見見楽楽 ~九州ぶらり放浪記~

おむすびころころ
鹿児島を中心にあちこち出歩いております。

土曜授業と薩摩の伝統遊技『ハマ投げ』

2016年01月09日 16時10分52秒 | わが街紹介
今日は第2土曜日。

鹿児島市内の小学校は、昨年10月から始まった土曜授業です。

小生の子ども時代は当たり前だった土曜日の授業が完全廃止になったのは2002年4月。

詰め込み教育の改善や公務員の週休2日制から生まれた週5日制の学校教育。

5日制の実施で時間的にも精神的にも「ゆとり」をもち、子供自らが「生きる力」を身につけてゆく…

たしか、そのような趣旨だったような!?

あれから14年…

その成果は、「ゆとり世代」という悪意のある言葉と「生きる力」を欠いた子ども達。

月1回の土曜授業でどう変わるんでしょうか?



写真は、本日行われた近くの小学校で行われた6年生の授業の一コマ。

薩摩の伝統的な遊びである『ハマ投げ』です。

テニスやバレーボールのようにそれぞれのコート内でボット(木の棒)で「はま」と呼ばれる直径5センチ程の木の円板を打ち合うゲームです。

地域のおじさん達が特別講師として指導していました。


元々、この小学校は、薩摩藩時代の郷中教育が盛んな地区であり、

今でもその教育理念を今に伝える活動をしています。


うそをいうな。

負けるな。

弱い者をいじめるな。


大人になる為に人として当たり前の事を厳しく教えたそうです。

現代でも、子どもの教育は、「家庭・学校・地域」が大切だとと言われています。

変わりゆくニッポン人が心配されている現代、

150年前の教えを振り返るのも良い時期かもしれません。







ハマを投げ





ボットで打ち返す



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