
久々に川で基本練習をしたいとおもって紀ノ川で練習することとなった。やはり基本の部分は繰り返し身体に覚えさせたいものだが、ついどんどん急流にいきたくなる。しかし静水でできないことが流水でできるはずもなく、ただなんとなく降りてる場合が案外多い。まあ時々フォームチャックなんかもやってほしいものですが・・・
まず午前中は基本練習でやはりフォワードストロークから。とにかく手で漕ぐのではなく腰で漕ぐ。ひじをにばしたら、ゆっくり漕いだりやっていく。実はこの段階で細かいことを注意するのはとてもしんどい。別にちょっとうまくいかなかってもなんとかくだれるし、癖の矯正になるので単調で面白くない。いってるこちらも同じことを何度も言うので気がひけてくるし、かなり集中しないとテンションが保てない。でもここでの小さなミスがほとんど沈したりする原因なんですね。

(なんと親切にヤマの真ん中が通り抜けられる!)
昼からは下りながらの練習、エディーえお見つけてはストリ-ムイン、ドローストロークなども腰をうまく使う練習。流れもゆるやかなのでいろんな練習ができてます。
しかし相変わらず紀ノ川は空が広い。この空の広さを見ているだけで楽しくなってくる。和泉と紀伊の山々に挟まれ独特に景色になっている。
順調に下っている先に川幅いっぱいのヤナ。竹ではなく鉄のパイプでできている。この時期、あちこちにヤナが多くかなり担がなくてはいけない。ツーリングに行くときはちょっと調べておいたほうがいい。まあ和歌山の川は大概入っている。
担ごうと思ったらおじさんが声をかけてくれる。「真ん中が通れるぞ」・・・なんとちょうどカヌーが通る幅でヤナが開いている。これはありがたい。こんな川はじめてだ!

(空から舞い降りてくるパラグライダー)
ヤナを越えるとラジコン飛行機が飛んでいる。いいもんだなあ。
そのうち空いっぱいにパラグライダーが見えてきた。ここ紀ノ川の竹房はパラグライダーでも有名なところ。もうしたから見上げていると圧巻。
そのうち我々も最後の瀬に。やはりちゃんと漕いでる人と水面をたたいている人がいてるが、全員無事通過。とにかくパドルでしっかり水をつかみながら漕いでいきましょうね!