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カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

大阪北部の旅 Part2(豊能編)

2007-10-26 19:13:00 | ダッキーでカヌー

(豊能町の看板の前で・・)
 大阪府の最北は豊能郡になる。豊能郡は能勢町と豊能町に分かれているのだが、この豊能町は私はほとんどかかわりがない。何回か道路を通過したかな?・・という程度。思い出してみたのだが、ひょっとしたら大学の時にバイクで妙見山に来たかもしれない。まあそれもはっきりしないのだが。
 来る途中、多田駅の近くを通った。多田駅は現在では兵庫県川西市と行政区が分かれているが、元々摂津の国。時代ごとに領域が変わるのも理由があり、またそこが興味深い。
 多田と聞いて私はすぐ多田源氏やねといったらツーさんは多田銀山という。その土地土地に対する各人の思いもいろいろあるもんだ。

 さて箕面からツーさんの案内で豊能を目指して走る。目指すは一庫ダム!実はこの一庫ダムは既に漕いだことがある。しかしそれは上の方。一庫ダムはほとんど川西市なのだが、南の一部が豊能町にかかっている。前に来たときはここまでこれなかったのでなんとか漕いでみたいものだ。

 橋の上から見る一庫ダムの豊能側の水面は遥かにした。こんなんどうしようもないで・・と思いながら回りをグルグル回る二人。・・っと下に釣り人!これは絶対どこかにおりる場所がある。探すことしばしついに発見。流石に今度は急坂なので折りたたみにカヌーを使用。さあいざ湖面へ!

(橋の下は意外に広い。ダッキーは組み立て・撤収は一番早いのでこんな時は便利)
 ヘラ釣りの人に一声かけていざ出艇。豊能だ!苦労した分だけ嬉しさがこみ上げる。しかしよくここだけ大阪府になっていたもんだ。考えたら凄いなあ。

(この穏やかな水面、うーん、のんびりするなあ!)

(岸にはツーさんが。。こうやって漕げるのもサポートしてくれたツーさんのおかげです!)
 穏やかな湖面を満喫していざ撤収。ところで一庫ダムといってたけど湖の部分は知明湖という名前なんですね。漕いでいても池・・というより湖っ・・という感じです。
 再びカヌーを担いで急坂を上る。ところどころに鹿の足跡。やはり水を飲みにくるんですねえ。

 今回は湖いったけど、本当は余野川で豊能、箕面、池田ときて猪名川までいってみたい。またいつか機会はあるだろう!
 ところでここまで来たら最後にもう一箇所いってみたい。しかし・・・地図でみても漕ぐところがない。そこで最後の手段、℡、℡「もしもし・・○△□・・・」よし!・・・続く

太子町探訪記

2007-10-09 13:29:00 | ダッキーでカヌー
 それは櫛田川から帰っての木曜日の事だった。「そろそろ太子町の野池見に行きますけどどうですか?」「いつがいいんですか?(私)」「明日・・」「エ~(私)」・・・・明日は金曜日、当然出勤だ。そこで電話して明日の午前中店番頼めるか確認-・-・-・「OK!」よし!明日は野池にチャレンジだ!

(聖徳太子が眠る南河内郡太子町の叡福寺)
 大阪府南河内郡太子町といえば聖徳太子の生誕の地。古代史を見ればいろんな場面に出てくるところ。先日の櫛田川沿いの国道166号線をずっと走ってくるとこの太子町に至る。この国道に沿って竹内街道がある。飛鳥宮と難波を結ぶ我が国最古の大道だ。そこで集合前にご廟をまわるべく朝早く出発!うん、ワクワクするなあ。

(叡福寺の北にある聖徳太子御廟、宮内庁の管轄なんですね)
 国道170号線を寝屋川から南下、古市から山手に入って太子町へ。叡福寺は初めて来たのでちょっと迷ったけど無事到着。同じ大阪に住んでいながらこういう事でもないとなかなか来ることがない。太子町という名前自体、聖徳太子から来てると知らない人も多い。

(太子の母の穴穂部間人皇后、太子の妃の膳朗女の二つの棺台とあわせて三骨一廟と呼ばれている)
 まだ境内は朝の掃除の最中。お参りしてもいいですかと一声かえると気持ちよくお返事いただいた。奥の御廟はしんとした佇まい。思わず心の中で挨拶させてもらう。

(あちらこちらに”たいし”さんのイラストが案内してくれる)
 本当は推古天皇陵も回りたかったが、思いのほか叡福寺で時間を費やしたのでそのまま集合場所へ。そしてさあ野池に出発だ。

(眼下に見える南河内の町並み、左手奥にPL塔が見える!)
 町並みを見下ろしながら走っていくとそこにいくつもの野池が現れる。いろんなところにでかけて、その思い出にカヌーで漕ぐ。カヌーを通していろんな思いが身体に刻まれていく。なんて贅沢なんだろう!

(艇はリンクスⅠにツーシーターをつけてます)

 本当に久しぶりに何も考えずにのんびりしました。まさに漕ぐというより漂うようなひと時。こういうカヌーもいいものですねェ。まあこれでついに太子町にもカヌーで足跡を残すことができました。しかし狭いようでも大阪府も広い。私の住む北河内や職場の泉州とも違う南河内の雰囲気がいい感じでした!

