goo blog サービス終了のお知らせ 

カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

H19/1/21 有田川・明恵峡

2007-01-23 15:14:40 | リバーカヤックでカヌー
鳴門の興奮もさめやらぬまま1日おいて和歌山は有田川にやってきた。
有田川は割りと落差も多く、明恵峡の瀬は延々続くながあい瀬。一旦沈脱したらかなりの水泳の特訓になるところ。ただ水がすくないと岩だらけでちょっと楽しめるような所ではなく、鮎釣りとヤナの関係で春から12月ぐらいまでいきにくい。まあこの時期が無難なところ。さあどうなるのかな?

(最近、海が多いので川のリーンを思い出してる)

 ロデオ艇が怖い私はいつものサルト。いい艇なんだけど重いのが難点。まあその分ボディーが丈夫なのでしかたがないけれど・・ 
 最近海が多かったので乗り始めてリーンの練習。このリーンは海と川・・というよりキールのある艇とフラットボトムで逆になる。前回きたのはH17/11、このときはわかっていたのに久々の川でリーンを逆にして張り付いて沈脱してしまった。今回はそんなことにならないよう何度も何度も身体に覚えさす。周りはみんな楽しげに漕いでるのに余裕ないなあ。
 下りだすとそこそこ瀬もあって楽しい。ここは80cmぐらいの水位が適量なのにこの日は60cm、いけるもんですね。

(おお!普通におりずに魅せるなあ。ちなみに沈はしてません。)

 サクサクくだって途中でゴハンも食べて、冬だというのに暖かい。ドライきてるので暑くて時々ロールしたりして身体を冷やす。
 さてラーメンホール(ラーメン屋さんの下にある)越えてウォーミングアップの瀬がおわるといよいよ明恵峡、少ない目の水位がかえって落差になって面白い!ほんとジェットコースターの気分。やっぱりこれが一つの川の醍醐味だな~
 楽しく終わって最後のゴールから車を置いてるところまで担ぐのがしんどい。ここはかなり上まで担がないといけない。こうなると重い艇は辛いなあ!
 とまあ今年の川の初漕ぎは楽しくいくことができました。いいスタートだ。

H18/12/30  漕ぎ納めナラヨシ

2006-12-31 13:47:40 | リバーカヤックでカヌー
 前日(12/29)に風雪波浪注意報の中、海で漕ぎ納め。そして本日12/30が川での漕ぎ納めとしてナラヨシにやってきた。気温は低いものの快晴で気持ちがいい日だ。
 普段、長い艇しか使えない私も、来年の新艇を借りたのでこわごわ使うのはリキッドロジックのローニン59.流石にでかい!本日は一緒に漕ぎ納めをしようという方たち15人ほどといざ出発。

 本日のコースは芝崎から栄山寺まで。まずはしょっぱなの芝崎の瀬。こわごわローニンのってる私は艇の安定感でほっと安心。たまには短い艇もいいものだなあ。。。
 しかしやっぱり水は冷たい。やっぱり冬は海のほうがまし。でも久々の川もとっても楽しい。
 水量も115cmと最近にしてはまあまあ。でも川はすいていてキモチイイ!途中で和歌山のワクワクさんと出会う。みんな冬でも楽しそうだなあ。
 遊ぶ人、泳ぐ人ありでワイワイしながらアヒルの瀬(上の写真参照)にやってくる。先行したS師匠ほか遊ぶのをみてちょっとバシャバシャ。どうも私は瀬で遊ぶのは苦手。そんなこんなで割りと早めにゴールまで。

 そこで一緒にくだった武村さんと記念撮影。どちらもローニンのってパドルはTYワープ、最近おかパドラーになっていた武村さんと久々のダウンリバー(確か今年2回目かな)またいきましょうね。
 さあこれで今年も終了。みなさま来年もヨロシク・・です。   河野秀和

