も停泊してる。

(港の入り口の灯台、かなり反射波がある)
 加古川を越えると東播磨港も残り5km、最後の関電発電所を越えるともう的形が見える。実に3時間弱かかってやっと工場群を抜ける。もうここまできたらあと僅か、そんな思いで一気に進んでいく。
 この6月に的形に来たときにかなり駅からは遠かった。そこで今回は八家駅に着くべく少し先へ針路を変える。沖にはその時に渡った上島が、そして家島諸島が見える。順調にいってたようだが実はそこからが遠かった。八家駅へ上がる川もすぐわからずに止まっては進みまた止まりのくり返し。しかしようやく川を漕ぎ上がり無理矢理カヤックをひきずりあげる。PM2:11ゴール、総行程31.9km 移動平均6.3km/h 全体平均5.8km/hでした。

(川には船舶がズラッと停泊している)
 そこから電車で車を取りに行く。そして再び八家へ戻ってカヤックを回収してから大阪へ。しかしまあ兵庫県の海岸線のなんと長い事よ。尼崎から始まり赤穂までゆうに100kmを越える。これをようやくカヤックで繋げることができた。初めて赤穂市で漕いだのが平成15年、その後神戸港から西宮、尼崎、明石から神戸、姫路から家島、赤穂から家島ときて最後に明石から姫路だ。またつい先日つながった淡路島の東岸・南岸も兵庫県、でもこれで兵庫から岡山へ伸ばすことができたわけだ。

(車を取りにスタート地点へ、淡路島を見ながら万感胸にくる)
 こうして2008年のカヤックは終わった。5つのテーマの終結、そしていよいよ近畿を出て東は伊良湖、西は牛窓・・・繋げるにしてもそこまでいくだけでも大変になってきた。でも実際よくきたものだ。さあ来年はどこまで行けるのだろう!

淡路南岸!そして再び沼島へ

2008-12-25 19:42:00 | シーカヤックでカヌー

(淡路に渡る明石海峡大橋の上で!)
 今年は昨年までやりかけの5つのテーマを終わらそうと思っていた。そして今まで大阪市内24区をすべて漕ぐ、大阪府内43市町村に堺市7区を漕ぐ、大阪湾を1周する、そして紀伊半島を川を使って横断するが完了した。残る一つは紀北~紀伊水道~徳島北部~淡路島南部の1周コース、もう12月になってしまったがここを行かずには終われない。このコースで残っているのは淡路島の由良の成ケ島の途中から沼島もしくは土生港の手前の灘城方、さあきっちり年内に行ってしまおう。

(生石公園から成ケ島・・左側・・の外へ出る)
 朝、サイさんと合流する。私もそうだがこのコースを行くとサイさんも琵琶湖から鳴門市まで繋がることになる。一緒に車に同乗して淡路島へ。明石大橋の上を通るときはつい漕げるかみてしまう。相変わらず船が多い、とても平日は無理だ・・って真面目にいくルート考えるのはおかしいかな?
 三原から下道を走り土生港の近くでスクーターを降ろす。そのまま海岸沿いを走り生石公園へ。そこに車を置いて久々のPrijonK2スポーツの出撃だ!

(つい先日みた友が島、こうやって前と対岸からみるのもいいもんだ)
 早速、今川口を通って外にでる。まずは成ケ島沿いに前回上陸した地点までチョッピリ北上、まあその時はサイさんと磯ノ浦から漕いで来ての上陸だった。逆潮に逆らって10分ほど漕いで前に上がった地点まで来る。さあここからは一気に行くぞ!

(淡路島の南岸は延々と山沿いの景色が続く)
 生石鼻を越えて南岸に入った我々の遥か前方に沼島が見える。はじめは海岸沿いを行こうかと思っていたが単調な海岸線より沼島へ行きたくなる。まあ距離も20kmほどだし直接沼島を目指すことにする。
 その時アジの群れなどに混ざって大きな魚がジャンプ!ギザギザの背びれに半月状の尾びれ、カジキマグロ??魚には詳しくないのでよくわからないがとにかく凄い。

(沼島の周りは漁船でいっぱいだ)
 さて一路沼島を目指すと少しづつ大きくなってくるのが嬉しい。こうやって離れた島を目指すのは楽しいもんだ。
 2時間ほどでかなり島に近づく。島の周りは漁船がいっぱい。ただどの船も網でなく釣りの様子、ひょっとしたらおせち用にタイでも狙ってるのかなあ?改めて来週はもう元旦なんだなあと実感。
 この沼島には上立神岩という巨大な岩柱がある。元々イザナギイザナミの両神が始めて創ろうとした淡路島の前におちた雫が沼島と言われている。要するに日本最初の島だ。この上立神岩の後ろに両神を祭る社もある。まあこの岩が迫力なんです。写真ではとても伝えきれないけどご覧ください。