 帰り道に路上にクリが落ちていた。ひらって次の日蒸して食べました。やはりちょっとパサパサ・・・でもよかったです!

川はナラヨシ、でも雨に雷!

2007-08-31 16:56:00 | ダッキーでカヌー

(左ケンドーG3、右エアーヘッドTK2にプリヨンスクールⅢ)
 夏休みも終わろうかという30日、ちょっと川でTK-2の写真をとりたくてナラヨシのツアーに便乗させてもらった。そうしたらなんか人数が増え、平日なのに9人の大人数。う-ん、これはなかなか楽しいな!
 今回天気予報は雨時々雷、海と違ってまだましとはいうものの無理は禁物。といいつつさりげなくカーボンパドルは使わずにアルミシャフト。フルカーボンパドルの人には避雷針になってもらったりして・・

(エアーヘッドで果敢にサーフィン!)
 くだってる途中で突如の土砂降り。エーイ、どうせ沈したら一緒だ!とばかりに開き直ってくだっていく。今回は私はエアーヘッド。ボトムのスケグがきいて直進性はいいがそこが浅いと引っかかる。しかしそれにもめげず瀬をくだると果敢にサーフィン。一回阿田橋の下の瀬でひっくり返されたもののめげずに何度もチャレンジ!
 雨もやみ、水も増えてきて漕ぐのは快適。全身でマイナスイオンを浴びキモチイイ~

(リンクスⅠに小学生とタンデムでサーフィン)
 最後の芝崎の瀬か担いで2回もダウン。さあもう8月も終わりだ!ちょっと最近、暑すぎたけどいまから漕ぎまくtるぞ!

H19/7/22 ナラヨシ

2007-07-26 12:04:00 | ダッキーでカヌー

(みんな楽しそうですね)
 7/15に関西を通過した台風の影響ですっかり水かさが増えた奈良吉野川。この台風の影響だが、割と海はすぐ元に戻る。外海はうねりが2日ほど残るかな。しかし川は場所によってはかなり長い間水かさが増える。特に山にたっぷり雨が降って、山の保水が多くなってると水量も豊富。四国の吉野川などでも徳島での雨量でなく、高知の山の中の雨の影響が強く、晴れてると思っていくと濁流というのもよくある話。夏休みでもあるし水遊びの時はそんなときは水流が多いので要注意です。
 さてこの日のナラヨシは170cmぐらい。ここ最近は90cmぐらいが多かったのでかなり増えている。渇水が続いていたのでこの水量はありがたい。やはり人出もかなり多い。この日は私はトムキャットタンデムだ。スポットプレイでなくダウンリバーをするので芝崎に車を置いて上に上がる。梁瀬橋(ボウリング場のところ)はみんな止めてるのでもうちょっと上へ。

(下りながら写真を撮る。写真だと迫力ないなあ)
 流石に流れが速く快適。あまり漕がなくてもどんどん進む。でも沈脱するとすぐ止まらないから大変だ。まあこれも経験経験。
 実はナラヨシのこのコースは今年初めて。いかに変なところばかりいってるか!
瀬ごとにスポットプレイしている人に会う。カヌーしてる人ってこんなに多かったんだ。
最後の芝崎の瀬をくだって無事ゴール。やっぱり川はべたつかないからあとがラク。


H19/5/6 大歩危二日目

2007-05-08 12:48:03 | ダッキーでカヌー

(祖谷渓村キャンプ場の管理ロッジ、山の中だが小歩危から30-40分)
 さて夜、祖谷渓村キャンプ場で8人用ロッジ(5250円)を借りて宿泊。明日はどうしようと考えながら寝ていたら夜中は大雨。明け方の気圧はなんと978hpa。これは日中もずっと降り続けるのか?正直このまま水が増えると小歩危は怖い。それにGW最終日なので昼で終わって早い目に帰る予定。そこでコースは大歩危のショートコース/豊永~岩原に決定。どうしても最終日は疲れも出やすく怪我も多い。楽しく終わって早く帰ろう!
 この日はAIREのトムキャットタンデム、さあいきましょう!

(二日間ありがとね、KAZUYAのニンジャホイール・・だっけ)
 水量は徐々に増え25-30トンといったところ。最終日なのでほとんど人もおらずガラガラ。まずしょっぱなの豊永は昨日の雪辱に燃える(・・ちょっとビビりながらかな)NKさんが先頭、最後は・・・ロールできたからいいってことで!昨日無口だったKRさんはダッキーの前でハイテンション。しかし続けて乗ったのでよくわかったけどリンクスとトムキャットであれだけ差があるとは・・伊達に値段はついてない。

 三段は順調にクリアして最後の岩原、Tさん昨日引っかかったパドルを探そうと岩に突っ込む。いやいやあのコース危ないですよってパドルが呼んでたのかな?まっなにはともあれ無事ゴール。もうちょっと漕ぎたいぐらいであがるのが無難です。12時ごと大歩危でて貝塚についたのは16時、100km/hちょっとしか出ない軽ワゴンでは上出来。雨のおかげで渋滞なし。やっぱり明るいうちに帰ると楽ですね。みなさんお疲れ様でした!