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カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

日高川、川は平和でも花粉は?

2009-03-03 14:07:00 | リバーカヤックでカヌー

(スタートの瀧本橋)
 栖原海岸に我々アオキカヌーワークスのベースのシーサイドハウスがある。実はここから近くに2本の河川がある。近いほうが急流の有田川、そしてもう一つが日高川だ。まあ遠いほうの日高川でも車で30分ぐらい、ホントに和歌山にはいい川がいっぱいだ。

 ファルトでもいけるのんびりした日高川、でもところどころにちょっとした瀬もあってとても楽しい。ただスタート時に対岸で花粉が飛散するのが目に見える。かなり重症の花粉症の私は2日ほどまえからかなり苦しんでいる。特に前日はくしゃみをしすぎてわき腹を痛めかなりの激痛が走る。まあくしゃみで骨折したりもする人もあるししたくないのに何度も何度も連続してするのは本当に辛いもんだ。(ちなみにまだ痛い)

(山の上には風力発電が見える)
 コースはスタートの橋の下がちょっとした流れ、その後はほんとうにおだやかで心が洗われるよう。天気もいいし山間のきれいな景色が心を癒す。多分カヌー初めていきたいと思うのはこういう風景なんだろうなあ。
 前日の雨で川辺が135cmとちょっと多い目なのでスイスイ進む。10kmほどあるのにあっという間にゴールのゆりの瀬が見えてくる。

(ゆりの瀬で遊ぶ元気なおじさん)
 最後はゆりの瀬で遊んで過ごす。気温も14度ほどの本当に暖かい日だった。私はわき腹が痛く左のストロークがしんどいので割合おとなしく過ごす。嗚呼、明日はまた症状ひどいのかなあ。うーん、早く花粉の季節が終わって欲しい・・・・

温水プールで試乗会!

2009-01-28 16:49:00 | リバーカヤックでカヌー
 寒い中ではあったが木津川でのツアーも無事終了、お疲れ様・・・といきたいがまだまだカヌーは終わらない。この日は夕方の4時から枚方スイミングスクールの温水プールで試乗会だ。今回は私のほかにもフジタカヌー工場見学&ツアーからの参加の方もおられるので一緒に急いで枚方へ。もう先に始まっているので大急ぎだ!

(人気のサーフカヤック、エレメントのイエロー)
 開始より1時間ほど遅れてプールに到着。さっそく着替えてプールへ。今回はプールなのでライフジャケットもウェットもシューズもなし。水着とラッシュぐらいだ。でも寒くないのでロールしても頭がキーンとならないし快適だ。冬でも川も海も行くけどちょっと乗るだけなら温水プールは最高です!

(私はこのカラーがお気に入り、ネメシスM オレンジ)
 さてプールにきて早速見えたのがエレメント。珍しいサーフカヤックでリニアポリエチレン製なのでFRPのようにあててわれたりしない。本来シートポジションは少し後ろ目についている。この試乗会ではそのままで川でのるときはちょっと前にしたほうが乗りやすいそうだがクルクルまわしている。ちょっと癖があるけど川でのダウンリバーにも使えるし面白い艇だ。

(目立ちたい人にはサイコー、ネメシスS ピンク)
 次は一番人気のネメシス、乗った感じは居住性がよく乗りやすい・・というのも私は右足が坐骨神経痛で普通の人が平気でもよく足がしびれたりする。その狭さを感じずに座れる。更にFLUIDの艇は全部そうだが膝のひっかかりも良いので操作しやすい。元々はウェーブ用らしいがサイドのエッジの切り方でホールでもいけるらしい。

(やはり人気の定番カラー、フラートS レッド)
 そしてこれがフラート、単純に刺すだけなら案外これが良かったそうだ。価格も137000円と安いのも魅力。ポッコリした後部デッキがちょっとRIOTのディスコを思い出す。これはホール向きらしいが入門用にいいかもしれない。

(かなり欲しい。ソロMのイエロー)
 まあ私が一番気になるのがクリークボートのソロ。今はESKIMOのサルトに乗っているがちょっと長い。ソロはサイドの粘りもいいし回転性もダッシュもいい。長さも手ごろだし思い切って変えるかちょっと考え中。とりあえず参加の皆さんありがとうございました!

初漕ぎは京都・保津川!

