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カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

京都五条の橋の・・した? 鴨川前編

2009-04-02 13:42:00 | ダッキーでカヌー

 京都、大阪の北に位置して千数百年以上の歴史を持つみやこ。その京都のど真ん中を流れる鴨川、かねてより行きたいと思っていたもののなかなかその一歩を踏み出せない。しかし遂に意をけっして鴨川に出撃、今回の相棒は有名なファルト乗りのてっさん、彼は昼から仕事なので午前限定で偵察を兼ねていけるところまで行こうということになった。さて京のみやこは・・・

(賀茂大橋の上から・・右が高野川、左が賀茂川)
 鴨川にいままで行かなかった理由の一つにその川底の浅さがある。艇は何を使えばいいのか?今回も初めはファルトも考えていたが結局軽いダッキーに決定。元々静水用のOKAMOTOのレイクⅡ、なんとタンデムで7.8kgだ。
 艇にパドルやら装備をもって京阪電車で出町柳駅へ。てっさんからJRが人身事故で神戸線が止まってるとの事、まああせらずきてください。今日はどこまで行こうというのはなく適当に漕いで帰るつもりだし・・・

(賀茂大橋をバックに艇を組む、結構注目される)
 先についた私はあたりを探索、まあどこでも出艇はできる。あとは不審尋問(笑)に気をつけよう!
 ほどなくてっさんと合流、ポカポカした日差しのなかが気持ちいい。二人して艇を組んでると外人のお兄ちゃんが声をかけてきた。自転車で嵐山までいくそうだ。なんでも自分はタイヤチューブで川を降りたことがある。これで大丈夫か?・・・Ohノープロブレム・・・あと英語ワカリマセーン。でもなんか京都って感じです。そういえばバックパック担いだ若い外人さん多い。カヌー担いでても目立ってないかな??

(とにかく堰堤また堰堤、ほぼ100mおきに堰堤が続く)
 組んでいてふと思い出すのは鴨長明の方丈記「行く川のながれは絶えずして、しかも元の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。」
いい言葉だ。ちょっとその無常観が合わないが鴨川を漕ぐのにピッタリ。
 そういえばこの賀茂大橋は賀茂川と高野川の合流ポイントなのだがここまでが賀茂川、ここからが鴨川になっている。何故だろう?誰かご存知ですか?
 まあそんなこと考えながらも準備は整いいざ出発。ここからは100m置きに堰堤があり更に浅くて何度も歩かなくてはいけない。でもある意味それも楽しみの一つかな!

(丸太町あたりと思う。府立医科大と思ったけど違うのかなあ)
 とにかく気持ちがいい。春休みなので子供づれが多く、みんなが珍しいのか(当たり前か)手を振ってくれる。4-5歳の子供の団体が手を振って川原を走ってくるのは微笑ましい。こういう雰囲気いいなあ。
 しかしツアーは全然進まない。担いでは乗り、乗っては担ぎの繰り返し。ようやく丸太町を通過。さてどこまでいけるやら・・・

                                 後半に続く。


磐船街道 その不思議な道

2009-02-22 13:20:00 | ダッキーでカヌー
http://murata35.chicappa.jp/hosinomati/katanokodo/iwahunekaido.htm
 
 大阪の交野市から国道168号線を通って天の川の上流沿いに山を越えて生駒の北田原へいたる道筋、いわゆる磐船街道だ。上のHPにあるとおり古代からの主要な街道でもあり、磐船-星田という名前から空飛ぶ円盤や飛行船の伝説の残るところでもある。

(街道から離れあぜ道を怪しげな荷物を抱える二人組発見!)
 実はこの磐船街道は小学校5年生の時、父親に連れられ自転車で延々と登ったところ。磐船神社や巨石を回った覚えがある。また高校や大学の時は肝試しの場所、また今でも木津川に行くときは163号線の清滝街道かこの磐船街道を通っている。この磐船街道のちょうど大阪と奈良の県境に小さな池があるという。そこで早速地元民が集まって探検にやってきた。

(カヌーを組み立てずさりげなく散歩の人を装う某生駒市民)
 今回は4人で行くはずがメインの一人と日程確認ミスで出会えず。そこで残りの3人で周りを探索・・うーん、よくわからない。しかしほどなく1つの池を発見、時間もないのでここで漕ごうということになった。早速いつもの池用スペシャルダッキーをセットアップ、いざ行こう!

(有刺鉄線の中を漕ぐ怪しい人影、マスクで顔を隠している)
 まあ1周100mぐらいの小さい池なのですぐ1周できてしまう。そこで3人で交代しながら浮かんでみる。火曜日の青蓮寺湖といいこの生駒の池といい平和なところがつづいているなあ。ここから200mほど北に行けば大阪府に入る。まあいわば国境の池なのかな?

(池の基本はシングルパドル、そうすると水垂れがないので楽)
 いつものように10分弱ほど漕いで素早く撤収。そこからは職場まで20分かからなかった。
 やっぱり池はいいなあ。さあお仕事、お仕事。

寝屋川池めぐり その弐

2009-02-01 15:32:00 | ダッキーでカヌー

 寝屋川市には高宮、秦、太秦といった町名がある。元々帰化人の秦氏が住んでいたところで前にも宮前池(2008/9/20)で書いたが秦氏の秦河勝は聖徳太子の補佐でもありかなり古くからあるところ。でも案外知られてないんですね。
 さてNMさんについてたどり着いたのが高宮廃寺跡、住宅街を抜けうっそうとした佇まい。実は私はこの高宮廃寺に着た覚えがなかった・・・と思う。まあすぐ横の高宮あさひ丘には友達いてたから遺跡としらないで来てたかもしれないのですが??

