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カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

H6/12/7  木津川 明神の滝

2007-07-04 13:17:20 | リバーカヤックでカヌー
 今日は用事で木津川の大河原へいってきた。といっても珍しくカヌーは漕がず。その用事はまた明日アップするとして今回はそこの写真を撮ってきたのでちょっと昔を思い出してみた。

 木津川の大河原にうちのカヌーハウスがある。まあ当然そこでよく漕いだわけだが、そこを川沿いに高山ダムのほうへ上がっていくと途中にけっこうな瀬がある。ちゃんと道路沿いに看板が出ていて(そういえば今日はまだあったか確認してこなかった)明神の滝という名前がついている。これは一度いってみたいと思い艇を下ろすところを探したけどなかなかない。そこで島ヶ原の下の大滝とセットで滝滝ツアーと銘打って島ヶ原から大河原までいくことになった。年末の平日というのになんと参加は7人、K師匠、ミカリン、Mさんが二人にUくん、そして私とトポリノデュオのタンデムは今年の2月に寝屋川や阿南~鳴戸もタンデムでいったOさん、長いつきあいだ。

(名張川と木津川が合流した下の堰堤、エスケープに苦労した。遠景なのでわかりにくいが高さは10mぐらい)
 スタートの島ヶ原からはみんな慣れたコース。途中の大滝はK師匠以外はエスケープ。実は私もこの年の9月にトポリノデュオで大滝を跳んだ。しかし岩の上で船体がよじれかなり怖かったのでこのときはパス。デュオ担ぐと重いんですね。
 月ヶ瀬からはみんな始めてのコース。夢弦峡を越えるとしばらくトロ場が続く。風が逆風になって寒くて辛い。名張川と合流してもほとんど流れがない。この名張川だが実は木津川より水量が多い。ここからが少し水質がましになる。
 しばらくいくと巨大な堰堤。再び重いデュオを必死であげてエスケープ。

(明神の滝の上からみたところ、画面の上、本流右で一気に落ちているが上からみにくい)
 その堰堤のすぐ下が明神の滝、といっても島ヶ原の大滝のように一気におちてはない。左はちょっといけそうにないコース。順番にみんなで一気にくだる。本当にジェットコースター気分で楽しい。  この瀬の下がインベーダーでエンダーできた。エンダーってわかるかな?
 あとはもうひとつか二つ瀬があって、他は浅いトロ場がザラ瀬。何度も底すりながら大河原にたどりついてゴール。
 実はその次の月にもう一度いってみた。なんと水が少ないと明神の滝はなくなり、川が岩のしたを流れていて全部かついで降りた。まあ誰もいかないところはこんなもんです。でもはじめだけでもいけてよかった。

H19/6/8 瀬田川 南郷~外畑

2007-06-08 16:32:15 | リバーカヤックでカヌー

(南郷洗堰の下、洗堰は危険なので絶対に近寄らない!)
 6/8は海で遠征の予定!今週はずっと準備でワクワク・・しかし大気が不安定でここ数日は毎日雷注意報。(もちろんこの日も出てた)海でなにがコワイって雷は最悪。避けようがないし予測がつかない。そこで断念してちょっと気晴らしにいつでも道路にあがれるショートコース、瀬田川にやってきた。まあ短時間で気持ちよく浮かんでみたい。それに家から近い。も一つうちのチームからまたワイルドの大阪代表がでたので、8/5の近畿ブロックのコースの下見もしとこう・・・
 まあなんやかんやで瀬田到着。今回は南郷から外畑まで5kmほど流しながらいってみよう!

(スタートして身体をぬらすと気持ちが落ち着くような・・)
 スタートして1.5kmほどはのんびりした流れ、そして喫茶エデン跡の上から瀬が始まる。ここからの気分はノンストップジェットコースター。瀬と瀬の間隔が短く一気にくだる。まあ今日は普通のリバーカヤックなので気が楽。
 蛙岩の瀬が意外と段差がありちょっとビックリ。とにかくここはボイルが多い。渇水になると川が幅5-8mぐらいの狭い水路になってしまう。だから段差が多いのでボイルになる訳。まあとはいってもサクサクくだって鹿跳橋の手前、ボイルだらけのところを越えるといよいよ鹿跳の瀬。一緒にいったOさんが何故か左の岩に突っ込んでいく。ああ、昔私もワイルドで2回突っ込んだなあ。

(鹿跳とかいてししとびと読むそうな。かなり水が少ない)
ここを越すとかなり水が少ない。右に狭い水路と相変わらずのボイル。この辺でもエンダーしたりはできる所もある。
 川が大きく右に曲がって本当は三つ又の瀬、しかし瀬がなくなりトロ場になっている。この川は上から水を出していても、下の天ヶ瀬ダムが止めてると鹿跳から下は瀬がなくなる.
まあそんなこんなでゴール。ちょっと雨がパラついてきたので11時半には終了。いい気晴らしになりました。

H19/4/14 紀ノ川再び

2007-04-15 10:37:47 | リバーカヤックでカヌー

(この人は誰?アオキカヌーワークスの西垣さんだ!)
 前日の雨から一転快晴。でも風は強い。先月に続いて再び紀ノ川での基本練習会。
またまた総勢13名での開催となった。
 いつものようにスタート地点に車を回してさあいきましょう!
 午前中はまずいつものようにフォワードの練習から。今回はまずワンストロークを1~2秒かけてゆっくり漕ぐ。これが案外難しい。スウィープやリバースをまったくいれずに漕ぐにはちょっと練習しないと・・・そしてブレードで水を感じてしっかり掴む感覚や思えてもらう。普段力づくで漕ぐとしんどいだけで効率が悪く、抜くときにブレーキをかけている場合が多い。正直あまり楽しい練習ではないけれど、ここをちゃんとやってないと先で苦労する。

