１０年ぶり

昨夜、静岡に来たての頃よく通っていた食堂に、殆ど10年ぶりに立ち寄った。
行かなくなったのは、道路が付け替えられたり、駐車場が狭くなったりといった外部的な要因もあるし、私が結婚して外食しなくなったりとか言う私的な事情もある。で、また最近一人暮らしになったし、道路工事がさらに進んで、その店に入りやすくなったということも重なっている。何はともあれ、その前はよく通っていたから、つぶれてないことも知っていた。外観は全く変わっていない。

で、久々の訪問。店内客一人、内装も変わってないし、メニューも変わってない（値段に修正あとはあったけど）。で、多分、かつて一番食べたチキンカツ定食(850)を注文。変わってない!!　うまい。

お父さんは髪が真っ白になり、皺が増えた。お母さんは少し肥えた？　でも、相変わらず話し好きで、こっちを思い出しても居ないのに話しかけてくる。他の客が居なくなってから、10年ぶりだというと、お母さんは思い出したと嬉しそうに笑う。チキンカツをよく頼むにいちゃん。お父さんも微妙な表情。
そこから盛り上がって、小一時間の滞在。ホントに憶えてたかどうかはこの際問題じゃなく、なんだか家族のようにお互い嬉しい嬉しいを連発。

このおじさんはただ者ではない。そろそろ70？　でもダンディ。よくしゃべる。健康ネタ、料理ネタはもちろんだけれど、行政批判、教育問題になんだか強い。大学批判をされつつ、でも励まされる。

こういう人が、良いね、といってくれる大学にしなきゃな、と思いながら帰宅。

たまたま昨日は写真入りで自分の関係しているイベントの記事が載っている静岡新聞もそこにあって、感激の一夜になった。

これからまた巡回ルートになる予定。