 さてそこから少し上がると小さな池が見えてきた。ここはほとんどひと気もなく静かなところ。こんなところが寝屋川にもあったんですねえ。実は私の家のすぐ上も竹林になっていてそこも静かで池がある。まあかなり高いフェンスで囲われていますが・・・ 早速一漕ぎすることになった。こういう時ダッキーは膨らましたり畳んだりが楽、特に撤収はとっても便利だ。しかし闇漕ぎ用に買う人は少ないのでは(笑)

(地元のNMさん、ライフジャケットは目立たないよう下に着ている)
 池の上はとても静かだ。たまにはこういう時間もいいですね。ゆっくりと池の周りを漕いでいく。平和だなあ。池の一角だけ人家があるが先ほどのように横をひっきりなしに車が行き来してないので気楽なもんだ。ちなみにこの池は宮池下池という名前、この上に今は枯れてしまった宮池上池がある。

(池の周りは木々に囲まれひっそりしている)
 しばし漂って満足して撤収、この日はこれから出勤だ。なんか一日得した気分、ここならまた来てもいいかもしれない。これで大阪府内の池も寝屋川3、四条畷1、箕面1、能勢1、太子1、河内長野1、熊取1、狭山1、泉佐野1、泉南1、阪南1、和泉(堺市南区)1、堺市中区1、東区1、美原区1、大阪市阿倍野区1、天王寺区1の合計19箇所だ。やはり池はやめられないですねえ。ok

第5回ダウンリバーミーティングIN宇治川

2008-08-19 18:44:00 | ダッキーでカヌー

 毎月恒例のダウンリバーミーティング宇治川、実は今回は急遽予定変更。初めは8/10が予定日だったが宇治川の花火大会のため午前8時から川原への立ち入り禁止、そこで1週間スライドとなったのだが危ないところだった。知らずに行ってたらかなり困ったはず、連絡してくれたFさんありがとうございます。

 まあ何はともあれ17日夕方から雨の予報も朝は晴れ、スタート地点に車で艇を置きに行くときの京阪宇治駅の横の道、つい近道をとおもって入ったら高さ制限240cmでもうギリギリ。同乗のナマズ小僧さんに見てもらって数センチ差でセーフ、でもかなり怖かったです。
 そこからはゴールの伏見港公園へ。お盆も最終日とあって道路もすいてるので15分ほど、そこでみんな集まってさあ出発だ。いつものように電車であがって準備して、川がはじめての人もいてるのでちょっと陸上で練習練習・・・ちょっと水が少ないけど楽しくくだりましょうね。

 スタートして500mほどいったところでビックリ、渇水で沈んでいた怪しげな船体らしきものが出ていて1艇引っかかる。幸いにもすぐにはがせたのだがかなりビックリ。宇治川もいろいろありますね・・・

(観月橋手前の船宿跡で記念撮影・・・)
 まあそれからは順調?にサクサクくだる。水が少ない割には流れは早く、水深もわりあいあってほとんど底もすらないのでペースは以外に速い。私は今回ダッキー(レイクⅡです。2002年のAOKIカタログに載ってます)でいったのでかなり漕がねばと覚悟してたから思いの速い流れが嬉しい。こういう適度な流れならダッキーは楽勝だ。

(鉄道ファンではないが川からみる電車はいいものだ)
 そして中書島でゴール!今年4月、6月、8月と3回あった宇治川ツアーも今回が最後、のんびりコースのはずが意外とアクシデントがあったなあ!次は10月に2日にわけて海までのツアー、今度はロングコースです!

心・ウキウキ川遊び!

2008-08-07 07:46:00 | ダッキーでカヌー

 連日ツアーで忙しい夏休み、そんな夏休みのたまの休日はやっぱり川へお出かけだ。というわけでやってきました笠置のキャンプ場。さあはりきって水遊びにレッツゴー!

 まあ仮にもカヌーショップの店長がプライベートでいくのだからやはり安全第一。ウェットスーツにヘルメット、ライフジャケットはビローつきで頭も浮くから楽チンだ。それにお弁当やら水筒やら、なにかいたらもって帰る用のビニール袋、やはり川は楽しいなあ。

 笠置大橋から漕いで上がって大きな岩のあるところまでやってきた。迷路探検気分でご機嫌のお嬢さん。こんなとこカヌーがないとくるのも大変だもんなあ。

 その岩場をこえるといつもカワエビがいっぱいいてるとこ、実は流れが速いのであまり他の人はこないけど、そんなところにも安全なたまりがある。そこで今日もカワエビ発見、いっぱいいてるので手で十分捕まえました!ヨカッタヨカッタ。
(ちゃんと帰るとき放してます!)

(瀬を偵察、まあこれならいけるでしょ)
 そして更に上にあがってきれいな石探したりして一緒に遊ぶ。楽しいなあ!川原でもってきたご飯を食べてさあ瀬をくだることに。「どうする?怖いか?」「行く~」というわけでくだりましょう。下っていて顔に水がかかっても嬉しそうにはしゃいでいる。やっぱり急流くだりより凄いやろ・・でも1人でいったらあかんよ。

 そんなこんなで楽しい一日、ちょっとお盆は休めそうにないけどまたいけるときにいこーなー。