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Remains of The Accidents

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卒業式だった

2025年03月27日 | 子供たち

先週は長女の卒業式だった。

はじめてのピアノ発表会で舞台の上から手を振っていた子が晴れやかな着物に袴をつけて
友人たちと話している光景は、父親にとってはなんだか不思議な光景だ。

おかげさまで元気に学校を卒業して、月末には就職した先の独身寮にはいるという。

もう出て行ってしまうのかと思うと、やはりさみしいものだ。

卒業式は通っていたキャンパスで行われ、式典のあとに教授とともに近隣の神社で
集合写真を撮影した。

カメラマン役を仰せつかったのでバシャバシャとシャッターを切るのだが、ピントがあって
いるのかいないのか、この眼ではもうよくわからない。

ブレないようにしっかり構えて撮影しているのだが、あまりうまくはとれていないのでは
ないかと心配してしまう。

このデジタル一眼のカメラも長女を撮るために購入したもので、ずいぶん旧式になってしまった。

今どき、iPhoneのカメラ機能の方が数段上の性能だ。

数年前に野鳥を撮りたくなり、レベルアップも考えたけれど購入には至らなかった。

もう撮影する相手がいないのだから仕方ないよなと一人つぶやいていた。

その後、なぜだか長男もキャンパスにやってきて合流した。

この弟君は姉のことが大好きなのだろう。いつもこそっとやってきては傍らにいる。

あと3年もすれば弟君の卒業式もやってくる。

さすがに男の子の卒業式にはいかないだろうから、これが最後の卒業式だろう。

晴れ着が苦しいというので食事もせずに帰宅。

彼女は、翌朝には袴を返しに行ってきてから引っ越しの準備を始めた。

段ボール6箱ほどの小さな引っ越しだ。

独身寮は勤務先を挟んではいるが、自宅からそう遠いところでもない。

いつ帰ってくるかわからないので、基本的に部屋はそのまま。

そういえば、何十年か前のことになるが明石から世田谷に引っ越した
とき、見送りに来てくれたY君をおいて新幹線が走り出すと無性に
さみしくなったことを思い出した。

去る者と見送る者、春は別れと出会いの季節だ。

長女もこれから色々な出会いと別れを繰り返すのだろう。

 

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