
(豊能町の看板の前で・・)
大阪府の最北は豊能郡になる。豊能郡は能勢町と豊能町に分かれているのだが、この豊能町は私はほとんどかかわりがない。何回か道路を通過したかな?・・という程度。思い出してみたのだが、ひょっとしたら大学の時にバイクで妙見山に来たかもしれない。まあそれもはっきりしないのだが。
来る途中、多田駅の近くを通った。多田駅は現在では兵庫県川西市と行政区が分かれているが、元々摂津の国。時代ごとに領域が変わるのも理由があり、またそこが興味深い。
多田と聞いて私はすぐ多田源氏やねといったらツーさんは多田銀山という。その土地土地に対する各人の思いもいろいろあるもんだ。

さて箕面からツーさんの案内で豊能を目指して走る。目指すは一庫ダム!実はこの一庫ダムは既に漕いだことがある。しかしそれは上の方。一庫ダムはほとんど川西市なのだが、南の一部が豊能町にかかっている。前に来たときはここまでこれなかったのでなんとか漕いでみたいものだ。

橋の上から見る一庫ダムの豊能側の水面は遥かにした。こんなんどうしようもないで・・と思いながら回りをグルグル回る二人。・・っと下に釣り人!これは絶対どこかにおりる場所がある。探すことしばしついに発見。流石に今度は急坂なので折りたたみにカヌーを使用。さあいざ湖面へ!

(橋の下は意外に広い。ダッキーは組み立て・撤収は一番早いのでこんな時は便利)
ヘラ釣りの人に一声かけていざ出艇。豊能だ!苦労した分だけ嬉しさがこみ上げる。しかしよくここだけ大阪府になっていたもんだ。考えたら凄いなあ。

(この穏やかな水面、うーん、のんびりするなあ!)

(岸にはツーさんが。。こうやって漕げるのもサポートしてくれたツーさんのおかげです!)
穏やかな湖面を満喫していざ撤収。ところで一庫ダムといってたけど湖の部分は知明湖という名前なんですね。漕いでいても池・・というより湖っ・・という感じです。
再びカヌーを担いで急坂を上る。ところどころに鹿の足跡。やはり水を飲みにくるんですねえ。

今回は湖いったけど、本当は余野川で豊能、箕面、池田ときて猪名川までいってみたい。またいつか機会はあるだろう!
ところでここまで来たら最後にもう一箇所いってみたい。しかし・・・地図でみても漕ぐところがない。そこで最後の手段、℡、℡「もしもし・・○△□・・・」よし!・・・続く