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カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

H19/5/5 大歩危一日目

2007-05-07 12:43:45 | ダッキーでカヌー

(やはり五月五日はこいのぼり、これも大歩危の名物です)
 GWはやはりどこかに出かけよう!ここはやっぱり四国の吉野だ・・ということでやってきました大歩危峡。
 前日夜仕事が終わって和歌山港へ。フェリーに乗って徳島港から高速とおって吉野川SAで車中泊。朝、いざ吉野川へ。
 この日はまず大歩危の豊永からスタートして上の写真のこいのぼりのところまで。私は今回は怖いのでダッキーで参加!AIREのリンクスⅠ。

(暑いので泳ぐのも楽しいなっと、スイムならまかせて・・)

 水量は約15トン、かなり渇水気味。スタートの豊永の上の瀬は順調にスタート、と思いきや下の瀬で誰か泳いでる!あっあれはNKさんだ、暑かったのかなあ?とにかくホールに捕まってるみたいなのでダッキーで突っ込んで声をかける。返事がないのでPFD引っつかんで引っ張ってクリア、どうも見えてなかったみたい。パニクると怖いね。落ち着いて落ち着いて。
 三段、岩原ときてパドルが1本流されたもののきわめて順調?って大変だろって・・

(高知県と徳島県の県境にある国境の瀬、渇水で岩だらけです)
 国境の瀬ではスカウティングして順番に、なぜか上から泳いでくるKRさん、よく無事で!でもできたら漕いできてくださいね。
 そのあとも平和な?瀬が続き途中に見つけた砂の急斜面。たまには砂の上を滑ってダイブ。こういうのもいいもんだ。とにかく無事怪我なくゴール。さあ明日はどうなるのかな?

(たまには砂の上で突っ込むぞ!)

H19/3/14 桂川 嵐山~水無瀬

2007-03-14 11:55:50 | ダッキーでカヌー

(阪急電車で嵐山に向かう。旅の始まりはいつもドキドキ)

 淀川水系は木津川、宇治川(瀬田川)、桂川(保津川)の3つの川が合流して淀川になる。それぞれ上流は急流もあり関西でも人気のポイント。その木津、宇治は合流地点まで漕いできてるのだがまだ保津はいってない。そこで今回保津川下りのゴール嵐山から三川合流までいってみた!

(奥に渡月橋が見える。さあ嵐山を出発だ!)

 朝、ゴールの島本町淀川河川公園へ。そこに車をおいて阪急山崎駅から電車にのって嵐山へ行く。電車の中で昔の光秀、秀吉の山崎の戦いを思う。いろんなところをツアーしてその場所場所での歴史に思いをはせる。なんと楽しいことか。
 桂駅で乗り換えてさあ嵐山だ。駅を出て公園を抜けるとそこはもう桂川。いつも保津川をくだって車を置くレストラン嵐山さんや市営駐車場が川向こうに見える。実は平成12年にこの公園まで下ってきたことがある。今回の艇はエアーヘッドTK2、相棒はヤマちゃん。さあここから出発だ!

(とにかく堰堤が多い。担いではエスケープの連続。浅いところも・・)

 川は普通の穏やかな流れ。所々浅いところもあるものの気持ちよく漕いでいく。しかし・・・昨日の航空写真のチェックではかなり堰堤があるはず。と思うとまず1ヶ目の堰堤。前回の紀ノ川ほどは大きくないもののやはり漕いではいけない。当然担いでエスケープ。なんと名神高速を越えるまでも約12KMほどの間に5つの堰堤。落差が4mぐらいのものもあり危険。しかもかなりわかりにくい。なるほどほとんど誰もいかないわけだ。
 まあ5つ目の堰堤をこえると結構ヘロヘロ。でもこういう時はファルトよりダッキーが楽。スピードは遅いものの壊れにくい。

(宇治川と木津川との合流地点の横、ちょっとビックリするぐらいの瀬。)

 最後の堰堤を越えるとすぐ鴨川との合流。いつかこの鴨川もいってみたい。でも浅くて漕げないだろうなあ。
 この桂川は下ってみるととにかく静か。特に鴨川も合流からしばらくは人家も道路もなく穏やかな景色が続く。そうこうするうちに淀城跡に横を通る。もちろん川からはみえないけどここがあの淀城があったかと思うと感慨深い。以前、有吉さんの「出雲の阿国」で阿国が淀城まで歩いてくるシーンを思い出す。本当に関西は歴史がいっぱいだ。
 ところでこの三川合流だが、今は木津川と宇治川が合流してから桂川と合流するが、明治までは先に桂川と宇治川が合流していた。どういった理由で川筋が変わったかも考えているのも楽しい。
 さてのんびりといっていた桂川だが前方に思わぬ瀬。ちょうど横が宇治川と木津川の合流の横に大きな瀬があった。右がまっすぐ2~3段ほどに落ち込み、左が一段下って直角に右カーブ。ちょっとファルトだったら破ったかもしれない。ここを越えるともうすぐ。ちょうど水無瀬川が京都府と大阪府の境界線。しかしここから公園はすぐ横だが上げるところがない。まあ道無き道を上げるのはいつものこと。ちょっと上陸ポイントとしてはおすすめできないなあ。ここまで21km、移動平均5.9km/h、全体平均4.9km/h。まあダッキーにしてはまあまあか。とにかくこれで三川合流達成。ヤッタネ。


