一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

思い出の山行2 剱岳

2015年03月15日 | 思い出の山行
さかのぼること7年前、平成20年10月4日(土)と5日(日)に天気が恵まれそうなので一度は登ってみたいと
思っていた剱岳に挑むことにして剱山荘に予約を入れる。
4日早朝に扇町バスターミナルに向けて車を走らし、ケーブルカーやバスを乗り継いで室堂に到着。

天気はどんよりしていたが雨の心配もないので乗越に向けて紅葉が進んでいる中を歩く。



乗越までさほど苦労もなくあっという間に登れたので、こんなことなら室堂から立山に登ってから縦走すればよかったと後悔する。

十分時間があったので乗越から立山への縦走路を歩いて立山の景観や明日登る剱岳を眺めて至福の時を過ごす。





十分楽しんだ後剱山荘へと剱沢を下り、小屋の晩御飯を頂いて早々に就寝する。


翌早朝、暗い中ヘッデンで剱岳に向けて登りだす。
やがて鹿島槍ヶ岳の向こう側から徐々に夜が明け出し、見事なグラデーションを楽しむことが出来た。



登ってきた道もモルゲンロードに輝き好天に恵まれたことに嬉しさがこみ上げてくる。

稜線に出ると遠く湾曲した富山湾が見渡せ、剱岳のシルエットが伸びていた。

剱岳は岩と雪の殿堂と云われるだけあって岩稜地帯と連続で、やがて山頂直下の核心部といわれているカニのタテバイに到着。




ルートがしっかりマークされいているのでさほど苦労もなくやがて山頂に到着した。









青空の下、山頂からは非日常の素晴らしい景色が見渡せて風もほとんど無かったのでカップ麺を食べたりして
ここへ来れたことの喜びに浸りながら長らく楽しんだ。
後ろ髪を引かれる思いだったが支度をして山頂を出発、下りの核心部カニのヨコバイも足場に注意して難なく通過する・





前剱から登ってきた剱岳を振り返ったりしながら名残を惜しむ。


剱山荘で預かってもらっていた荷物を引き取り乗越を目指す。


乗越を過ぎて室堂の景観を眺めてやがて山行を終えた。





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