Remains of The Accidents

アクシデンツなページ

こどもの国

2010年07月19日 | 子供たち
夏だ!晴だ!プールだ!

先週から子どもたちと約束していたので、さっそく「こどもの国」のプールに出かけてきた
姫さまの同級生もいっしょに行くというので、ごぎげんだ

どうやら駐車場に車を入れるためには開園前に行かなきゃならないというので
今回は電車ででかけることになった

電車と聞いただけで鉄王子は異常に喜んでいた

すっかり夏空になったころに出発していったのだが、途中乗り換えて2両編成の
こどものくに線で現地に到着すると・・・・おお、プールに向かう人たちでいっぱいだ

駅前のコンビニでおにぎりを仕入れて、園内の芝生でゆっくり食べてしまってから
いざ、プールへ!

まさに芋洗い状態だけれど、王子も姫も友達もキャーキャー騒ぐほど楽しかった
プールが終わったら、遊具で遊んでソフトクリーム食べて・・・とフルコース

帰り道、遊びつかれて眠ってしまった王子を抱いて駅前からバスで帰ってきた
楽しかった、楽しかった、また行こうねと笑顔の姫さま
子どもの笑顔は何よりもの栄養剤だ
これで父も元気になるのだ







うまいものを食べて、行きたいところに行って、楽しむために
心無く嫌な仕事も我慢して引き受けているのだ

実のところ、友だちと約束していた姫さまは
ママがなかなか連絡をとってくれないことや、近所の小さいプールにしたらどうかと
云うことがストレスになっていたらしく、行き先をこどもの国にして待ち合わせの
場所をきめると俄然元気になってきた

ママさんが直射日光を嫌ったり、友だちんちの事情を勘案するのもわかるが
紫外線に当たったら皮膚ガンになるのも俄かに信じがたいし
友だちんちの話は友だちんちの話で、ウチが気を遣う話ではない
別にウチだけでも出かければいい

こんな夏空に、冬にでも行ける温水プールにでかけるのはイヤだ


父は生きている間にしかできないことをしていくのだ



そして、決して皮膚ガンでは死なないのだ

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出張がてらの帰省

2010年07月19日 | つれづれ
先週は、たまたま関西に出張があり週末は実家に寄っていた
実家には母親が健在で、あちこち悪いところもあるようだが
年寄りは年寄りなりに元気にしていた

何よりも夏休みにうちのチビたちが来るのを楽しみにしていた

父が幼いころから可愛がってもらっている近所の八百屋さんがあり
そこのおばさんもウチの姫さまに一度会いたいと云っているらしい
もう既に(父は)近所で可愛がられる歳でもないのだが
未だに近所では子どもの頃のあだ名で呼ばれている(恥)らしく
ちょっとしたことがあると話題になるという

ただ、父の実家に帰ることに関して、ウチの奥さんは非常にネガティブだ
まあ子どもたちだけ連れて帰ればよいのだが、それはそれで気に入らない
ことらしく、なんだか毎日ムツカシイ

そんなことは別にしても

日本全国、夏休みになれば久しぶりに実家に帰って家族の顔を見て
みんなで楽しく過ごすのが一番だ



父は、最近の出来事から
生きてるうちにしかできないことをしていこうと決めている

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おとこの子と母親

2010年07月13日 | 子供たち
昨夜帰宅すると姫さまが泣いているではないか
どうしたの?と訊く父に
プールノートが無くなったという

泣いていても何もよくならないから
木曜日のプールのあとから順番に思い出していこうよ
学校から帰ったときにはどこかにあったの?