H16/4/3 堺市浜寺水路

2006-10-06 13:37:40 | ダッキーでカヌー
 前回も登場した浜寺公園横の浜寺水路。高石市の工業地帯と浜寺公園を分ける水路で、珍しく通り抜けができる。なんでも昔、高石の工業地帯が火災にあっても安全なように水路で隔てたとか・・・大阪を語る上でやはりはずせないポイントである。

 この日(平成16年4月3日)は天気も良く、あわよくば水路沿いのお花見をしながらのツアーとなった。
 今回のカヌーはドラゴンフライ2、う-んちょっと剛性がないので乗りにくい。
 浜寺大橋の袂から出艇して目指すは泉大津。レガッタなどの邪魔しないように端っこをゾロゾロ進む。沿岸の桜はかなり散りかけ。でもまあ楽しいお花見、お花見。
 この浜寺大橋のところだが、その昔、遣唐船などの時代は浪速の玄関口となったところ。流石にカヌーでは低くて見えないが、仁徳天皇陵や履中天皇陵が見え国威を示したところ。そう考えるとゾクゾクするものがある。

 そうこうするうちに阪神高速の下をくぐり、いつも通ってる大阪臨海線。何度も書いたけどこの普段通るところをしたから見上げるのは楽しい。そして今度は上を通った時に川(海)を見るたびにその思い出がよみがえる。
 さて高石マリーナを越え泉大津港を右手に見ながら助松ジャンクションを目指す。しかしこの辺で強烈な浜風。
 残念ながら高石高校の横で断念してスタート地点の浜寺大橋へ。
 うーん、あの先にいってみたい。この気持ちがあるからまたカヌーにいきたくなる。
 ま、春の楽しい一日でした。

H18/8/10  川☆でびゅう!

2006-08-11 09:43:05 | ダッキーでカヌー

 待ちに待ったチビ(小2)の川デビュー、まっさらのヘルメットにライフジャケット、ウェットスーツも輝いてやってきました木津川笠置。今日の艇はお手軽ダッキー/エアーヘッドTK-2!さてどうなりますやら。
 始めは笠置から加茂あたりまで下ろうかと思ったけど暑いから却下。実は子供はツアーより水遊びが好き。大体ツーリングになると暑すぎてだれてしまう。いくなら9月後半ぐらいが楽かなあ。
 まずはライフジャケットを使って浮き方の練習。ライフジャケットは仰向けになると必ず浮く。子供用は股ベルトもついてるから抜けることもない。大体これやってるとラッコさんごっこになる。まあ実に2時間はラッコしてた。

(気持ちよさそうにラッコしてる。良く見ると石もってラッコ気分)

 でもこれやるときは水着だけでは身体が冷える。特に子供は寒いっていわないから要注意!
 そのうち岩陰のたまりで川エビ見つけた!そして飛び込みしたりタニシとったりと大忙し。まあ折角来たからちょっとだけ瀬もくだってみた。

(ゆるい所ときついところで顔が違う。ちょっと怖かったみたい)

 でも結局漕いだのは1.5kmほど。ただやはり慣れてくると危ないとこ行きたがる。やはり子供と行くときは絶対目が離せない!怖そうにみえるけど安全な所と、一見ゆるいけど危険なところはなかなか区別がつかない。
 今回、遊園地より川は楽しいといってくれた。う、嬉しい。お姉ちゃん(高2)の時は大失敗したからこのままカヌー大好きになってほしいものだ。(いつか失敗編も書こう)とにかく楽しい一日でした。

H18/4/4 光明池

2006-04-06 18:04:00 | ダッキーでカヌー

(泉北高速鉄道 光明池駅と車窓からみた泉北ニュータウン)

 ずっと前の事(もう23年前)だけど、堺市の泉北ニュータウンの中にあるヤングタウン(大阪府の就業者の独身寮だったかな?)に1年ほど住んでいた。風呂、台所は共同、電話は呼び出しだった!その時最寄の駅が泉北高速鉄道の泉が丘。まだ和泉府中駅などなく、休みに原付で光明池まできて、「山ん中!」と思った。
 その光明池をいつも漕いでる方がおられて、お花見がてらご一緒させてもらった!・・・かなり感動物・・・でも本当は漕いではいけません!
 さて例によって電車ででかけたけど、泉北高速鉄道に乗るなんて23年振り。このカヌーを通して昔体験したことや、本でしか(主に歴史の)しらないことに触れるのは本当に嬉しい。もちろん操る楽しさもいいけど、どうしても急流や白波立つ海なんかではあまり他の事考えてない!まあ私は両方好きなんだけど、ちょっと場所が極端かな?

 桜はあんまり多くなかったけど、やっと暖かくなってきたのでこんな感じ。
 しかしたまに池はいいなー。本当にのんびりですね。まあ私の場合、それが一日中では間がもたなくなるんですけど・・やはり貧乏症かな?
 漕いでるとアヒルにカモに・・カメが日向ぼっこ。

 まあ、こんな一日が楽しいのはやっぱり春ですね。でも相変わらず花粉症は辛い日々。まあ前の事考えたらましやけどね。