バイクも仕事も走ります。

バイクででかける。美味いものを食べる。は継続。弁理士の仕事のはなしを加えていきます。

ちまちま中間処理3

2024-06-30 21:35:28 | ひとりごと
弁理士近藤充紀のちまちま中間処理3

拒絶理由
使用する剤についての相違点、用途についての相違点が認められた。

それぞれについて、別の引用例の記載から、本願の構成に代えて、引用例に記載のものを用いることは当業者ならば容易に想到できるものである、として進歩性が否定された。

対応
請求項1につき、数値限定したうえ、進歩性を有する旨を主張

結果
当業者が適宜なし得ることである、との理由で進歩性なし、との判断

前回、前々回とほぼ同じ。前回の件と双子の兄弟のような関係。実は三つ子の関係だった。

他の引用例との組み合わせは容易であるのか?の考察が必要。

複数の構成からなる物の場合、各文献において、最善の組み合わせ、その割合を記載しているもの。明細書の記載技術として、他の構成を加えるのも「可」としているが、他の構成など加えてもらっては困る、というのが発明者の本心でしょう。その本心は、ちょっとしたところに出ている可能性はある。比較例、従来技術の後半部分などの記載を注意して検討すべきではあるでしょう。

別の観点で、本願の構成を引例に加えると、複数の構成からなる引例の発明のどこかに、不調が生じる場合も考えられる。なぜならば、引用例の発明も、引例の発明者にとってベストの構成を特定しているので、そういうのがあれば、もしくは、技術常識として別文献にあれば、組み合わせ、もしくは、変更は、容易とはいえなくなる。




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ちまちま中間処理2

2024-06-28 21:46:33 | ひとりごと
弁理士近藤充紀のちまちま中間処理2

拒絶理由
本願の請求項1に係る発明と引用例Aに記載の発明を対比し、一致点が認められたものの、用途について両者は相違することが認められた。

しかし、引用例Aに記載のものに代えて、引用例Cに記載のものを用いることは当業者ならば容易に想到できるものである。

として進歩性が否定された。

対応
請求項1につき、数値限定したうえ、進歩性を有する旨を主張

結果
当業者が適宜なし得ることである、との理由で進歩性なし、との判断

前回とほぼ同じ。前回の件と双子の兄弟のような関係。同じ拒絶理由につき同じ対応して、同じ拒絶という結果に至った。

拒絶理由通知を受けた際に、先方にどのように報告するかの問題。

最終判断は客先がするとしても、拒絶理由の概要くらいは、当初にしておかなければならなかった。

組み合わせに係る進歩性否定は、組み合わせを認めてしまうと、覆すのは非常に困難である。

であれば、主引例中の記載に本願発明の相違点に至る動機付けとなる記載もしくは示唆するような記載があるかどうかの検討を行っていただくように方向付ける。拒絶理由通知の備考欄には、この点があいまいなことが多い。

数値範囲の限定補正をしても、当業者の設計事項の範囲内である、との理由で認められないおそれが非常に強い。

より具体的な策は、次回以降にて。

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ちまちま中間処理1

2024-06-25 21:30:20 | ひとりごと
弁理士近藤充紀のちまちま中間処理1

拒絶理由通知書の概要

進歩性

本願の一致点と相違点を認めたうえ、引用例には、・・・であるから
、該・・・剤とするにあたって、主薬を・・・に代え引用例
Aの・・・剤の処方を適用することは当業者ならば容易に想到できるものである。

要は、相違点についても、他の文献を適用することは当業者にとって容易である、との認定

対応
一部の剤について、~ 重量%に限定したうえ、進歩性を主張

拒絶査定
・・・例えば ~ 重量%等の範囲で配合することも当業者が適宜なし得ることである。

当業者の設計事項である、との定番にて、一蹴されたかたち。

この結果は、依頼者からの指示書を見た時点で分かっていた。

対応案を再考すべきことを当時の責任者に申し出たが頑なに拒否された。

代わりの案も考えつかなかったこともあるが、悔しい一件であった。

依頼者から送ってきた指示書をちゃぶ台返しするわけにはいかないのは分かるが、自分は、どこで仕事をすればよかったのだろう。

拒絶理由通知を依頼者に送るときに、対応についての概要は示しておくべきもの、だろう。
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寒いのに九州遠征ツー 5

2024-03-20 15:01:12 | ツーリング
12月5日の日記

帰りのフェリーは、往きと違って、通常の2等の上、という表現はないが、雑魚寝部屋より一つ上、例えていえば、カプセルホテルみたいな、コンパートメントみたいなんがある部屋。ある程度の荷物もあるので、カプセルホテルよりは狭くなる。

寝心地悪く、ほとんど寝れない。

朝早くに飯を食う。5時台だったかな。

安いと思ったら、簡易なやつ。とはいえ、一般よりは高い。吉野屋あたりが、出店してくれれば、助かるが。

定刻に着く。

家に向けて走る。

12月5日のことは、正確に言えば、ここから。

港からすぐの入口は入り損ねたが、順調に阪神高速に入る。

走行距離 24.1km
総走行距離 752.3km
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寒いのに九州遠征ツー 4

2024-03-18 22:53:49 | ツーリング
12月4日の日記

唐津から夕方までに門司に着くように。

幹線道路つかえば楽勝ながら、ところどころ寄っていきたい。

どっかいいとこないか、と海岸線沿いの道を走行。

糸島いうところで多少の半島状になっているので、行ってみた。

いいところではあるが、立ち止まるべきところもなくそのまま過ぎる。

福岡市内に入る。

都市部ということで、混雑もあり。

志賀島の案内があったので、そちら方向へ。

新規開発中みたいな場所かな~などと思いつつ走ると、海をわたる細い道。

志賀島には着いた。

休憩と昼飯どころを・・・公園らしきものがあったので寄ってみる。

金印公園

高台にのぼる、5分強

海がキラキラ。景色がいい。

金印関係の写真は撮り忘れた。







走行前に飯処を検索

すぐ近くにある。

ママドック叶浜店

パパドックというほうをいただく。
ママドックよりボリュームあるらしいので。





この日はラーメン食うものとばかり思っていたが、違うものになってしまった。

飯後は島をぐるっと回る。

気晴らしにはいいとこではなかろうか。

16時門司に着くので、下道走行してたらちょうどええかな、と進む。

宗像あたりから幹線国道に乗る。途中から都市高速からの九州道

次は、宗像あたりから続きにしよう。

門司で高速を下りてフェリー乗り場へ。

右向こうの方向の高速道路から、火柱が見えるくらいの燃えているのが見える。

そちらの方をちらちら見ているうちに、フェリー乗り場の左折を見落としてしまった。

この辺は、飯食うところないし、時間も飯時間ではないし、、で、フェリー内で飯を食うことになった。

走行距離 193.2km
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