2009-01-04 16:13:00 | リバーカヤックでカヌー

(初漕ぎはやはり注連縄!うーん思いつかなかった!Sさんやりますねgood
 さて2009年の年も明けた。いつ初漕ぎをと思う私にKさんのお誘い、実は1/2は毎年恒例の保津川の漕ぎ初めの日。いままで2日は仕事してたので出れなかったが初めてお邪魔さしてもらうことにした。私の初漕ぎは平成6、7年が伊賀川、8-13年が淀川、14-20年が二色の浜となっている。淀川の時はワイルド使うのでリバーカヤックでの初漕ぎは14年振りかあ。まっ寒いのでロールなどせずにおとなしく・・おとなしく・・

(カズヤくん、スカートはマフラーではありません・・・)
 朝、馬堀目指して出発。天気予報は寒波が来て山沿いはsnow、その予報通り遠くの山は雪化粧。凍結が心配なので早めに出て国道を通っていく。まあ無難にいけて一安心。
 集合場所には懐かしい人がいっぱい。でも寒いなあ~ そこに艇を置いて嵐山へ。そこから電車であがりましょう。初詣の人の中ウェット姿が並んで歩く。もう見慣れたけどやっぱり変だなあ。hi

(足をぬらしたくないので次々と滑り落ちる)
 電車で上がっていざ出艇、普段はすぐ横の小川から出るんだけど一人二人と滑り落ちたらもうみんなアルパイン?エントリー、やっぱり足は濡らしたくないんです。たんに歩くのが面倒なだけとも言いますが・・とにかく2009年のカヤックスターとぉ。

(瀬に入るのも順番待ちが・・ちなみにこの頼れる背中はKさんだ)
 とにかく総勢20人ほどいてるし、私も知らない人多いのでなんとなくみんな連なってくだる。ウェーブなどあれば当然遊ぶのだが順番待ち、みんな正月から好きだねえ!まあお正月は遊船もお休みなので気楽にくだれる。

(1列で下ってくる、なんと先頭はマサさん)
 相変わらず丸太はあとこちに入ってるが少し水も増えてるのでコースを間違わなければ問題ない。普段は周りを気にしてくだるのでワイワイお気楽に下るのは新鮮だ。
 途中保津峡であがる人もあり少し少なくなる。始めは雨が降ったりの天気もすっかり晴れ気持ちがいい。

 まあせっかくだからちょっとは遊ばないと・・・でも頭はつけません。

カズヤに古典技をやってくれと言ったらバックラダーでサーフィン、あとで真似してみたらコケかけました。うーん難しい。
 そして最後は大瀬、サクサクくだって嵐山へ。いい漕ぎ初めでした。
遊船だけでなくボートも正月はお休み、おかげで川原は静かなこと。

 カヤックを置いて車を取りに、とても周りの初詣の人に溶け込んでいるとはいえないですがこれも嵐山の風物詩かな? 
 流石に道路は混んでましたが早めに出たので日暮れ前には家につきました。さあ今年も1年楽しく漕ぎますよ!


H20/12/27 ナラヨシ 千石橋~芝崎

2008-12-28 15:52:00 | リバーカヤックでカヌー

(千石橋したの出艇場所、川まで2mぐらいなので楽)
 年末に漕ぎ収めとしてナラヨシが最近の定番、まあ例年は29日か30日が27日なのでちょっと早いかな?26日からの寒波もあってとっても寒い。でも元気に漕いで今年を締めましょう!
 朝、芝崎に集合してスタートの千石橋へ。実は私はみんなが使うボーリング場はあまり使わない。やっぱり川から近いところがいいのと始めに練習しやすいからもう少し上の千石橋から出る。途中に堰堤があるけどすぐポーテージできるので問題なし。まっ誰もこないので気楽なのもあるのですが・・・

(スタート地点の瀬、すぐ後ろに私の車が見える)
 最近、海が多かったので川の水がつめたい。よくみんなこんな水温でフリースタイルするなあと思いながら今日は沈しないぞっと思う。しかしその反面水がきれいだ。やはり冬は透き通ってみえるからいいですねえ。ちょっと水量が少ないけど素直に楽しい。

(浅い、もう岩だらけだ)
 ともかく始めは1時間ほど身体を慣らして練習する。そこからダウンリバーの始まりだ。途中の瀬でN氏が沈、ううっみてるだけで寒そうだ。まあ若いし大丈夫だろう。
 流石にこの時期はほとんど誰もいない。でも途中で何人かのツーリングしてる人に会う。そうだ、寒いから乗らないのではなくまだまだ乗ってる人もいるんだなあ。まっ我々も周りから見たら寒そうに見えるのだろう!

(サーフィンしながら撮影、うーん意味がないなあ)
 ある程度遊びながら下っていくがそこそこに切り上げて先に進む。やはり早めに上がりたいし・・・ 子供が小さいO氏は風邪ひいてうつさないように無理はしない。うん、大事なことだ。冬休みなので私も30日には一緒にお出かけだし風邪はひかないようにしなくては・・・

(芝崎の下で、一年間お疲れ様でした!)
 最後はお馴染みの芝崎の瀬、ここも浅かったがみんな無事通過。どうもお疲れ様でした!私も川はこれで漕ぎ納めです。あとは海の漕ぎ納めだ!