 全長は30mぐらいだろうか?逆光になるが裏からもとってみた。

 しばし言葉もなく自然の創った素晴らしさを堪能する。やはりいい!こんな近くにこんな素晴らしい景色があるなんて。

 上立神岩を過ぎまだまだ迫力の岩場は続く。上の写真の左は岩盤を下から見えげたもの、右は高さ10数メートルの洞窟、もう島の南側は最高だ。
 余韻にひたりながらも西側まで行き砂浜で上陸、ここまでで23kmだ。ここで簡単な昼食をとってあとは対岸に渡って帰るだけ。
途中貨物船を待ったりしたが無事渡りゴール。ここに沼島を上点、日の御崎を右下点、蒲生田岬を左下点としての円が完成する。長かった。本当に・・

(生石鼻を越える峠から、奥の島は友が島だ)
 灘城方の海岸にカヤックを置き今度はスクーター、海岸線を通り目指すは生石公園。濡れた体に風が冷たい。徐々に身体が冷えていく中なんとか到着。早速スクーターを積んで今度はシーカヤックを取りに戻る。ここで大失敗、なんとGPSのスイッチ切り忘れていた。距離48km、最高速度63km/h・・・ああ参考にならない。せめてちゃんとポント登録していたらなあ。まっ仕方ないですね。でも楽しかった!

※でも帰りの阪神高速は月見山19km、西宮13kmetc 2時半にあがったのに家着いたの8時でした。やはり年末は混みます。ここが一番疲れました!

友が島!潮流の島

2008-12-08 17:19:00 | シーカヤックでカヌー
 12/7は久々のバイエルンの友が島ツアー。ご存知の方も多いと思うが友が島は潮流がきつい海の難所、当然行く日程も潮目で決める。今回は週末からの冬型の気圧配置で一時はツアーを断念、しかしみんなの祈りが通じたのか日曜日はだいぶ好転する予報となった。正直かなり悩んだけど参加者のレベルも高いし催行に決定、よし頑張るぞ!

 当日朝8:30ぐらいに集合場所に到着。なんともう2人きている。今回の参加者はお馴染みサイ&ヌーコンビ、つい先日のナラヨシでも一緒だった先生、唯一の女性シーカヤッカーえりち、ベテランラフトガイドでもあるゆきぼん、そして私の師匠のサングラスが怪しいTP1Kさんだ。
 準備してると釣りのおっちゃん達が声をかけてくる。どこいくんや?気いつけや!・・・わかってます。十分どんなとこかしってます。今回は7人中5人までは友が島にいったことがある。まあそうでないとちょっとましになったとはいえ風のある日には行けません。まっとにかくいきますか!

(遠くに見えるのは淡路島、さあ出発だ)
 スタートして岬を越えるとすぐに地の島が見える。まあしかし波が高い。三角波がたって漕ぎにくい。そのうち南から貨物船があがってくる。そこで漁船群の近くによって貨物船をやり過ごすことに。ウーン前途多難だ。
 まあなにはともあれ無事加太の瀬戸を通過して地の島へ。まずは第一関門突破だ。そこからしばらくはゆっくり漕いでいく。風が強いせいで視界が良く明石大橋がきれいにみえる。改めてこの視界の中の大阪湾全部漕いだんだなあと実感。

(沖の島が見えてくる。さあ中ノ瀬戸へ突入だ!)
 そんな平和な日々も終わり次の難関中の瀬戸、地の島と沖の島の間で一番潮の早いところ。この中の瀬戸を南流と北流で2回通る予定。近づくにつれ返し波がきつくなっていく。海なのに川のように流れている不思議な景色、どちらかというと地の島よりの東側が流れがきつい。ここはある程度西側によって一気に行こう!
 先頭は笑いながら入っていく先生、そしてえりちが続く。サイさんは無難に外側の安全ルート、うーん手堅い!そして追い波好きのヌーさんの笑い声、危ないメンツだ。他の人も無難に通過して沖の島の南側へ進む。

(北側に向かう所の岩場、いい感じでしょ)
 ここからは一番岩場がきれいなところ。岩の間を流れていく波、こういう狭いところが大好きな私はポリ艇ということもあって果敢に突っ込んでいく。まあ誰もついてきてくれない。寂しいなあ(笑)
 しばらく行くと前方に島、なんと沼島だ。あまりに視界が良すぎて沼島がクッキリ見える。淡路島など目の前の感じだ。そこから由良の瀬戸に面した西側へ。旧日本陸軍の砲台跡が見える。太平洋戦争の時、ここから由良の瀬戸を通る船に砲撃をかけようとしたのだなあ。

(今は崩れた旧日本軍の砲台跡)
 まあそこで昼食、ミリタリーマニアのTP1Kさんは早速砲台跡を見に行く。他のみんなは淡路島を見ながら食事、相変わらず淡路島との間の由良の瀬戸は船舶の航行が多い。かなりの大型船が通るのをみてるととても渡れそうな気がしない。でも私以外に唯一淡路島に渡ったサイさんはこんなん楽勝やといいたげに見ている、さすがだ!
 食事も終わり今度は沖ノ島の北側を通過、途中神島の入り江に入る。この辺は水がきれい。しばしの平和なパドリングだ。 