H18/12/6  幻?の名張川

2006-12-07 19:02:49 | リバーカヤックでカヌー
名張川という川をご存知だろうか?三重県の名張から流れ出て高山ダムの下(夢弦峡のとこ)で木津川(伊賀川)と合流する。実は水量は伊賀川より名張川の方が多い。
 一見フラットな川だが部分的に瀬がある。また寝屋川の私の家からだと奈良吉野川より近い。でもカヌー乗ってるのみたことないなあ。
 多分、いままで何処の本にも載ったことはないはず。ネットでもでてこない。なんでかなあ?あの武庫川の上流部でも川地図101に出てたのに・・・
 さて快晴の中名張川にやってきた。この日は私はサルト。私の艇ではサルトが一番短い。ここは長い艇はちょっと苦しい。まして今は渇水が続いている。いけんのかなあ。
 今日同行はピンクのFUNのKNさん。三重県在住なのでここは割りと近い。でももちろん初めてだ! 

 (う-ん、ピンクのFUNって見にくいなあ)

 川はとにかく水がない。もう岩だらけの中あちこちあたりながら下る。結構前が見えない瀬が多くて面白い。もうケンドー(262cm)なら引っかかっていけないとこがいっぱい。
 ここはあまりスポットプレイ向きの場所はない。それでもなんとかサーフィンしたりしながらサクサク下る。
 ここはまあ全体的に浅くてそんなに大きな瀬はないんだけど終わり近くにキーパーホールがある。(そういえばここの瀬はどれも名前がない)
 右に曲がってダウン、ここがキーパーで更に右に曲がり岩にあたって左、そして真ん中の岩で流れが左右にという感じ。このキーパーホールに目の前で二人ひきずりこまれた。H7年4月12日のUさんにH14年2月15日のTさん。どちらも歩危いったこともあるベテランなのになあ・・・  この瀬は下っていると後から手が出てきて、オイデオイデするような所、越えれず後から引き込まれるのは見ていて怖い。更にいったんつかまると5分ぐらいはでてこない。私の時はまあ人間は出たんだけど、Kさんという人の時は人間もでなくて周りの人はもう駄目だと思ったそうです。

(右の写真がキーパーホールで下がクランク)
 まあ渇水でパワーないのでとりあえず突っ込む。おっオイデオイデの手が出てこない。パチンコ玉になった気分でクランクをおりる。さて次はKMさん、かなり迷ってたけど行くことに!私はロープもって横の岩の上。もし上でこけたら迷わず沈脱するように確認。

 意を決して突っ込むKMさん、そこに現れるオイデオイデの手、一瞬止まったもののなんとか振り切ってクランクへ突入。最後の真ん中の岩で沈!そこからは上から見えないので心配してたらちゃんと出てきた。うまくロールでリカバーできました。ヨカッタヨカッタ。
 そのあと普段ならトロ場が渇水でまたまたクランクの連続。イヤー面白かったです。なんとかポーテージもせずいけました。たまには川もいいなあ。

H18/11/16 由良川 立岩-笠原神社

2006-11-17 16:23:26 | リバーカヤックでカヌー
 ちょっと今回は真面目なテンション。
 11/16はお仕事で由良川、私は由良川はなんと平成10年9月以来。

