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TDD山岳会山行の記録

奥穂南陵後始末記1

2013-06-02 22:04:30 | 日記・エッセイ・コラム

5月下旬に6月を待たずに梅雨入りしてしまいました。5月には皆さんにご心配をおかけし深く反省しておりました。今野ですが名古屋に帰ってきてから、足先のしびれがとれず、5月中にはシビレが強くなり、痛みになり体重をかけると激痛になりストックをついて歩く次第となりました。病院で整形外科から神経内科に代わり先生曰く「足は凍らなかったけど、毛細血管が詰まり(血液濃度が高くなり)神経がやられちゃったんだね!シビレから痛みに代わるのは神経が再生しているためで安心していいよ。」と一発回答!整形外科でレントゲンとMRIまでとったのはなんのため?そこに山小屋H山荘から電話が入り「南陵に置いてあるザックどうするの?ガイドさんたちの評判になっていますよ。」・・・・・・!?結局、雪がある5月中(6月は天候不順でザックが谷底に転がり落ちる可能性が大とのこと。)にザック回収が決定しました。天候の安定している5月24日~26日(2泊3日小屋泊)に上高地~涸沢~穂高山荘~奥穂高~南陵の頭~ビバーク地点~南陵の頭(後は往路を戻る)こととなりました。足のシビレも残っているものの行けそうで4月のメンバー3名で23日夜名古屋を出発しました。沢渡に24日1時ごろ到着、テントにて仮眠後、タクシーを拾い上高地に到着し登山届を提出後AM5:45ただちに歩きだしました。平日の早朝の上高地は人気が少なく登山者しかいません。天気は2日間快晴の予定ですが、天気が良いと雪解けも進みザックが谷底へ・・・・梓川の雪解け水音と二輪草の群生を楽しみながら徳沢・横尾8:30到着ここからは、屏風岩を眺めながら本谷出合いへそこからアイゼンを履き涸沢まで雪の上を歩きます。(途中岩が落ちてきておりゆっくり休めません)涸沢ヒュッテに12:30到着。ここは生ビールとおでんが有名で、m&Kは泊まるか?なんて思いだしたのですが、Sさんに一括され、ザイテングラード横の雪壁をあがりました。アヅキ沢を詰めるのが一般的ですが、雪がグスグスでナダレる可能性もあったためザイテン横のほうが、ピッケル・アイゼンが効くと判断したためです。ただしバテバテのため、Kが穂高山荘に到着したのは17:00で夕食30分前でした。ただしバテすぎておかずと缶ビールで終わりました。Mさんはご飯大盛り・・負けました。

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