(由良の瀬戸を通る巨大コンテナを見ながら!)
 そしていよいよ2回目の中の瀬戸、潮目が変わって今後は北流なので瀬戸を漕ぎ上りになる。相変わらず先頭で突っ込む先生、しかし今度の波はかなりきつい。追い波のようだが後ろに流される。短い波形なのに肩や時折頭近い波が連続して崩れてくる。
 波との戦いの中ゆきぼんとえりちが遅れだす。正直私も他人を助ける余裕はないのだが一番遅れだしたえりちの横へ。なんでも既に1回沈してロールしたとのこと、ようこんな波でロールするわ! 

(あたり一面の白波、中の瀬戸に入る。)
 そこから前後の体重のかけ方を説明しながら必死で体勢キープ、波に乗る時は前傾だが波を逃がす時は後傾になる。まあそれで安定はしてきたものの流れから出れない。やむなく一旦右のエディラインに入るよう指示(海なのにちゃんとエディーラインがあります)、そして本流から出てようやくみんなの下へ。そんな私を迎える先生の暖かいお言葉・・いやあ一人波のって遊んでると思ってました!・・
 まあ実はみんなで漕いでるとき、モーターボートがつっこんできたり、別のボートが入ろうとして流されたりしてました。さすが中の瀬戸、侮れない。

(一応、海の真ん中です。潮流って凄いね)
 そこからは地の島の南側にまわって平和に進む。そして最後の難関加太の瀬戸、地の島と本土の間だ。船舶から視認されやすいようにある程度みんな固まって一気に渡る。運良く貨物船もこなくて無事通過。もうここまできたら大丈夫、あとは海岸沿いにスタートの大川峠へ。しかしまあしんどいツアーでした。このメンツでなければ中止してたでしょう。でも思い出に残る内容、まあ無事怪我なくてよかったです!

H20/11/23 西伊豆2日目

2008-11-26 13:41:00 | シーカヤックでカヌー

(日の出前の浮島、昨日がうそのような穏やかな水面)
 1日目はきつい西風で思うように漕げなかった我々、予報では24日は東の風1-3mだ。朝5:30に起きてゴソゴソ準備、防寒対策をして浜辺へと歩いていく。昨日とは打って変わって穏やかな水面が私を待っていた。ヤッタ、これならいける。なんといっても2日目はメインの堂ヶ島の天窓洞めぐりだ。遊覧船が動き出す前に入るので出艇は7:30の予定、みんな朝早くて大変だけど天窓洞は一見の価値ありです。

(さあ行くぞ!朝日に向かって漕ぎ出そう!)
 みんなが手早く準備してくれたのでほぼ予定通り出発、ちょうど朝日が昇っていく中漕ぎすすむ。私がシーカヤックやっていて一番好きな時間だ。次々と湾を抜け漕ぎ出すカヤック、たった一日でこうまで変わるもの海の怖くそして面白いところ。(でもまた夕方からは荒れてくる予報だ。たった半日の神様がくれた穏やかな時間、みなさんの日頃のおこないに感謝!)

(ポッカリ開いた天窓洞、探検気分でワクワクする)
 三四郎島を越え瞬く間に天窓洞にやってきた。まだ遊覧船が動くまで10分以上あるのにモーターボートらしきものが入っていく。昨日は荒れたので待ちきれなかった人が早めに乗っているのか? 入り口に見張り番として私が残りみんなは洞窟の中へ。よくぞまああんな形に浸食されたもんだと改めて感動、これぞ西伊豆です!
 出てきたみんなに合流してみたら楽しそうな顔、やっぱりこういうのを体験したいですよね!

(天窓洞以外にも見所がいっぱいだ)
 そこから今度は三四郎島の沖合いを回る。ちょうど潮が引いてあるいて渡っている人がいる。でも完全にひききってないので離れて見ると海の上を歩いているようだ。
 三四郎島の沖合いにきて期待は富士山が見えること。でもこれはちょっと無理、かなり山側は雲が厚くとてもみえるもんじゃない。

(狭い、幅1mほどの洞窟だ。カヤック以外はとても無理)
 さっきの天窓洞は遊覧船も通れる巨大な洞窟、そこで今度はカヤックでしかいけない狭い洞窟をみんなで通る。パドルを漕ぐ幅もなくある時は手で、ある時はパドルでつついたりしている。もうみんな子供にもどったようないい笑顔。ホント、一見とても通れそうにはないんですよ。

(ゴールの浮島のまん前の洞門、2日間お疲れ様でした)
 そして昼前にゴール、朝が早いので結構漕いでいる。最後はわざわざゴール直前の洞門をくぐってポーズ、このゲートをくぐって楽しい冒険を終わろう!
後片付けをして関東と関西に別れ帰路、またどこかの海で会いましょう。