 ここんところ水も増えず、カラカラの日が続く川は渇水状態。しかしこの日、ラッキーなことに立岩で放水の放送。15トンということで少し安心。
 この由良川は立岩のところの広場が私有地の為車を乗り入れないのはルール。(みなさんもご注意を)なんといってもここは川までが遠い。延々担いで下るのはかなりしんどい。
 さて参加の方も来られて午前中はとにかく基本練習。とにかくフォワード、スウィープ、リーンの練習。この基本練習は単調で面白くない場合が多い。でもやっぱりここがうまくいかないで先にいくとうまく伸びない。
 秘技ソーランフォワードやパドルそのままスウィープ、無意味技パドルコロコロなんかも練習してとにかく昼食。レスキューやZラックなんかもやったりしてさあダウンリバーだ。ダウンリバー参加はスタッフ入れて総勢14名。
 最初の立岩でブローチングはあるは、沈は続出。でもみんなとにかくテンションが高い。次々と瀬をクリア(流れながらともいう)して順調に?ダウンリバー。
 しかし参加の方の意識が素晴らしい。とにかくできることは自分でやろうとして、沈しても逃げずに積極的に進んでいく。改めて自分にとってカヌーとはインストラクションとはを考えさせてもらった思いです。単に楽しいツアーなら何度もあったし、怪我人がでたり、艇が折れたりと危ないことも経験した。でもそのどれとも違い、みんなが一体になって進むというのはめったに経験できるものでもないと思う。自分としてはもう精一杯やったつもりだし、多少でも充実してもらえてとも思う。カヌーの仕事をしていてこういう感動を共有できるようなツアーができたことを誇りに思うし、一緒に下ったみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。こういうツアーはいままでも3度もなかった気がするし、今後も2度ともできないかもしれないけど、少しでもこの喜びを伝えれたらなあと思います。

 ゴールは時間も大幅にオーバーしてなんとか日暮れ前にゴール。
今回同行またご一緒に練習ができたみなさん、サポートにまわりトラックやバスの回送をしてくださったみなさんありがとうございました。またいつかご一緒できる日を楽しみに。         河野秀和


H18/10/30 ケンドーデビュー

2006-10-31 13:04:09 | リバーカヤックでカヌー
 ここんとこ海より川づいてる最近の私。今はずっとサルトを使ってたけどやはり少し重い。そこで今回ケンドーG3をGet。やはりそうなると早速使ってみたい。ちょうどフジタカヌーさんによる用事があったので久々の笠置七曲りに出撃だ。

 新艇、新艇うっれしいな。と歌いながらまず記念撮影。ううっ少し水がきれくない気もするけど気のせいってことでOK。一緒にいったKさんといつもの漕ぎあがり。
 すぐ上のアンダーカットの瀬は水が少なく段差があって漕いであがれず。しかたがないから横をかついでテクテク。Kさんは暑いのかまめに水に入り身体を冷やしている。(沈してるという人もいる)しかしもう10月も終わりなのになんて暖かさ。いい気持ちだ。
 さて昼食食べてとりあえず一回、下ることにした。といってもここが難関。岩がアンダーカットにえぐれて下にはいると怖い。まず先にルート説明して下ってさあkさんの番。ちょうど手前の岩にのりあげ、アンダーカットの手前で沈。
 「あっ沈んだ」と思うまもなく下に吸い込まれる。人間は10秒ぐらいで浮いてきたけど、カヌーが引っかかって流れてこない。そこで再び岩の横まで漕いであがってつついて岩の裏へ。しかし人間の乗ってないカヌーは流れたけど、私とケンドーがスッポリはまって動けない。久々必死のリバースストロークでとにかく脱出。
 Kさんはオーバーハングになった岩を水中から見上げて動けず怖かったとか。・・・いい経験したなあ。

そのあと車でトンネル横から再びダウン。ここはコースが短いので気軽に何回もいけるのがいいところ。ここで再び失敗。トンネル横の長い瀬でKさんがこけて流れて助けにいったとき、流れるカヌーにレスキューベルトを引っ掛けたもののカヌーが岩に引っかかって引っ張られ沈。ああ、私が川で沈したのも1年振りだ。なんとかクイックリリースで艇をはなして離脱。ケンドーでつつきながら回収。やっぱり川でレスキュー久々だから引いてる艇の感覚がくるってた。エーイ渇水なんてきらいだ!
 まあ一番大変なのは岩にあたりながらなんども流れたKさんかな。終わってからお風呂いってリフレッシュ。またいきましょうね。
(実は完全水没の上、水圧もかかったKさんのおサイフの中のお札はビショビショ。自動券売機通らないので交換いたしました。)