(ズラッとカヌーが並ぶと壮観だ)
 途中からもっと漕ぐ組と流れに入る組にわかれて練習。そのあと川原で食べると普通のお弁当がとってもおいしい。
 この日はかなりヒノキの花粉が飛んでいて一人くしゃみを繰り返す私。鼻栓なしでロールしてなんとか鼻を通す。ああ、あと少しの辛抱だ。花粉症は辛いね。
 昼からみんなで4kmほどのミニツーリング。ちょっと逆風もなんのその。浅いところもあるけれど無事通過!最後の瀬はいったん降りてスカウティングしてコースを決める。後向いたり引っかかったり・・・でも全員クリア。
 車の瀬のすぐ下まで持ってきてたのでスタート、ゴールとも川から車まで10-20mぐらいののラクチン。この車までが遠いとしんどいんですね。さあ来週はまた海だ。

(知る日とぞ知るザ・ライバル代表の武村さんの華麗なパドリング)

H19/3/18 紀ノ川 粉河~竹房

2007-03-20 17:59:38 | リバーカヤックでカヌー

 つい先日もいった紀ノ川、その時のゴール地点である粉河の竜門橋から打田の新竹房橋までは以前よりJRカヌースクールが開催されており、手軽なカヌーコースである。その上流の奈良吉野川の五條に比べると水質は落ちるが、浅いところが多いもののファルトでもくだれるし、最後の瀬ではロデオもできる。車ですぐ横までいけるのも嬉しい。でもなぜか来る人は少ないんだなあ!

(珍しく短いカヌー、FUNに乗る。)

 今回はプライベートでなくお店のツアー。昨年やって好評だった基本からの練習会。実際やっていてこの基本が一番教えにくい。なんとなくわかってるようでよくわからないことが多い。私自身毎年毎年新しいことがわかる。そしてここでつまずくとうまく先にすすめない。とはいうもののちょっとさわりだけやるというのではない。この日もフォワードストロークだけで1時間以上はやってた。(ちなみにほとんどの人はナラヨシぐらいは下ったことがあり、半分の人はロールもできる)実は教えるのはロールなどわかりやすい技のほうがラク。まっすぐ漕ぐなんて中級者以上に教えるのはこちらも物凄くテンションあげないとできない。イヤーそんなものです。
 あと流れにはいったりはスウィープやバウラダーを使わなかったりも割と好評。フェリーグライドは基本はベクトルの分解(高校のときやったなあ)。まずまっすぐの流れに対して真横に漕いだら下に下がる。当たり前なんだがみんな横にいこうとする。

 とにかく私入れて総勢13名。でも貸切で他にカヌーの人いないので割りとゆっくり練習ができた。練習の時おもうことだけど、少し漕げるようになるとどんどんきついところにいきたくなる。でもゆるいところでできないことはきついとこではできないし、フォームを固めるときにきついとこばかりいくと逆効果になることが多い。まあ所詮遊びだから楽しければいいかな。
 紀ノ川のこの部分の素晴らしいのは空が広い。ほんとうになんともいえず広いのがいつ来ても気持ちがいい。海なんかとはまた違った気持ちよさだ。
 でも3月も半ばを越えたのに最高気温は10度。みなさん寒い中お疲れ様でした。

H14/6/18  三重県島ヶ原

2007-02-05 14:06:40 | リバーカヤックでカヌー
 以前にも書いたがこのブログは4つのジャンル、海、川、大阪、ノンジャンルを交互に書くようにしている。ところが川はあまり写真がない。あまり写真がないと見栄えがしない。そこで昔の写真をみていたら懐かしいのがあった。というわけで今回は川のお話。

(スターンカットの練習、こんな時期もあったなあ!よくみるとヘルメットだけ今と同じもの使ってる)

 この時、平成14年6月18日(もう6年も前か)は9日前にワイルドウォーターの大阪府予選が終わったところ。前年の13年は大阪代表になった私も14年は3位。試合後の放心状態も抜けみんなで伊賀川にやってきた。ちょうどこの年に新発売になったZELEZNYのウィーゴに乗ってみたかったので試乗艇借りていざスタート。
 まだこの頃はループ、ブラントなどやる人もなくカートウィールできればヒーローだった。私はまず立てたくて地味にスターンカットの練習。スターンにうまく波が乗る感覚がなかなかわからなくて苦労していた。
 だいたいそれまでのロデオ技(?)といえばエンダー一発かフラットスピン。どちらもよく瀬田にいってずっとやってたこともあったなあ。

(島ヶ原の鯛が瀬キャンプ場の前の瀬、水位120cmぐらいだったかなあ)
 この日はそこそこ水があって島ヶ原の鯛が瀬のキャンプ場の下の瀬にキーパーホールができていた。これはまっすぐと左からの流れがあたったすぐ下にできるものでよく縦にまわされる。
 私の前で3人ほど連続で沈、私も捕まって一瞬艇が止まる。ここでこけるのはいやだあ~とパドルをほぼ垂直に入れなんとか後傾する艇を立て直す。私のあと神戸のHさんがホールのふちを舐めてクリア。あと門真のKさんがダッキーでいったほかはみなアウト。今なら沈脱だろうなあ。ああ、懐かしい!