えっここもナラヨシ?

2008-12-04 11:24:00 | リバーカヤックでカヌー

(私より1歳年長の相談役、艇はFLUID ネメシス・・・今月末コンテナ入荷です)
 二色の浜店の時いろいろお世話になった人にナラヨシの良心ことSさん(以下相談役)がいてる。先月に天神橋の某湯豆腐屋さんで飲んでいる時にどこかいきましょうということになった。とはいうものの私は基本的に平日休み、そうしたら相談役は一度有給をとろうと言ってくださる、ありがとうございます。というわけで12月の第一週にナラヨシに、どうせなら普段いかない上流を行こうとなった。他にもデンジャラスパドラーA先生(以下先生)と危険は避ける安全指向のS関白殿下(以下殿下)もきてくれることに・・・3人共二色の浜店の閉店後看板をおろしてくれた大事な仲間、これは楽しみだ!

(この瀬の下からスタート、上はおろすとこわからなかった)
 集合はなぜか芝崎、そこにサイ&ヌーの二人のパドラーが来ている。「一緒にいきますか?」とやさしくきいたのに全力で断られた。きっと私の後ろの先生が怖かったのだろう。
 スタートは芝崎より30kmばかり上流、とりあえず大滝ダムの下で車を止めて偵察する。すぐ下にかなりの瀬が見える。正直あまりいきたくない。その瀬のすぐ下で川に下りるところを見つけたが上はファンスを張って降りるのが難しそう。ではここからスタートするということでゴールに車をまわす。ゴールは7kmばかり下の南国栖、そこの多目的広場が1日500円で止められる。やはりちゃんと駐車できるとこは安心だ。

(下から見た所、上はまったく見えない。かなりの落差だ)
 まず瀬をスカウティング、岩に上がってみると道路から見たときよりきつい。しかもアンダーカット、シーム、見え隠れする引っかかった木と条件が悪い。瀬もそこそこ長く途中で止まるとこがないので無理はしないでおこうと全員パス。

(右の落ち込みの中に木、左はシーム入ったらやばそう)
 とりあえず関白の瀬ということにして先に進む。名前の由来は殿下にきいてください(笑)

(しっかりカメラ目線の先生、艇はオービットフィッシュ)
 そこからは浅い瀬が続く。しかし腰を痛めて静かに乗る相談役以外は静水でプレイしながら下った行く。
 まだまだ紅葉がきれいだ。山間の静かな雰囲気ときれいな水、いいもんですねえ。こういう所を気のあった人とくだるのはいいもんだ。最近一人で距離を漕ぐのが多かったのでなんか楽しい。

ぐるっと回り込む瀬、ここも入り口は見えない)
 コースは全体に浅くところどころにドロップ、トロ場もそれなりにありいい感じ。そして本日のメインエベント前川の瀬だ。なんのことない前川くんが怪我したのでそう呼んでるだけだが3段のドロップで最後を右により過ぎると引っかかる。まずは全員でおりてスカウティングだ。

(左から1段目、2段目そして下の写真が三段目)
 ここは相談役と殿下は担ぐ気だった。しかし先生が上にくらべたら楽勝やとばかりにまず通過。

(3段目に入る先生、パドルとヘルメットだけ)
 それを見て私も続く。さあそうなれば腰が痛いので岩の上に落ちたらとかいえなくなった相談役も突入。

(2段目が終わり3段目に向かう相談役)
 安全指向の殿下だがここで行かないと後々何を言われるかわからないという空気を察して突入、しかし1段目で捕まってまわされる。下では沈した殿下を見て笑っている二人、嗚呼まじめにロープもってるのは私一人か!
 まあこの瀬は落ち込みが大きいのは最後だが小さく見える最初が一番行きにくかった。私も直前で横に回されました。

(1段目で捉まりなんとかリカバーして2段目に向かう殿下)
 まあみんな無事でなによりです。
そこからゴールはすぐ、そこで上がるつもりだったがあと2kmほどで高見川との合流地点。昨年、先生と二人でくだったところだ。みんな私の趣味をしってるので車は回すからいってきていいとの暖かいお言葉、そこで先生と二人合流地点まで。
 まあそこからは浅くて歩いたりもしたけど大満足。思わぬところで吉野川が延びました。これであとは大滝ダムの上3kmほどとダムの横歩けば大台ケ原の下の大迫ダムから海まで繋がるぞ!とにかく今回は本当に楽しくいけました。みなさんまたいきましょうね!