と、ゆっくりと諭しながら追いかけていった


結果は、食卓の上に置きっぱなしにしていたので
恐らくママが広告を片付けたときに一緒に捨てて
しまったのだろうということになった

最近、ママさんは姫さまにキツイ
色んなことがしっかりできない姫さまも姫さまなのだが
頭ごなしに
「だから云ったでしょっっっ!!!」
「何回同じこと云ったらわかるのっっっっっ!!」
「もーーーっ、いいかげんにしなさいっっ!!」
とヒステリックに言い出す

そのことをママさんに伝えたら

最初はちゃんと筋道をたててわかるように言ってるけれど
あまりに理解してくれないから、言い方もキツくなる

と言う

母親のヒステリーは本能なのだろう
実家の姉も母親にうるさく咎められていたが、50歳になる
今はずいぶん仲良くやっている

ママが怒ったときは父がやさしくするから
父が激怒したときは加勢せずに子供たちの味方になってよね
両親ともにプリプリすると子供によくないからな

と話した



先週亡くした友人には5歳の男の子がいた
父親の棺を覗いてはワーっと叫んで走り去っていった
従兄弟か仲良しと思しき子供たちとつるんでは
走り回っていた
元気な男の子だ

恐らく、彼は1回目に倒れてから子供と十分に遊べなかったろう
そう思うと、少々のしつけより元気な笑顔が見たくなる

だけど、残された彼の奥さんは厳しい
残された子供の時間の方がよほど長いのだから
世間でバカにされないようにしていくのだろう


子供たちの笑顔は、大人たちが守って伸ばしてやらねば









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さよなら僕のともだち

2010年07月10日 | つれづれ
さよならを告げに行ってきた
もう開くことのない瞳に

写真の中の彼はいっしょにブラブラしていたときのままだった

彼に...

"Slip sliding away"

Slip sliding away, slip sliding away
You know the nearer your destination,
the more you slip sliding away

God only knows, God makes his plan
The information's unavailable to the mortal man
We're workin' our jobs, collect our pay
Believe we're gliding down the highway,
when in fact we're slip sliding away

Slip sliding away, slip sliding away
You know the nearer your destination,
the more you slip sliding away


"American Tune"

Many's the time I've been mistaken
And many times confused
Yes, and I've often felt forsaken
and certainly misused

I'm just weary to my bones
Still, you don't expect to be bright and bon vivant
So far away from home
So far away from home

And I don't know a soul who's not been battered,
I don't have a friend who feels at ease
I don't know a dream that's not been
shattered or driven to its knees

But it's all right, it's all right
For we lived so well so long
Still, when I think of the road we're traveling on
I wonder what's gone wrong
I can't help it, I wonder what's gone wrong


大空を舞うときも、いつもの荒木でいてくれ



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生きているということ

2010年07月06日 | つれづれ
昨日、友人が死んだ
会社では後輩だったけれど、自分は友人だと思っていた
自分が宮崎にいたときに、一度倒れた

脳梗塞だった

その話を聞いたときには、既に一命を取り留めて
リハビリを行っていた

とんがっていて敵の多いヤツだった


去年4月、不本意ながらまた東京に移ってきたとき
同じビルにヤツはいた
いつもの笑顔で笑っていた
「お前、大丈夫か?いろいろあったんやろ」
「えぇ、もう酒も飲めないんですよ」
つながらない会話
でも笑顔は独身寮にいたときと変わらなかった

リハビリは大変だったみたいだけれど
彼は昔のままだった
とんがって皆に嫌われていたことは
通り過ぎた昔の話になっていたが
誰も彼の側にはいなかった

あれから1年

彼は関係会社に出向になり会うことも少なくなった
油断していた

木曜日に事務所で倒れたという
そんなことも知らぬまま、子供たちと遊んでいた

昨日の朝、5時41分に亡くなった



彼は自分の後輩であり、自分は彼の先輩だ
そして友人だ

泣いても泣いても彼は帰らない
彼の死は誰のせいでもない

色んなことを思い出す
東京に連れてこられたとき、独身寮で最も親しくしてくれた
休日には、一緒に渋谷や新宿に出かけた
スキーも、テニスも、飲み会も、一匹狼の彼が自分を
独身寮からつれだしてくれた

色んなことがあったと聞いたが、どんなことがあっても
死んだらあかん


死んだらあかん







何よりも彼にもう会えないということ
彼ともう話せないということ
それが何よりつらい

享年44歳


皆がいうよりもデリケートでナイーブで寂しがりやで
温かい、それでもっていじっぱりの道産子だった

荒木、帰ってこいよ
なぁ、荒木

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