一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2016.1.24 もみじ谷 ツツジオ谷

2016年01月24日 | 金剛山
この日からこにの冬一番の猛烈な寒波が入り込むというのでそれなら氷瀑を見に行こうと思い登りにもみじ谷、下山にはツツジオ谷と一粒で二度美味しい山行をしようと思い8時20分富田林駅始発水越峠行きのバスに乗ることにして自転車で駅に向かう。
15分ほど前に10人ほど並んでいるバス停に着き乗り込むが、次から次と登山者が乗って来て発車する時には立っている人も一杯の満員だった。
皆樹氷や雪景色の非日常を楽しみにしているのだろう。
葛城登山口で半数の人が降りたが今日は終点の水越峠でバスを下車。



雪の付いている林道を気を付けながら進むが吹き抜ける風が冷たくてフリースの帽子の上からバラクラバを被る。
カヤンボの休憩所まで行く頃には身体も幾分温まって来たので着ていたベストを脱いで6本アイゼンを装着した。

今日は凍った谷筋を行くことを考えて厳冬期靴を履いてきたのと12本爪アイゼンも持ってきたが6本で大丈夫そうだと判断する。
今日一日の天気予報は曇りで寒波のせいで一日中冷たい風が吹くのではと思っていたのだが谷筋ということもあり強い風があまり吹かず時折青空が見え出した。
やはり雪景色に青空は最高のコンディションだと思う。



今日の雪景色のもみじ谷を歩いていて一時八ヶ岳の黒百合ヒュッテに出るまでの樹林帯の中を歩いている記憶が蘇ってきて懐かしく当時のことを思い返したりしながら高度を上げていった。
やがていつも見入るV字谷に到着したのでリュックを降ろしてペットボトルのスポーツドリンクを飲むと上の部分が寒さでシャーベット状になっていたので美味しかった。



そこからほどなくして目指す第6堰堤に到着。
半分ほどだが素晴らしい氷瀑となっていて近くまで寄って楽しむ。







氷瀑を楽しんだ後谷筋を少し進み左手の尾根筋へと取り付く頃には青空が広がりだし樹氷とのコントラストがとても綺麗でここへ来たことに喜びを感じる。





ここからが最後の急登となるので息を切らせながら石柱のある分岐に着いた時にはやれやれだった。
いつもは左に進んで転法輪寺の横っ腹に出るのだが右手にとって売店裏へと向かい関空の見える所へと行く。
今日は空気も澄みきっていて関空はおろか明石大橋まで望めた。





人の多い国見城跡を通って捺印してもらい気温を見ると-11℃だったが思ったより寒くはなかった。







今日は山頂では寒くてカップ麺を食べるどころではないだろうと思って香南荘のそばか山頂売店のそばを食べるつもりにしていたのだが陽が当たるとポカポカしているので空いていた国見城跡ベンチでカップ麺とオニギリを食べてお昼にする。
次々休憩しそうな人達がいたので食べ終えるとすぐに荷造りをして下山にかかる。
下山はツツジオ谷を目指し歩いているとネットでチェックしている方が登って来られたがちょうど動画撮影されている様子なので声を掛けずに進む。
後で情報のお礼を一言言っておけばよかったかなあと思った。
ツツジオ谷の第二の滝?の氷瀑も趣がもみじ谷とまた違って見事で荘厳な面持ちだった。

















ここの氷瀑も十分楽しんだ後下山にかかり最後の腰折れ滝も堪能した。



そして林道へと出てアイゼンを外しバス停に向かうと5分ばかしで富田林駅行きが来たので乗り込んで帰った。

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2 コメント

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いいですね! (A)
2016-01-25 16:38:22
ダブルで氷瀑を見られて良かったですね!(^o^)/
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楽しかったです! (konchan53)
2016-01-28 19:45:45
Aさん有難うございます。
期待していなかった天気にも恵まれて良い山行が出来ました。
次回もどのルートを登ろうか悩んでます。
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